何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン5 8話ネタバレ感想

S.W.A.T. - Season 5 [DVD]

エピソード8『善意のシェルター』“Safe House

あらすじ

スペイン系のジェニ・モレノという女性が男たちに追われ、酒店に逃げ込んでくる。男たちはジェニをさらって逃走するが、店に取り残された犯人の1人をSWATが捕まえる。彼の体にある焼き印から、ホンジュラスのギャングが拉致に関わっていることが判明する。ママ・ピナという女性が、不法滞在で行き場をなくした女性たちをかくまうシェルターを提供しており、ジェニもそこに滞在していたことを知ったクリスたちはシェルターを訪れるが……。

ネタバレ感想

酒店に銃を持った男達が乱入して発砲騒ぎを起こし、現場に居た1人は逮捕しましたが、撃たれていた店主によれば直前に駆け込んで来た若い女性が3人の男たちに連れ去られた、と。

女性の身元は不明で、逮捕した〈オチョア〉は仲間から置き去りにされたというのに黙秘を続けております。体に入れられていた“RC”の焼き印だけが手がかりです。

女性は、店主にスペイン語で「匿って」と繰り返していたようで、普通なら「警察を呼んで」というところなのに警察を呼ばない事情があるとすれば不法滞在の可能性が高く、身元の特定はより困難になりそう。

本部には、以前ルカの奮闘で捜査協力させたご近所のマーコスが訪ねてきており、行方不明の女性について話したいという人を連れて来ていて「俺の家族みたいな人であんたしか頼れない」と訳ありな様子。

axxi.hatenablog.com

ルカが引っ越した当初に比べてこんなにも頼りにされるとは感慨深い。ルカは人情味溢れるキャラNo. 1だし当然と言えば当然かもしれませんが。

相手が女性だということでクリスも付き添い、〈ママ・ピナ〉に会いに行き酒店の監視カメラ映像に映る女性を見せると、3週間前から自分のところに泊まっている〈ジェニ・モレノだと話してくれます。警察に大々的に頼れないのはやはり不法滞在だからで、ママ・ピナもまた、不法滞在の女性に家を開放しているからこうしてマーコス伝いにルカを頼ったわけです。

故郷でギャングに拉致され麻薬の運び屋にされていたジェニは、まだ21歳なのに何度も死にかけながらようやくここに辿り着いた矢先の出来事。

ギャング・麻薬課の〈リオス刑事〉が、焼き印の“RC”は中央反乱軍を意味する“レベルデス・セントラレス”の頭文字で、ジェニの出身でもあるホンジュラスを拠点とするギャング名だとチーム20に情報共有してくれました。

“RC”のLA進出を狙うリーダー〈イグナシオ・クエバス〉はモラルのない残忍な男だそうで、恐らく逃亡したジェニに見せしめのための制裁を加えるつもりで追っているのではないか、とのこと。

ルカとクリスがママ・ピナのところへ行き、懐疑的な他の女性達から話を聞いているとそこへ現れたクエバスの部下2人。

女性達を隠れさせて応戦するも、1人が逃げ出そうと足掻いた際にクリスが負傷し、形勢逆転になりかけたところをルカが咄嗟に撃ち抜いてくれてホッとしました。この騒動でシェルターには完全に警察が介入することになってしまい、マーコスは自分が警察と組んでいることが表に出てしまったと苛立っております。

心からジェニを救いたいと思っているクリスは、移民局にはシェルターのことを口外しないとママ・ピナに約束して、ジェニを救う手掛かりになりそうな何かを探すために部屋に通して貰いました。仮にジェニが麻薬を持ち逃げしていたとすれば、こんな騒ぎを起こしてまで追ってくるのにも納得がいくのです。

ママ・ピナは、部屋にあったはずのジェニのバックパックがない事に気づき、ルームメイトの〈ベラ〉が持ち出したようですが、そんなベラから自分が処理するからとバックパックを回収するマーコスの姿が。危険な香りですねぇ。

