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海外ドラマ≫≫Farzi フェイク シーズン1 2話ネタバレ感想

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第2章『社会奉仕
』“Social Service”

あらすじ

サニーの計画は成功するが、欲には終わりがない。マイケルは偽造通貨対策の特別調査チームの認可を得ようとする。メガはあるプロジェクトに情熱を傾けるが、政権に採用されない。

社会奉仕

社会奉仕

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ネタバレ感想

幼くして母親を亡くし、父親と二人になって借金取りから逃げ回る生活の末に「じいちゃんの所へ連れて行ってやる」と言われて乗った列車の中へ置き去りにされた過去があるサニー。

父親はこのタイミングで線路で事故に遭い亡くなってしまったようですね。金の入ったトランクを自分だけ持って行こうとしたということは自殺では無さそうですし。

駅のホームで絵を描きながら父親を待ち続けたところに声を掛けてきたのが同じく父親に捨てられた幼いフィロズです。子供二人でサニーが絵を描き、フィロズが金を集めて回るという役割分担が出来上がり、しばらくは宿無し生活でなんとか凌いでいたところ、ようやくサニーを見つけ当てた祖父が迎えに来て、兄弟同然となったフィロズともども引き取られる流れに。

 

偽造紙幣問題を一挙に解決する検知システム“CT600”の普及に向けて尽力する〈メガ・ヴィヤス〉は、熱意を持ってプレゼンを行うも、大臣連中はロクに聞いておらず横柄な態度で資料すら持ち帰りません。

その場に居合わせたマイケルは、そのシステムがどのデバイスでも利用できて簡単に導入できると聞いて使えるとは感じたものの、こちらも立場的にはそう強くはないのが現状です。

 

フィロズが友人の〈マンジャ〉に客を紹介してもらい、本物の紙幣の中に混ぜた自作の偽札を当てられたら10万払う代わりに、見抜けなかったら逆に10万払ってくれと半信半疑な相手にふっかけるサニー。

やはり見分けは困難で、偽造紙幣として価値があることに納得した客と偽500ルピー札を1枚200で売る契約で一気に2000万分の受注が入りました。

カネを刷るのにはカネがいるわけで、苦労して作り上げた100万ルピーもその場で取られて更に2週間後に2000万分も準備しなければとならないとなると厄介な話です。

印刷前の資料が見つかっていたらしく、おじさんに偽札作りがバレたサニーですが、「絵を売って稼ぐのも偽札を売るのも同じだ」と言って、新聞を発行し続けるにはこれしか方法がないしじいちゃんのためだと説明した上で自分が作った偽札を差し出します。もちろんその芸術品のような偽札の出来に驚きつつ、一緒に行った飲食店で問題なく使えることまで証明されてしまえば後はこっちのもの。すぐに「高速の印刷機が必要だ」と話に乗ってくるおじさんはなんとなく信用出来ます(笑)

あっという間に話は進み、量産体制は整えられそうなものの、肝心の資金はどうするか。

またしてもフィロズと共にラタンラルを訪ねて、借金を返すための借金をさせてくれと要求。こりゃふざけた話ですが、期間は1ヶ月かつ利子は24%という法外な利率で借金に成功してしまいました。

その金を元手に業務用のマシンや乾燥機を購入し、おじさんとフィロズが夜のうちにこっそり搬入を済ませて着々と準備は進みます。

しかし、紙幣に使われる用紙45G SMは厳格な規制付きで、注文すらさせてもらえません。

そこで、製紙工場に紙を盗みに入る計画を立てたフィロズとサニーは、アニーズに応援を要請したところ、思いの外仲間を引き連れてきてしまったという誤算に見舞われながらもなんとか必要最小限の人数に絞って実行に。しかしこの誤算が功を奏し、大事な試合中継と日程が被ってしまい続々と集まってくる警備員仲間に対応するため、一度帰ってもらった連中を呼び戻しました。

かなり荒っぽいやり方で警備員を制圧し、スマートに仕事を終えるはずが、1人ずつ隙を見て逃げ出して行く警備員達(笑)

なんとか工場に盗みに入るも、目当ての紙を探す間に誰一人手袋もせず素手で指紋ベッタベタという雑さ(笑)多少の強盗は日常茶飯事的な感覚があるからでしょうか?

一応は他の種類の紙も一緒に盗み出すことで目的の特定を撹乱しようとするぐらいはしていますが、普通に考えればすぐに足がつきそうです。

いざ紙を盗み出した後は、サニー、フィロズ、おじさんの三馬力で偽札を大量生産し納期に間に合わせ、紙切れが紙切れに変わるというシュールな取引は成功。今後も引き続くビジネスの関係も構築できました。

どんどん偽札を作り金に変えて行き、きっちり24%の利子込みで返済期限には大量の現ナマを持ち込むサニーとフィロズ。本末転倒にはなっても、ここでも偽札を使ってしまえばいいのに……と思ってしまうのは素人の考えか。

とにかく印刷所は守られて、じいちゃんに報告するも、三人が何か厄介ごとに巻き込まれていないか心配されるのは当然のこと。その後何も聞かなかったというのが、良からぬことで金を工面したと知りつつも聞きたくなかったじいちゃんのリアルな心情が分かるので切なくなります。

 

どう見ても刑事顔には見えないマイケルですが、やはりというかなんというか、偽札撲滅のためとは言えお偉方の〈ガーロット大臣〉にほとんど脅迫で、自分が指揮できる特別調査チームの発足を認めるよう迫る一面も。

インド準備銀行RBI"勤務のメガは、医者との結婚を熱望する母親からの紹介で渋々医者とデートに出かけ、早々に食事を切り上げて会計は割り勘に。

そこで出てきた釣りの紙幣に違和感を覚えたメガ。さすが銀行勤めで数々の偽札を研究しているだけあります。

その偽札は、入れ違いで出て行ったサニーが男のプライドで支払いをしていった際のもの。

同じ頃マイケルはニュース番組で、『大量の紙を盗んで行った奇妙な強盗事件』の取材映像を見ており、その場でかかってきた大臣からの連絡で、選挙に有利に働く可能性を見込んでチームを承認して貰えました。

 

借金を返して印刷所は守られたことだし、機材と乾燥機を売れば少しは金になると無欲なおじさんが当たり前のように提案するも、サニーは「みんなの給料や材料費はどうする?また借金すれば苦境に戻るだろ?」とまだしばらく偽札作りを続けるつもりです。フィロズも大金を得て良い暮らしを夢見ている様子。

おじさんを説き伏せて一回限りの約束で協力してもらえることになりましたが、ズルズルいきそうな気配しかしません。しかも三人が作った偽造紙幣はもうメガの目に留まってしまったというのに。

例の“CT600”ですら検知できない完璧な偽札への対策が進むと同時に、すぐに出所に辿り着かれてしまうでしょう。

同僚の〈プリヤ〉と見つけてきた偽札を解析し、二枚合わせの手法から材料も設備も持っていない小規模なグループかつ天才の犯行だと見抜くメガ。

捜査チーム発足にあたって、“CT600”の技術が必要だと考えるマイケルが、“CT600”よりも優秀な偽札感知能力を持つメガと繋がってしまうのも時間の問題。やはり大金を前にして溢れ出る欲が命取りになる展開か?

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▼次回、エピソード3

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