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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン5 22話ネタバレ感想

S.W.A.T. - Season 5 [DVD]

エピソード22『旅立ち』“Farewell

あらすじ

期末試験中の大学で元大学院生が学生たちを銃で脅し、危険な化合物を作らせて逃走する事件が発生。その場にいた教授の話から、ジョセフ・リードが作らせた化合物はアルコールと合わせると神経ガス「ソマン」を生み出すことが判明。ジョセフは学業の不振から退学処分になっており、その恨みから大学を狙った犯行かと思われた。SWATでの最終日を迎えたクリスはチームメンバーひとりひとりに思いを込めたプレゼントを渡す。

旅立ち

旅立ち

  • Shemar Moore
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ネタバレ感想

クリスとストリートのイチャイチャが見られる日がくるなんて……。

バレないようにさっさと帰ろうとするも、早朝からサーフィンに行っていたはずのルカが思っていたより早く帰ってきてしまい2人の関係がバレるというのも、誰より大興奮なルカの感想が「夢みたいだ」という乙女チックなものなのも、総じて視聴者と同じ感覚です(笑)

それにしてもせっかくこの2人がくっついたのにこれでシーズン5最終話、しかもクリスは今日がSWAT最終日とは寂しいものが。

 

大学の期末試験で監督官の予定だったものの懲戒処分で中退になって来られなくなったはずの元大学院生〈ジョセフ・リード〉が銃を持ってラボに乱入。助け出された〈ウィンター教授〉によれば、ジョセフは生徒達を脅して何千人もを殺せる量の猛毒ジフルオロを作らせ「今日皆を殺す」と言い捨てて去ったそうです。

ジョセフの自宅に行くと、2人いるルームメイトのうち1人が撃たれて死んでおり、もう1人の〈マーク・ロジャース〉は行方不明に。

ジフルオロは、アルコールと混ぜると神経剤『ソマン』になる入手困難で厳しく規制されている化合物で、ソマンは液体でも気体でも吸い込んだり皮膚に付着したりすればすぐに死に至るという危険な化学兵器なのです。

大学内の病院へ調べに行くと、アルコールの在庫が10リットルほどなくなっていて、薬品の保管場所にある監視カメラ映像を見ると行方不明になっていたロジャースがアルコールを持ち出していたと判明。グルです。

ロジャースの父親に話を聞くため家に行ってみると、本人が出てきてそれと同時に監視カメラ映像からロジャースがグルだと分かったジムからクリスに連絡が。

対応していたホンドーに慌ててロジャースがグルだと伝え、隠し持っていた毒を吹きかけられるのを阻止するもその反動でロジャースは自分自身に毒をかけてしまいそのまま発作を起こしてホンドーとクリスの目の前で激しく痙攣しながら死んでしまいました。

急いで裏に回るも、他の仲間と白いバンに乗って逃げて行ったジョセフ。退学になった腹いせなどではなく、仲間もいて何かもっと大きな計画があるようです。

ジョセフとロジャースの共通点を探ると米軍のアフガニスタン撤退に抗議するデモに参加しており、そこで逮捕されておりました。

ジョセフは母親がアフガン出身で、マークは兄の〈ブランドン〉をアフガンでの戦死で亡くしていることからアフガニスタンに関する不満を持つ者同士が出会ってしまった、と。

ロジャースの実家では装置を6つ作った形跡があるだけで、計画と標的は依然として不明なままでしたが、ラボの指紋から3人目の容疑者〈マティーン・ロジ〉を特定。

ロジの車を緊急手配した矢先に、駐車場に入るとナンバーが自動でスキャンされるシステムの連邦ビルで反応が。約1000人の職員が避難を始めておりますが、工事中で使えないエレベーターがあり階段は大混雑。

職員に紛れて逃げ出そうとしたロジは怪しい動きですぐにバレて取り押さえられましたが、神経ガスは所持しておらず彼が持っていたタイマーは4分を切っております。

どう考えても職員の避難は間に合わないという状況で、ホンドーはロジを連れて建物内に入り脅すことでガスの隠し場所を吐かせました。

ここのガスは未然に止められましたが、1つしか持ってきておらず、本命の残り5つから目を逸らさせるためのフェイクだったようです。

押収した使い捨て携帯でジョセフと話し、大まかな位置情報と、真の標的はおじが通訳した海兵隊の部隊であることが分りました。

標的の部隊は今日、海軍の船が入港するのをクイーン・メリー号のデッキで出迎えることになっている予定で、クイーン・メリーといえばニシェルが引率で行くと言っていた船ではないですか。

連絡がつかないニシェルを心配して家にいないかと父親に聞いてみたところ、ニシェルに危険が迫っている事を察した父親は今朝うっかり見てしまった妊娠の検査結果についてホンドーにバラして「彼女を捜せ」と焦らせております。

大混雑のデッキで作業着姿のジョセフを見つけ、ゴミ箱に設置されたガスは1つ解除し、周辺のゴミ箱に仕込まれた分もチェック。

SWATに気付いて逃げ出したジョセフともう1人の仲間を制圧するも、捕まる間際に入り口の狭い通気口に装置を投げ入れられてしまい、デッキからは届かず船内からの回収に急ぎます。タイマーは1分以内で、通気口の狭さのせいで装備を外して這っていくしかないのですが、男前過ぎなルカが父親になる予定のホンドーに代わって中へ。ギリギリで回収できるほどには手が届かず、バルブを引き抜くことで装置を手繰り寄せて神経ガスを浴びながらバルブを止めたルカ。解毒剤があるにしても捨て身過ぎる行動でめちゃくちゃハラハラしました。

 

化学兵器テロを防ぎ、クリスはその場でヒックスにバッジと銃を返します。本当に辞めてしまうんですね。

最終日の合間を縫ってチームのメンバーそれぞれにお別れのプレゼントをしていくクリスにはしんみりさせられました。ディーコン、タンに続きルカとのエピソードが本当に泣かせます。ルカは男気に溢れているだけでなく、面倒見が良くて優しさに溢れた男で、クリスが心を開けたのもルカの存在が大きかったことでしょう。

独身の自分が唯一身柄で適任だからと捨て身の行動に出たルカですが、ホンドーからは生まれてくる子供の後見人になってくれと頼まれもちろんこれを喜んで引き受けたルカでした。

クリスの送迎会で珍しく飲みに出ているチーム20。ホンドーには象徴的な船のミニチュアフィギュアを渡し、唯一物を貰っていないジムには「私をあげる」というベッタベタなセリフが出るのすら微笑ましい。5年越しの想いが実ったジムのニヤケ顔もルカの心底嬉しそうな表情も良いな……。

ホンドーは最後に、クリスが市警やSWAT、そしてチーム全員に大きな影響を与えたことを讃えて「俺たちはいつも味方だ。これは別れじゃない、ずっと一緒だ。」と締め括るスピーチも最高でした。

やはりクリスはこのシーズン5で降板で、『S.W.A.T.』自体も次のシーズン6で完結だそうです。長く続いた人気作ほどキャストへの思い入れは強くなるので、クリスの居ないチーム20を受け入れられるか微妙ですが、せっかくここまで見て来たので最終シーズンでどんなラストになるのか見届けたいと思います。

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S.W.A.T. シーズン1

▼次回、S6エピソード1

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