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【映画パンフレット】SHE SAID シー・セッド その名を暴け 監督 マリア・シュラーダー 出演 キャリー・マリガン、ゾーイ・カザン、パトリシア・クラークソン、

SHE SAID シー・セッド その名を暴け

あらすじ

ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターは、大物映画プロデューサーのワインスタインが数十年にわたって続けてきた性的暴行について取材を始めるが、ワインスタインがこれまで何度も記事をもみ消してきたことを知る。被害女性の多くは示談に応じており、証言すれば訴えられるという恐怖や当時のトラウマによって声を上げられずにいた。問題の本質が業界の隠蔽体質にあると気づいた記者たちは、取材対象から拒否され、ワインスタイン側からの妨害を受けながらも、真実を追い求めて奔走する。

映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタインによる性的暴行を告発した2人の女性記者による回顧録を基に映画化した社会派ドラマ。

予告動画


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「プロミシング・ヤング・ウーマン」のキャリー・マリガンと「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のゾーイ・カザンが2人の主人公を演じる。「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」のマリア・シュラーダーが監督を務め、ブラッド・ピットが製作総指揮を手がけた。

ネタバレ感想

ハリウッドでのスキャンダラスな事件の報道を映画化するという、ある意味タブーに触れるような内容の本作ですが、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題に関して、かつて恋人がその被害に遭ったと打ち明けられた際には自分が干されるかもしれないというリスクをかえりみず、ハーヴェイ本人に対して啖呵を切ったという逸話を持つブラッド・ピットの製作会社『プランB』が携わっているというのは開幕から納得でした。

 

映画界の大物プロデューサーが長年に渡って女優やアシスタントの若い女性達を食い物にしてきた件を記事にして取り上げようとする、ニューヨークタイムズ紙の二人の女性記者にスポットをあてた実話です。

業界人の絶対的権力者が枕営業を強要する、という、確実にあるだろう想像のつく闇を何とかして暴こうというもの。

メインを務める二人の女性記者にはそれぞれ家庭がある中で、使命に駆られるかのように奮闘していきます。

まず第一に、被害者の女性達は示談の契約書にサインしてしまっているせいで口外できない誓約があったり、そもそも被害を晒したくない場合や、自身のキャリアが潰れることを恐れて口を噤んでしまっていたりとオフレコですら話を聞かせてくれる人が少ないところから、何とか方々駆けずり回って証言を得ていくのです。

圧力や競合他社に出し抜かれないか、などという悩みもありはするのですが、そこまでハラハラするような展開もなく、いかにも実話に基づいている感はありました。

セクハラの様子は被害女性の口から語られる証言もしくは録音されていた音声からのものしかなく、ハーヴェイ役が回想シーンを演じる、というような場面がないのはリアリティを追求した敢えての演出かもしれませんが、問題提起の観点から言えば加害者へのヘイトが溜まりにくいのでは?とも思ってしまいます。

事件としてはかなり興味深いものの、映画としてはまぁまぁかな、という印象でした。普通に面白いとは思うのですが。

記事として世に出るまでの物語なのでしょうがないのかもしれませんが、本当に最後の最後になってようやく記事が公開されて結末に繋がる内容で、その後の反響が全て字幕のみで語られるのですが、この辺りをもう少し映像で見たかったような感じも否めません。

評価(平均点高めの設定です。)

4.0 /5 点!

 

概要

監督:マリア・シュラーダー

時間:2時間9分

配給:東宝東和

公開日:2023年1月13日

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