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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン2 16話ネタバレ感想

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エピソード16『プライド』“PRIDE”

あらすじ

LGBTQのプライド・マンス中、ラブ・オールLAフェスティバルの前夜、極右的な内容で知られるラジオ・ホスト、ストームの放送を聞いた男が、ゲイの男性2人を轢き逃げするという事件が発生。翌日、この事件に激怒したファイナンシャル・アドバイザーの男性マイカがラジオ局を襲撃し、ストーム以下職員を人質に取って立てこもる。

ネタバレ感想

プライド・フェスティバルに多額の税金が投じられる事を良しとしない過激派ラジオパーソナリティ〈マーク・ストーム〉の影響で、触発された“ストーム・チェイサー”がゲイの男性2人を轢き逃げする事件が発生。

プライド・パレード(プライド・マーチ、またはLGBTプライド・パーレード、プライド・イベント、プライド・フェスティバル)は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーLGBT)文化を讃えるパレードである。

Wikipediaより引用。

この事件を受けて、約10万人が集まるイベントの警備はSWATが担当する事に。

ボランティアとして参加する1人の青年〈ジョン・ポール〉に心配の声を投げかけたヒックス。彼は誰なのかと問うジェシカとクリスに、ホンドーは「〈JP・ヒックス〉、警視の息子だ」と答えました。

てっきり妻に先立たれて家族は娘だけかと思っていましたが、息子も居たとは。

ヒックスの息子はゲイで、2人のやり取りからして、最悪ではないものの、多少ギクシャクした関係になってしまっているようです。薬物問題も抱えていて長らく音信不通だったとか。

 

ディーコンとアニーの娘ヴィクトリアは、通常なら自然に閉じるはずの心臓の動脈管が閉じないままで、しばらく様子を見るか手術をするかという問題が出てきています。

娘の手術代の工面にも大変そうなディーコンは、そろそろ不憫過ぎて見ていられないレベルです。本来SWATなんて花形の職種で、昼夜問わず命を張って市民を守っている分、もらい過ぎなくらい高給取りで子供が、4人だろうが5人だろうが、悠々自適な生活を送ってくれていてもいいのに。

ディーコンだからそんな事はないのでしょうが、いくら屈強な男でも過酷な本職に加えて副業のバイトまで入れて寝る間を惜しんで働いた上に家のローンやら同僚への借金を抱え、更に生まれたばかりの我が子が重症化する危険性のある症状が出るだなんて…そのうちポッキリ折れて鬱になっても何ら不思議ではありません。

 

保護観察官が職場にやってきて、母親が何度か面談をすっぽかしており、次にやったら令状を取って刑務所に戻すつもりなので警告してやれと言われたジム。

今回こそ前回の失敗を踏まえ、事前にホンドーへ相談します。苦労してせっかくチームに復帰できたのをフイにしたくない気持ち、分かります。

薬物を持っていた事もこのタイミングで打ち明けたまでは良いのですが、あれほどカレンの事で一緒に住む事を反対したりジムとこじれるほど頑なだったホンドーがまさかの「母親を蔑ろにするのは間違ってる」と180度意見をひっくり返してきておったまげました。ええぇ〜〜〜!あんなバッチバチしておいて!?

シーズン1ではあれほど正義の熱血漢で間違いのない男というイメージだったホンドーに対して、もうここ最近は不信感すら抱き始めています。ナイーブで怒りっぽくて喧嘩っ早くて、一人で悶々とした挙句部下に当たり散らしたり…前科があり過ぎるのです。今回もそれらしい事言っとりますが、何なのでしょうか(笑)

とにかく、行方知れずの母親はチームが捜すからジムは任務に集中しろとの事です。

 

 

LGBTサイドにも、轢き逃げ事件で触発された過激派が爆誕してしまい、〈マイカ・シャーロック 〉が、事件が起こってもなおヘイトスピーチが止まらないストームが生放送を行うブースに銃を持って入り込み、スタッフを人質に。

顔出し生配信で「今日のパレードで俺らを侮辱したら人質を1人ずつ殺す」と宣言。もはやどっちもどっちになって参りました。

 

