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海外ドラマ≫≫Father Brown ブラウン神父 シーズン5 5話ネタバレ感想

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エピソード5 “The Hand of Lucia”

あらすじ

「ルールー&ルチア」というレズビアン小説の作家ルチアがケンブルフォードに越してくる。しかしルールーのモデルを公表しようとしたルチアが殺されてしまう。ルールーの正体が彫られたルチアの手は切断され行方不明。小説をヒントにバンティとブラウン神父が容疑者の中から犯人を見つけ出す。

ネタバレ感想

際どい内容のレズビアン小説『ルールー&ルチア』の作家〈ルチア・モレル〉ケンブルフォードに引っ越してきますが、その矢先に彼女は襲われて片方の目を失明してしまったそう。

彼女は新聞のインタビューで、次の小説ではルールーのモデルを公表すると答えていました。

新聞には候補者リストとして20の女性達の名前が載っており、ブラウン神父はあっという間に謎解きをして、〈アーシュラ・ランスフォード〉がルールーの正体だと見抜きます。

慈善活動に熱心で、元受刑者を雇い入れているレディ・アーシュラは献身的な女性で、マッカーシー夫人は信じられないといった風でしたが、この読みは当たっていたようです。

高飛車で性悪なルチアとレディ・アーシュラは確かにかつて怪しい関係にあった様子。ただ、アーシュラの方は息子の〈ジェイムス〉も居て自分は変わったし縁を切ったはずだと迷惑そう。

次の契約に難航していて金銭的に落ちてきているルチアはこの屋敷を売って利益を半分よこしな、でなきゃルチアの恋人のモデルはあなただとバラすと堂々たる脅迫をかまします。

その上、ジェイムスに送ってくれと頼んで自宅に招き入れ、純朴な彼を誘惑するというかなりイカれた魔女のような婆さんです。

最後までできなかったジェイムスを罵り散らかした後、マロリー警部補に襲撃の件について話したいと電話を入れている最中にルチアの悲鳴が響き渡りました。

慌てて駆けつけた警察はルチアが殺されているのを発見。

ルチアにサインを貰おうとして自宅を訪ねたバンティと付き添いのブラウン神父は殺人事件が起きて立ち入り禁止だと聞かされ、巡査部長から遺体から手が持ち去られたとコッソリ教えられました。

小説と同じように、ルールーの正体を手首に彫っていたからだと確信するバンティは、慈善活動を口実にアーシュラを訪ねようとブラウン神父を誘います。

門番をしている修道士の〈ノバク〉から、バンティが怪しげなスープの味見を強要されるというハプニングや、元受刑者の〈スカーレット・フィンチ〉との挨拶を経て、レディ・アーシュラとご対面。

それとなく探ってみたところ、ルチアが殺されたことに関しては初耳だったようですが、彼女と親密な間柄だったと指摘された際の否定の仕方が不自然なほど強かったと考えるバンティとブラウン神父。

修道士のスープでお腹を壊したバンティを気遣ってくれたレディ・アーシュラの提案に甘えてしばらく休んでいくことになりました。

しかし、休みに行った部屋には先客がいて、カウチで横たわり死んでいる元受刑者〈ミルドレッド〉の姿が。

 

また警察が呼ばれ、そもそも殺されたルチアは今朝この屋敷に居たという事実を知ることになったマロリー警部補。

ジェイムスは彼女を送って行っているし、スカーレットとミルドレッドは2人でアーシュラへの脅迫をやめるようルチア宅へ行こうとしていたと証言し、ノバク修道士までもがルチア宅へ行って同じように脅迫を止めようとしたと話し出したのでその場にいる全員が容疑者のようなカオスな状況に。

相変わらず具合が悪いバンティが、アーシュラ専用バスルーム内に入って血まみれの水に悲鳴を上げ、ルチアの手がトイレのタンクから見つかりました。

脅迫されていたという動機もあってレディ・アーシュラが逮捕されそうになると、すかさずノバク修道士が自白を始めて彼が逮捕に。明らかに誰かを庇っています。

 

手分けして小説を読んで謎を解こうとしていたブラウン神父達は、小説に出てくる枢機卿がスカーレットの事だと気が付きます。

スカーレットが刑務所に入れられたのはルチアにハメられて冤罪をなすりつけられていたからで、そんなルチアのアリバイを偽証したアーシュラもろとも復讐してやろうとこの家に入り込んでいました。ミルドレッドは、スカーレットがルチアの手を隠している場面を見てしまい、口封じに毒を盛られていたのです。

レディ・アーシュラはその罪を忘れられず、自責の念のあまり受刑者たちを受け入れてきたそう。

今にもアーシュラを殺そうとするスカーレットを止めるブラウン神父は、ルチアに毒される前の自分を思い出せと語りかけて信仰心を思い出させました。

その裏で、レディ・アーシュラは、スカーレットが持っていた毒薬を自ら飲んでしまっていました。

小説を読んで過去に自分の母親がどれだけの人を苦しめてきたのか目の当たりにしたジェイムスは家を出て行っていましたが、真犯人逮捕で釈放されたノバク修道士の迎えのために帰って来ています。

いつもレディ・アーシュラを庇ってきたのは彼女への愛情からで、ノバクが修道会を出たのは息子のため……つまり、ジェイムスをそばで見守りたいが故だったのですね。

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▼次回、エピソード6

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