エピソード2『パンケーキの怒り』“Pancake Rage”
あらすじ
リッジ・ハイツに閉じ込められ、しばらくここで暮らすことになりそうだと考えた彼女たちは生き残るための計画を立て始める。
ネタバレ感想
一夜明けて、先に寝てしまっていたテレサだけが現状を知りパニック状態に。
この女子校は全寮制だったようで、崩壊を免れた寮は普通に機能しており朝食のパンケーキまで焼けるようです。ガスや電気は一体どこから……。
メカに強いフィービーが電波を探し、元ボート部のサスキアとアメリア達は周辺を見に行く事に。
まだ若干医者ぶっているルネは救急箱を探す担当を買って出て、ゾーイは緊急事態情報を握り潰した罰で皿洗いにさせられました。
終わりが見えない状況ゆえに、勝手な飲食は禁止で水も使わないという姉妹協定が結ばれますが、絶対に隠れ食いしたりシャワーを浴び出す人間が出てくることでしょう(笑)
泣くばかりだったサンディは相変わらず限定品のブランドバッグを人員を割いて捜させて、途中で見つけたスナックを食べたりやりたい放題。
比較的まともかと思われたアメリアも、周辺調査中に学生時代のサスキアから虐げられた記憶が蘇って、ボートから降り危険が孕む水中を泳いでその場を離れてしまいます。
海水に浮く電動歯ブラシを見つけて我に帰るととんでもない距離を遠泳して寮まで帰ったアメリア。後生大事に持って来た電動歯ブラシは何か縁がありそうです。
いつも余計な事をするゾーイのせいでせっかく発電機を繋げて助けを呼べるところだったのに肝心の助けを呼ぶ前に電力が途絶えてしまったり、ジュヌビエーブが必死にかき集めた食糧を暴走したサンディが無駄にしまくったり、その上案の定勝手にシャワーを浴びています。
ただ、救いなのはサバイバル拠点が寮なだけあって、数あるロッカーや生徒の部屋を探せばたんまり常備薬が出て来ているし寝床にも困りません。
早々に冷凍物以外の備蓄がなくなり配管が壊れた状況で戻って来たサスキア達から、何の収穫も無かったと報告がなされると、我先にと良いベッドを奪い合う女達。
夜になると皆それぞれに懐中電灯を使いたい放題で危機管理能力があまりにも低過ぎます(笑)
ただ、面白いのはここから。
また泣き始めて害悪でしかないサンディをバッグを探そうと言って連れ出したサスキアが、探し疲れて眠ってしまったサンディの乗ったボートをそのまま海に流してしまうのです。
唯一の目撃者は成り行き上一緒に居たゾーイだけで、「彼女はウイルスよ、サンディが居たら生き残れない」と悪びれもしないサスキア。言ってることは確かに一理ありますが、なかなか狂っています。
朝には南風が吹いてサンディの乗ったボートを岸に戻ると計算しての事だそうですが、鳴りを潜めていたビッチな本性が呼び起こされてしまったようです。
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▼次回、エピソード3