クリスとも、顔馴染みの〈トリスタ〉は、射撃クラブが同じでマイカを知っているから協力すると申し出ます。

彼らの理解者として志願したクリスの必死の説得で一時は事態が収まりかけるも、轢き逃げ犯から挑発的な電話が入り、このままでは人質に被害が及ぶと判断したチームは突入してマイカを確保。

局前にはストーム・チェイサーとLGBTの抗議団体があり、双方が連行されるマイカと保護されたストームに野次を飛ばします。

口汚い罵り合いの中、駐車場から銃声が鳴り響き、なんとパトカーに乗せられたマイカが射殺されてしまうという更なる波乱を生みそうな展開に。

現場で採取された指紋から、射殺した人物と轢き逃げ犯が同一犯だと発覚。

 

ストームは同じ思想の人間を庇っているのか、電話をしてきた男に関する情報提供を求められてもはぐらかすだけ。

クリスとディーコンはトリスタを呼び出して話を聞こうとするも、既に拘束されていた仲間を殺されて、SWATを役立たず呼ばわりしてこちらも非協力的。

 

いよいよ金策に切羽詰まったディーコンは、昔自分が逮捕した〈ミッキー〉のところへ行って申し訳程度に轢き逃げ事件の聞き込みを済ませると、今は合法で金貸し業をやっているミッキーに内密で今すぐ金を借りたいと頼み込みます。

泥沼にハマりかけている崖っぷちな現状に、プライドを捨ててカタギの同僚や親戚に頼るべきだと最もな説教をされても、頑なディーコンは口座を教えて娘の手術代の送金を頼みました。

 

ホンドーからの指示で、タンがジムの母親を捜しに行くと、職場には2週間顔を出しておらず、家には腐った食べ物、寝室には持病の錠剤が残されており、念のために確認した遺体安置所にも該当人物は無しという結果。

何らかのトラブルに巻き込まれている可能性もあり、ホンドーは捜索願を出して専門家に任せたらどうかとジムにアドバイスしました。

 

捜査の結果、轢き逃げ及び狙撃犯は、毎週電話をかけてきていたリスナーだと判明し、ストームに詰め寄るホンドー。

あくまでも自分は指示していないと主張するタチの悪い男でしたが、犯人〈デニス〉が使うネット上のコミュニティについてはようやく吐きました。

ヒックスらが市長に掛け合って、犯人の思うツボにならないようイベント中止の予定を急遽再会にした事で想定以上の人間が会場に押し寄せており、デニスとその仲間達がどこで狙っているか、どんな計画があるのかを早急に突き止めようと動く本部。

ネット上のやり取りと、近辺でダンプカーが3台盗まれた情報から、始まりだった轢き逃げと同じく、今度はダンプで数カ所から同時に、群衆に突っ込む気だと分かり、チームも3班に分かれて全力で阻止しに向かいます。

装甲車とダンプでは一体どちらが強いのか際どいところですが、タンが何発かぶち込んで正面衝突する事なく1台目を足止めする事に成功。

2台目を止めに路地に入ったクリスとジムは、無線傍受で先回りしていたトリスタがダンプの行く手を阻んで銃を向けているところに鉢合わせし、なんとかトリスタを宥めて報復の連鎖を止め、ダンプの運転手も引きずり出します。

最後の3台目は離れた場所で、高速でボランティアテントに突っ込もうとするダンプカーに捨て身の体当たりで車をぶつけ最悪の事態は阻止したディーコン。

ダンプから降りて逃げるデニスを別サイドから追い付いたホンドーが追い詰めます。

咄嗟に人質をとったデニスの背後からはヒックスも近付き、なんとか誰も傷付ける事なく逮捕に至りました。

 

意識はあってつま先だけは動くというディーコンはすぐ病院に運ばれて手術へ。

まさか全身麻痺…と頭をよぎりましたが、脊椎の圧迫は手術で無事に取り除かれ心配はいらないとの事。

振り込みのお陰でヴィクトリアも手術が済み父娘共にすぐ退院できると聞いてひと安心。

しかし、傷が完全に癒えるまでの2〜3ヶ月は休職しなければならない訳で、残業代が稼げない事を一番に心配するディーコン。捨て身のMVP賞とかでボーナス出してやってくれよ…。

借りてしまった金の返済のアテがさっそく崩れて、相当の覚悟を決め込んでいただかに、今後身を滅ぼす事になりそうで嫌な予感しかないラストでした。

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▼次回、エピソード17

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