エピソード3『新しい器官』“A New Organ”
あらすじ
悲劇的な航空事故により、パワーのある一面が明るみに出る。政治家たちの隠蔽や誤情報はもう通用しない。この世界は大きく変わろうとしているのだ。
ネタバレ感想
例の飛行機墜落事故は、アリソンやロクシーが放った電撃の影響ではなく、飛行機の乗客の中に居た少女が“パワー”を暴走させた結果だとフライトレコーダーの記録から分かりました。
大勢の死傷者が出ているこの惨状を目の当たりにして呆然とするマーゴット。
負傷者が運び込まれた病院へ移動すると、12歳の娘と会わせてもらえず受付で怒りを爆発させている父親を発見。
FBIがこの件を指揮しており、危害がないと確認が取れるまで拘束状態が続くのだとか。
大学病院で勤務中のロブの元カノ〈ターシュ〉のツテで、マーゴットは面会を遮断されている〈マケイラ〉と接触する事に成功します。
マケイラから話を聞いて、彼女が怪我をさせてしまったと話した客室乗務員に話を聞きに行くと、なんと飛行機内でのマケイラとの接触で彼女にも“パワー”が。感染するタイプかい。
マーゴットも手の平からの放電を目の当たりにする事に。
ロブにこの事実を話そうとすると、逆に娘のジョスが大変だと呼び出されます。
州知事のダンドンから学校へ向けて『女子生徒の間で行われている問題“突発的で予測不能な電気の放出”について必要な措置を講じることとする』との通達があったそうで、該当する女生徒は体育館に隔離された上でゴム手袋をはめさせられて手首を拘束、等間隔に保護シートの中へ入れられておりました。
ジョスに電気の使い方を教えてくれた〈キャット〉だけでなく、もはや学校の女子の大半が“パワー”を出せる存在に。
ロブが怒り狂いジョスは解放され、他の生徒達に関してもマーゴットの市長パワーで1時間以内に家へ帰すよう指示が出されました。
ジョス以外の子達は比較的“パワー”を使いこなせているそうです。力が大きいほど不安定になるのでしょうか?
自分でコントロールできないせいで、リモコンを奪い合った拍子に弟を感電させてしまっており、マーゴットとしては行政が正式に介入する前になんとか娘の立場を確保したいものですがそれも難しそうです。
行き倒れていたアリソンはシスターに見つけられて、そのまま“キリストの姉妹修道院”に運び込まれました。
そこでは行き場を無くした少女達が数多く受け入れられており、彼女達は皆電気を出せるのだとか。
トゥンデの動画はバズっていて、CNNから独占契約の依頼まで来ています。
ンドゥディにしてみれば自分の見つけたネタを勝手に発信して、しかも自分の顔を承諾無しに全世界に広められてしまったもんですからたまったもんじゃありません。
父親には魔女認定されて田舎で隔離されておりますし。
それでもトゥンデへの好意の気持ちは拭いきれない部分もあって、自分の信じた道を貫くよう助言してやる懐の深さよ。
トゥンデは勘当覚悟でこのチャンスを活かしたいと家を出る気でいますが、大丈夫か?
急いで息子を連れて行った大学病院でターシュを見つけたロブは、彼女に頼んで内密にジョスの検査をしてもらう事に。
検査中にパニックを起こしたジョスの“パワー”は暴走しかけるも、途中までの記録は取れて電気を放出するのが手ではなく鎖骨付近だと判明し、更には発電する性質を持つ新しい器官が身体の中に出来ているという結論が導かれました。
この伝染する進化についてキチンと公表すべきだとするマーゴットに対し、叩かれるのはゴメンだとだんまりを続けたいダニエルで口論に。
各所で行政のトップ達が『動画は捏造で子供のイタズラに過ぎない』と声明を発表している中、腐敗した政治を正すために市長になったマーゴットは反旗を翻し、記者会見を開いて現在分かっている情報を全て公表します。
この記者会見がきっかけとなり、世界は大きく変化して行きそう。
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▼次回、エピソード4