何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン3 14話ネタバレ感想

ソフトシェル S.W.A.T. シーズン3 BOX [DVD]

エピソード14『憎悪』“ANIMUS”

あらすじ

ルカとストリートは自宅の近所で銃声を聞き、駆けつけると若い男が死んでいた。そこに銃を持ったマーコスとそのギャング仲間がいて、マーコスは死んだのはベンベンという仲間で、撃ったのは敵対するギャングだと言う。放っておけばマーコスが復讐に走ると考えたルカは、銃の不法所持を理由にマーコスを逮捕して本部に連行する。

憎悪

憎悪

  • シェマー・ムーア
Amazon

ネタバレ感想

非番のルカとジムは近所で銃声が鳴り響いたのを聞いて急いで現場へ駆けつけます。

そこでは、既に撃たれて死んでいる“ベンベン”こと〈ベンジャミン・クルス〉と、友人の死を確認していた〈マーコス〉〈ビッグロイ〉の姿が。

マーコス曰く、“ロス・ディアブロス〈トニー・カルドナ〉という男が怪しいそうで、自分のシマで起きた事件に警察の手は借りないと言い張っており、どうしても復讐を止めたいルカは未登録の銃を所持していた事を理由にその場でマーコスを連行し、釈放の条件を犯人逮捕に協力する事としました。

 

弁護士事務所で男が乱射した銃により、弁護士1人と従業員2人が死亡するという事件が発生。

4日前に、元妻と親権争いをして負けた〈チャド・ウェザリー〉という男が「弁護士と判事を殺す」と叫び、殺しの脅迫で逮捕されており、今回の被害者の1人が元妻を弁護士したその弁護士でした。すぐに判事の保護が手配されます。

チャドは、専門学校の教師を辞めてカサノバ・キャンプ”の恋愛アドバイザーとして、下世話な口説き方講座で高額の参加費を取って儲けている胡散臭い男です。

今日行われる予定のセミナー会場で、講演の練習に励んでいるチャドを連行してきましたが、どうもこの男は乱射犯とは程遠い雰囲気。

やはりというか、なんというか、犯行時刻には『恋人に昇格する方法』講座を生配信しており確固たるアリバイが証明されるのにも時間はかかりません。

 

前日の夜にニシェルとのデート中だったホンドーは、ニアとバッタリ会ってお誘いを断っておりましたが、今回撃たれた弁護士が元検事だったという事もあり、捜査状況の探りを入れに来ていたニアと連日のバッタリです。

サバサバ系なのでしょうが、若干ハナにつくイイ女目線でのニアの物言いや、キッパリ頑固で誠実風と見せかけて、嫌な感じに冷めていて現実的なところが見え隠れするホンドーとのやり取りはなんだかなぁ。

 

そうこうしているうちに、女子寮で乱射事件が発生し急行するチーム。

既に現場に犯人の姿はなく、またしても取り逃してしまいましたが、法律事務所で見つけた弾と同じ物が見つかり、同一犯の仕業である可能性と、レベッカに付き纏っていた〈デイヴ・ワーナー〉という男がいるという有力な証言が得られました。

やたらと豪邸なデイヴの自宅に行くと、別の美女とお楽しみが終わったところだったらしく、レベッカに対してもリベンジポルノをチラつかせていたように、今回も隠し撮りの機材が見つかります。皮肉にもこの隠し撮りで乱射事件中のアリバイが成立してしまい、またしても空振り。

ただ、チャドとデイヴは、同じチャットルームのメンバーだったという共通点が発覚し、女性をこき下ろす匿名サイトのメンバーの中に実行犯がいるようです。

このサイトの管理人はまさかの女性で、「反フェニミズムなだけで反女性ではない」という主張がこのご時世なだけに、なかなか興味深いものでした。

サイトの会員が乱射事件に関与していると分かった途端、それなら話は別だと言わんばかりに態度が変わり、攻撃的な会員のピックアップにもかなり協力的になってくれたのには一安心。これこそ多様性のあるべき姿なのかもしれません。

SWAT隊員としての取材の打診をリンチに対して断り続けていたクリスは、自分が警官を目指した本当の理由を打ち明けます。

昔、レイプの被害に遭うも誰にも話せず泣き寝入りし、外を出歩くのすら怖くなったそう。警官を目指したのは怯えて暮らさなくてもいいように、被害者に寄り添える存在になれるように、悪い奴らを自分の手で懲らしめられるように、といった想いがあったのです。

取材を受けるのなら警官になった理由を誤魔化したくはないものの、家族には打ち明けられても毎日任務で一緒になるチームのメンバーには『被害者』として見て欲しくないという理由から打ち明ける事は出来ないので取材も受けられない、と改めて断りました。

 

絞り込まれた2人のうち、〈ドニー・ウォード〉自動小銃を所持している上に先週には大量の弾を購入した記録があり、完全なる黒です。

ウォードの自宅からは死後2日が経過した恋人の遺体が見つかり、彼女が最初の犠牲者で間違いなさそう。

ウォードとチャットでコンタクトを取っていたメンバーは、8名が殺したい女性の名前を挙げており、その中には弁護士や女子寮の子の名前もあった事が分かります。

残り6人が標的となるわけですが、ウォードが直近でウェーターの制服を買っている事や、いかにもウォードが狙いそうな活動家の〈マロリー・レイン〉の名もあり、彼女が今夜授賞式で貴重演説をするという情報も合わせると、次のターゲットは120%マロリーでしょう。

会場のホテルでマロリーを探していたウォードは、到着したSWATを見るなり全速力で逃げ出します。

追いついた時にはウォードはマロリーに銃口を向けており、クリスは寸前にウォードを射殺。

基本的には殺さずに捕らえるのが望ましいとされているわけで、クリスがウォードを始末するという構図はやや私情が混じっているようにも見えましたが、あの判断がなければマロリーが殺されていたという場面なので、やはりこれは『1人の女性を救った』という見方をするべきなのでしょう。

ただ、美談で終わるわけではなく、この銃撃に触発されたと思われる別の乱射事件が発生したり、サイトの会員が1000人も増えてウォードを称賛する声まで上がったりと複雑なところがリアルです。

これを見たクリスは、やはり取材を受けるとリンチに報告。自分も負けないくらい声を上げて主張しなければと覚悟を決めたのだそう。

 

現場に出られないなりに、ルカはルカで自分のご近所で起こった事件を解決しようと奔走しておりました。

ベンベンの職場でレジ係をしていた〈ステイシー〉の存在をマーコスから聞き、彼女に話を聞いたところ2人は付き合っていて、逆上した元カレがベンジャミンを撃ったというのが真相でギャングとは関係がなかったのです。

検事として来ていたニアと証言の取引をして釈放になったマーコス。地域を牛耳るマーコスとルカの三歩進んで二歩下がる的な関係も今後が気になります。

 

ニアからの粘ついた誘いを振り切って、『大変な日』の最後には恋人の顔が見たいと感じてニシェルの元へ向かったホンドーは、今回こそ本気の付き合いになりつつあるようです。

S.W.A.T. シーズン3 BOX [ シェマー・ムーア ]

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

S.W.A.T. シーズン3

▼次回、エピソード15

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー