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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン4 16話ネタバレ感想

S.W.A.T.: Season Four [DVD]

エピソード16『立てこもり』“LOCKDOWN”

あらすじ

判決を受けるため裁判所に移送されたメキシコ系ギャングのディアス兄弟と仲間たちが、保安官代理2人を殺害し、大勢の人質を取って立てこもる事件が発生。たまたま別の裁判の証人として出廷していたホンドーとディーコンは、銃声を聞いて飛んでいこうとするが、判事の判断で法廷はロックダウンされてしまう。

立てこもり

立てこもり

  • シェマー・ムーア
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ネタバレ感想

北LA郡の裁判所へ、市のために証言をしにやってきたホンドーとディーコン。

何故かディーコンは全く違和感がないのにホンドーのスーツ姿はかなり新鮮に感じます。

ホンドー達が来たのは、ガサ入れに巻き込まれた市民が怪我をしてしまった件で、被害者が法外な損害賠償を要求したため、市に落ち度はなかったと証言するためでしたが、いざ来てみれば被害者は示談金を引き下げる気があるにも関わらず、市がそれを拒絶し、弁護士の〈トニー・ジェイコブズ〉が手を回して警察擁護派の判事が担当するよう仕向けている事まで分かって嫌気がさすような話でした。

ジェイコブズに対し、証言するかどうか迷っていると話していた矢先、4人の未決囚がロビーに出て警備から奪った銃を発砲。

セキュリティ上の規則で、入り口にて武器類を預けている2人ですが、銃声を聞いて思わず腰のホルスターあたりに手をやる仕草がどこかカッコ良いですねぇ。

発砲を把握した判事が安全措置を取って扉の自動ロックボタンを押したため、こんな近くに格好の精鋭が2人居るにも関わらず、ホンドーとディーコンは法廷に閉じ込められてしまいなす術もない状況に。

他のチームは出払っていて、非番から駆け付けたチーム20だけでの対応となり、ルカも久々に現場へ出ています。

外にはジムやタンも集まってきて、中にいるホンドー達と電話で連絡を取り合い状況確認がなされます。

記録によれば暴れて立て篭もっているのは〈ディアス兄弟〉〈リオス〉グズマン〉の4人組で、9人処刑して今日終身刑の判決が出る予定だった“ロス・マグス”の一員だとか。

身動きが取れないホンドーに代わって、今回指揮を執る責任者はルカに委ねられました。

ディアスの要求は40分以内に逃亡用のヘリを用意する事。

ディーコンとホンドーは、室内の電源パネルを弄って安全装置を解除して脱出口探し出し、6階の窓が開く事を確認すると同室の中にいたメンバー4人を外へ逃がし、自分達は中に残ります。

いくらSWATでも武装した相手に対して、武器もベストもないというのは本当に心細い。

レスキューマットに気付いた敵側がマットに向けて発砲し空気を抜かれてしまったので、他の人質を同じ手で脱出させる事は出来なくなってしまいました。

外との連携で、銃の保管庫のスペアキーの場所を警備から教えてもらい、キーを見つけるも、保管庫は強引にこじ開けられて既に中の銃は無くなっています。

更には訪問者リストからロス市警の2人が中にいるとバレてしまい絶体絶命のディーコンとホンドー。こんな時にでも証言を無碍に断ったのは良くなかっただの、正義を曲げるわけにはいかないだのと言い合いになる2人は緊張感があるんだかないんだか。

スマホを隠し持って自ら囮になったホンドー。天井裏に隠れていたディーコンの降り方はスパイダーマンのようでちょっと笑ってしまいました。

1人法廷に残った結果、敵に見つかり手酷い扱いで怪我を負ったジェイコブズも同じ場所に集められていて、応急手当てをしてやったホンドーは彼と打ち解ける事が出来て、ディーコンの言った通り仕事だから仕方なく遂行しているものの、今の裁判はおかしいという同じ考えの持ち主だった事も分かりました。

 

突然降りかかった責任の大きさに押し潰されそうだったルカも、ファウラーから戦地で亡くなった弟を全力で助けてやれなかった後悔の話を聞いて、気持ちを入れ替えられたようです。

ルカは、ディアスの要求したヘリを用意したと見せかけて、そのヘリにチームを乗せて屋上に降りさせると気付かれる前に素早く潜入させる計画を考え付きました。

チームは待機していたディーコンと合流し、ベストと銃を手渡すと揃ってホンドーらが捕らえられている法廷を目指します。

1人ずつ人質を連れてヘリに乗り込む外側と、まだ多くの人質の前で法廷に残っている内側と、連携を取られているからには、4人組を両サイドから一気に制圧するしか道はありません。

既にヘリに乗り込んでいる1人目をルカが狙撃し、ヘリに移動しようとしている2人目と3人目を待ち伏せていたチーム20の面々が同時に確保。

それに合わせてジェイコブズに隙を付かせる行動を指示していたホンドーがディアスの銃を奪い取ります。

非常階段に逃げ込んだディアスは上からのホンドーと下からのディーコンに挟まれ射殺され、長い1日がようやく終わりました。

いやぁ……このエピソード、ドンパチこそないものの、非日常感があって個人的にはかなり面白かったです。

 

カレンの病室に出向き、肝臓病の末期で薬物使用歴のために臓器移植に登録できず、残る道は適合する近親者からの生体移植しかないと医者に聞かされたジム。

なんだかんだ情に脆い優男のストリートがこれを聞いて突っぱねられるはずもなく、適合するかどうかの検査を受ける覚悟をしてしまったようです。

手術はリスクも伴い、全てを失う事になる可能性だってあるのに……と止めるクリスですが、やはりジムは母親を見殺しにはできないんですよねぇ。

ここでクリスが動きます!!

カレンの病室を訪ね、半年薬物を断てば移植待ちリストに登録できるにも関わらず、近道を見つけて息子を利用しようとしていると指摘し、支え以外何も要らないと断らないのであれば黙っちゃないと宣戦布告してくれました。

モリーの時にはお節介に思えた介入が、クリスだとこうも頼もしく健気に思えるのは何故でしょう。

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▼次回、エピソード17

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