エピソード8『波乱』“Just a Girl”
あらすじ
暴かれる秘密、新たに芽生えた絆、打ちひしがれる者… 登場人物たちの人生が、変貌を続けるこの世界で次第に絡み合っていく。
ネタバレ感想
奇跡の救済者たる存在として修道院での動画がSNS上にアップされてしまい、“パワー”を自在に操るアリーの顔が世間に拡散されることに。
彗星の如く現れた宗教指導者“イヴ”として一躍世界の有名人になってバズってしまったわけですが、アリーを道で拾ったシスターは、彼女から父親殺しについて打ち明けられてもこの修道院で守り抜くつもりです。
マーゴットもキャンペーンの一環で動画を出すようで、家族のことを世間に知ってもらうために総出での撮影が始まります。アーバンドクスに傾倒しているマティは不安の種どころか、「僕は出ないよ、ママに負けて欲しいからね」とのこと。
むしゃくしゃに任せてライアンがEODを操る動画をネット上に投稿してしまいました。
18歳になった娘に自分のビジネスの3分の1を継がせる権利を贈るモンク。
完全にワンマンなモンクの独断での決定らしく、腹違いの兄もその母親も聞いてない顔です。
ロクシーはイヴのアカウントにやや攻撃的なダイレクトメッセージを送り、EODの扱いに長けている2人がついに互いを認知して接触する流れに。
モスカレフ大統領のところへ取材に行く上司デクランに同行し、ゾーヤの姉であるタチアナとの接触をはかりたいトゥンデ。
しかし、預けておいた荷物を調べられ、〈トゥンデ・オジョ〉の名入りのボールペンが見つかってしまいました。
あれよあれよという間に拘束され、デクランもろとも投獄されかねない状況です。
しかしデクランは「俺はこいつがナショジオ所属だと聞いていた」とトゥンデを裏切って1人解放へ。
ロブの提案で半強制的に家族団欒のキャンプに出掛けた一家でしたが、マティがライアンの動画をネットで晒した事が発覚してジョスは激怒。
それでも「知る権利」だの「実験台にされて当然の変態」だの反省のカケラも見られない弟にブチ切れてEODで攻撃しかけたジョスを自らのEODで相殺したマーゴット。
ジョス以外に隠していたEODの所持がバレて、ロブはマーゴットが隠し事をしていたことに激怒。選挙が終わるまではそばにいるけれど、その後は離婚したいと話したロブ。水面下で保たれていた家族の関係はついに崩壊してしまいました。
テレビで顔写真付きのアリソンに関する報道が流れてしまい、ついに尻尾を掴んだとばかりに然るべき機関へ連絡をしようと動くシスター・ヴェロニカ。
慌てたアリーはシスター・ヴェロニカを止めるため、EODで脳に入り込み思考を変えさせる事に成功。
人殺しが発覚してしまい仲間達もざわつきますが、大多数がそれでもイヴを支持すると表明しました。
先ほど黙らせたヴェロニカは、目から血を流しながら皆の前でアリーを『神』と認識して倒れ込みます。
EODで脳を操られた後遺症なのでしょうが、見ようによっては聖痕に見えてしまうような光景でますます祀り上げられそうな気配か。
愛犬を蹴られ、妻の妹だとはつゆ程も知らない知らないゾーヤ達娼婦の事を全滅させると聞いたタチアナは我慢に限界が来てモスカレフ大統領を撲殺。
ヘアメイク係〈ソロンゴ〉を呼んで、無実の罪で投獄されている彼女の兄と家族の安全の保障を約束してすると、ソロンゴを殺して罪を被せる工作に走ります。
EODを使ってソロンゴを始末したわけですが、足首についた発信機が反応するというのは大丈夫なのか……。
ようやく面白くなって来たこのタイミングで次回がシーズン最終話のようです。
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▼次回、エピソード9