本部に戻り、ママ・ピナを責める口調で脅しとも取れる発言をしたとディーコンに食ってかかったクリスと、彼女のしている事は善行だとしてもそもそも不法入国者だし見つかれば強制送還されて地獄に逆戻りなのに女性達を危険に晒していると言い返すディーコン。ルールには従うべきとするディーコンの主張も、入国許可は簡単に下りるわけではなく、収容所に入れられる事になるだろうに綺麗事ばかり言うな派のクリスの言い分も、どちらも間違った事は言ってないのが難しいところ。激しく言い合う2人をホンドーが叱咤して止めさせましたが、チームワークに影響が出ないか心配です。クリスはなぁ、熱くなり過ぎるところがあるしこと女性関係の話になると過剰なフェミニストぶりを発揮する節があるのはいつものことですが、ディーコンがあそこまで応戦したのは意外でした。

リオス刑事の情報屋によれば、今日“RC”がLAでマーコスと会うことになっていると分かり、ホンドーに報告しながら「怪しいと思ってた」と言うヒックスですが、きっと自力でジェニを救うために無茶しているだけなのです。

この情報のおかげで車に麻薬入りのバックパックと銃を積んで出かけようとしていたマーコスを現行犯逮捕して暴走は阻止。しかしジェニの危険は高まってしまいました。

ルカですら麻薬欲しさにマーコスが“RC”とのビジネスに乗り出したと勘違いしたのは意外でしたが、ジェニを救うためにコカインと交換しようとしていた計画をマーコス自身があっさり訴えてくれたおかげでそのあたりの誤解は拗れずに済んだようです。

マーコスはママ・ピナに恩があるんですね。この気持ちだけは本物だと分かったクリス達は、マーコスと一緒に取引現場に行って警戒を緩ませたところを利用してジェニを取り戻す囮作戦を計画。クリスとホンドーで反対するヒックスをなんとか説得しました。

私服に着替えたチームが周辺に待機し、マーコスの恋人のフリをしだクリスが潜入捜査にあたります。

クリスも含め、全員眼光鋭く警戒し過ぎて私服の意味を成さないほどバレバレな演技をしているのが笑えます(笑)

指定された人通りの多い待ち合わせ場所にはジェニを連れたクエバスと部下が現れ、守備よく計画を進めていたはずが、移民局まで確保のため乗り込んできていたせいで大混乱になり全てが台無しに!

移民局の捜査官連中は邪魔者な上に何の見せ場もないままチーム20に次々と手柄を取られ、最後にはクリスがジェニを助けてタイマンとなったクエバスをのして一丁上がり。咄嗟にジェニを隠れさせて移民局から庇ったのも結果的にお手柄でした。捜査に協力したマーコスもお咎めなしで万事解決です。ルカとの絆もより深まっていそうで、だんだんとマーコスがツンデレ男に見えてきます。

 

ホンドーのおかんは典型的な過干渉姑の気配がしていて、まだ婚約もしていないうちから子供の話をされるニシェルが気の毒です。

しかし、そんな未来の義母の発言はそこまで気にしていなかったニシェルは、なんと3年ほど前に独身のまま養子を迎えようと決めて斡旋所に登録しており、なかなか決まらなかったもののつい1週間前に連絡があり、妊娠中の10代の子が母親に選んでくれたのだとホンドーに明かします。ニシェルの気持ちを尊重しながらも何故そんな大事な話をもっと早くしなかったのだと言うホンドーの本音もよく分かります。

養子をとることはもうニシェルの中で決めている話で、ただ、そうなってしまえば自分達の関係がどうなるか知りたいとの事ですが、ますます急に言われても……という話に思えてしまいます。どうせホンドーは応援するでしょうしこれが理由でニシェルと別れるなんて事はまず有り得ないので、それこそプロポーズに至るのかもしれません。

これを自分の母親に相談するというのが、いくらホンドーでもそれはいかがなものか?と思ってしまう部分はありつつ、「男がいなくても子供は育てられる、私がそうだったけど楽じゃなかった。こんなことを言うと時代遅れだろうけど、愛する人と育てられたら心強いものよ」とチャンスを逃さないよう背中を押してくれたのでプラマイプラスな結果になりそうです。

「すぐに賛成しなくて悪かった」と謝罪までして「一緒に頑張ろう」とニシェルに決意表明したホンドー。こんな絶好のタイミングなんだから結婚までひとっ飛びしても良いくらいですが、これからは子育てに奮闘するホンドーの父親っぷりも見られるのでしょうか。楽しみです(笑)

S.W.A.T. BOX [ シェマー・ムーア ]

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

S.W.A.T. シーズン1

▼次回、エピソード9

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー