エピソード6『魔女の呪い』“Midsommar Madness”
あらすじ
大人たちがトランプ大会を楽しむ間、ビリーとキリアン、そして四つ子は降霊ボードで雨の午後の暇つぶしをする。だがオリーヴが消え、クロスボウを持つカルト集団が現れ、状況は一変。残された四つ子の常識のなさはひどいものなので、この悪夢を乗り切れるかは、ビリーのホラー映画の知識にかかっている。
ネタバレ感想
台風の中、大人達はトランプ大会で盛り上がっており、その隙にビリーとキリアンが良いムードになっているところに暇を持て余した四つ子が降霊ボードを持ってビリーとジャスティンが借りている小屋に纏わる殺人の謎を調べると乗り込んできました。そう言えばそんな設定もありましたね(笑)
いわゆるこっくりさんで霊と交信する事になった6人は、綴りが怪しい霊から血を欲されているというシリアスさに欠ける返事を貰いました。
姉妹に吸い尽くされたハッパをウルリーカの庭に取りに行った〈オリーヴ〉のデニムの切れ端に血の染みがついたものと、『1人は死んだ あと5人』と書かれたメッセージが矢尻に刺さって小屋に打ち付けられるというB級ホラーの幕開けです。
5人がどういう事かと話し合っているところにマントを被ってクロスボウを担いだ人影が現れ、パニックになりながらもキリアンの投げた石で呆気なく倒れ、その背後からもう一つのマントの人物が。
慌てて小屋の中に立て篭もりホラー映画を教訓にして皆んなで一緒に居ようと決めたはずが、パニックを起こした〈ケリ〉が飛び出して行ってしまいます。
そこへ台風で壊れたWi-Fiを直しに来たライリーが駆け込んできて、クロスボウを持った輩に追われたとこちらもパニック状態で外での修理を拒否。
降霊ボードを見たライリーは「あの文字盤を使ったのか！？」と深刻な表情で、この辺りが昔魔女〈イサイアム〉の根城だった伝説を語り始めます。
ライリーのボートは無くなっており、先ほどよりも増えたマント集団にクロスボウで足を射られてまた子供たちだけになった小屋の中。
ライリーが置いて行ったケーブルを繋げば助けを呼べると考えたビリーは床下から修理に出て、その間にトワイライトの隠れファンであるキリアンが囮になるという算段でしたが、人数を増やしたマントの連中にあっさり追い詰められる2人。
パニック状態で湖に飛び込む前にキリアンにキスをしたビリーは色々と気が付いたようです。
オパール主導の無線を駆使した本格ドッキリ企画で、オリーヴは降霊ボードと電波妨害器の設置役、ジェイン・ウェインの夫婦はクロスボウ担当、ジャスティンやメイジー達も一枚噛んでいました。
かつては恒例だったドッキリ企画の“イサイアム”はメイジーの名を逆から読んだもので、ライリーのあの大袈裟な演技も笑えます。
しかし、メイジーは来年もビリーを連れてこの地を訪れるつもりのジャスティンを阻止するため、ドッキリに乗じて「ビリーを死ぬほど怖がらせて両親に迎えに来させる」と画策。
ビリーを本気で怖がらせる事に反対したジャスティンは必死の抵抗虚しくメイジーに捕らえられライリーに身柄が引き渡されましたが、ここに来てジャスティンとライリーもしっかり和解に。
ドッキリに気が付いたビリーに対して、大人達はすぐにネタバラシ。
ジャスティンが本気で自分の事を心配していた事が分かっているビリーとも仲直りが出来て、来年からのドッキリも楽しみになったところでしたが、話を盗み聞きしていたメイジーは、ジャスティン達の小屋の持ち主であるエロリーンこと〈モーリーン〉に売却話を持ち掛けます。
どこまでも徹底してジャスティンとビリーをここから引き離したいガッツのメイジーに打ち勝てる日は来るのでしょうか。
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▼次回、エピソード7
