エピソード5『かくし芸大会』“Mommy Queerest”
あらすじ
ビリーの生みの母かつ自分の親友であるティーサのサプライズ訪問に喜ぶジャスティンは、2人と一緒に過ごしたいと強く思っている。 だが彼はメイジーのバーベキュー以来、すっかりビリーに嫌われている。途方に暮れながらも、ジャスティンはかくし芸大会でのオパールの出し物を手伝うことに夢中になる。ティーサはビリーとかくし芸大会の参加に応募し、過去を思い起こす。
ネタバレ感想
ビリーの実の母〈ティーサ〉の登場ですっかり2対1の構図が出来上がってしまいましたが、ティーサはジャスティンの親友でもあるそう。
ビリーと気まずくなり、ウルリーカの野性味あふれるテントに泊めてもらったジャスティンは、代わりにかくし芸大会の飾り付けを頼まれます。
飾り付けの最中のジャスティンは、オパールとシンパシーを感じてかくし芸大会で披露するらしいダンスの特訓に付き添い、あくまでも子供らしさを出して欲しい親心を持つメイジーとぶつかり合いに。
オパールは「僕の芸術に口出しした」とメイジーをクビにしてゲイらしさ爆発のセンスを推すジャスティンを相方に採用しました。
ジャスティンにキツく当たり過ぎるビリーを連れて、ティーサはジャスティンと出産の後に埋めたタイムカプセルを掘り起こしに行きます。
中にはビリーを養子縁組に出すに当たってのアレコレが詰まっており、当時猛反対していたジャスティンの父親からの脅迫めいた手紙も。
『恋の相手は選べてもその親は選べないの』という言葉に説得力が出てきます。
そして、親としてはまだまだ未熟でもジャスティンに練習の余地を与えてやれと説得されたビリーでした。
かくし芸大会がスタートし、なんともバカバカしい演目が続いた後、ティーサとビリーのコンビの出番に。
ティーサの演奏でビリーが美声を披露します。バックステージから娘の晴れ姿を見守るジャスティンの表情は間違いなく娘を誇らしく思う、情けなくも愛情に溢れた父親の顔でした。
事前にティーサがメイジーと話をつけてくれていたお陰もあって、歌い終わったビリーの元へ用意していたユリの花束を持って近付くキリアン。
良い感じの2人とら裏腹に、ビリーが歌い出してすぐに負けを悟ったオパールは逃げ出してしまったようで、ボートハウスに居るであろうオパールを探しに行くという任務は、“仲間”のジャスティンに丸投げされます。
それにしてもオパールは冷静で大人びていて、10歳とは思えません。35歳のジャスティンが逆に諭されているようで、この凸凹コンビもなかなか良いタッグではないですか。
一皮剥けたビリーならもう大丈夫だと思ったのか、ティーサは一足早く帰り支度をしております。
最後にジャスティンを許してやるよう話し、お腹に赤ちゃんが居て、ビリーには今のジャスティンのように、この先この子の人生に関わって欲しいのだと伝えました。
ようやくジャスティンとビリーは親子らしい関係を築けてきております。
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▼次回、エピソード6