第5話
あらすじ
住人たちは全員、みずからが招いた状況から抜け出せないでいる。果たして窮地を脱することはできるだろうか？身も心も生まれ変わったゲイルは家に戻ってまもなく、自分の行動がもたらした結果と向き合うことを余儀なくされる。
ネタバレ感想
家を出てたったの3日でゲイルに一体何があったのでしょう。
さすが元医者の夫を持つ裕福な家庭のご婦人というだけあって、これからの人生を左右するような家出も資金に困るという感覚はなさそう。
美容院でイメチェンして、たんまり買い物して、目星をつけていた部屋で優雅にウーバーイーツしとります。
ヨガをしてみたり美術館に通ってみたり自由を満喫して、マッチングアプリにまで手を出してそこで〈トム〉と出会った様子。些かやり過ぎな気もしますが、ゲイル自身に迷いがあるからこそそれを振り切ろうと突っ走っていた感じでしょうか？
ゲイルの内心の揺れなど知る由もないヘンリーは、出て行った妻が他所の男と親密そうにしているのを見てあてつけのように昔の不倫相手を自宅に呼び寄せてしまいました。この年にしてなんというドロ沼。
しかし、下手なことになる前にゲイルが突然帰って来て鉢合わせに。責めもせず淡々と話すゲイルの様子はかなり割り切って帰って来たのだな、という感じ。
レイチェルの誕生日パーティーで久しぶりに家族が集まり、そこでゲイルが家出した事やヘンリーはゲイルを迎えに行った先でトムにキスされているのを見ていた事が明らかに。
ゲイルはデートしてさよならのキスをされただけで何でもなかった事や、今の自分らしく居られる在り方が幸せなのだと話します。
しかしヘンリーは、家族に疎まれているぐらいなら化学療法は受けずあと5ヶ月思い通りに生きたいと宣言。
子供達は母親の幸せも大切だけど今は一番に余命僅かな父親を尊重すべきだと話し、ゲイル自身もその気持ちが無いわけではないのです。
残り少ない時間でお互いに成長したいと話がまとまりかけても、今度はヘンリーが嫌な正直さを出して「今のお前は嫌いだ、虫唾が走る」とゲイルが思うゲイルらしさを否定。
結果的にゲイルがまた自分の気持ちを抑える形で今まで通りに近い形で折り合いをつける事になりました。
突然ルースの退院が決まり、自分が手首を切った家には帰りたくないと娘も預かってもらっているベルの部屋へ押しかけて来ています。
やはりアルコールの問題が再燃しているベルは、二日酔いの上半端じゃない量の迎え酒で面接に臨もうとして門前払い。
性格的にストーキングが似合ってしまうデヴィッドは学籍簿を盗み見てサイラのページをこっそり印刷し、備考欄に彼女がわざわざ自分のクラスに変更を希望する申請を出した記録を見つけます。本人は『偶然』だと言っており、一つ嘘が発覚。学生寮を訪ねてルームメイトに行き先の祖母の家について教えてもらうと、そこはリバプールの住所でした。ケリーが死んだ街です。
真実を知りたいデヴィッドは二日酔いの薬を賄賂に用意してベルに知っている事を教えて欲しいと訪ねています。
そしてその後、リバプールの祖母の家まで押し掛けて、ケリーと結婚先を挙げた教会での結婚式にカップルで呼ばれているから事情を分かってくれる君に同伴して欲しいと頼み、了承を得ました。ハンナとリアムの式の話ですね。
結婚式を翌日に控えたハンナはバチェラーパーティで女同士楽しそうでしたが、そこへデリカシーに欠ける母親と、大した仲でもないのにリアムが勝手に呼んでしまったギャビーも参加。
ギャビーからアンディから電話で別れようと言われたこと、彼はNYの仕事を紹介されたから結婚式に出た後引っ越すつもりらしい、と聞いて動揺があからさまなハンナ。
すぐにメールして連絡が返って来ると、パーティを切り上げてアンディのところへ。
リアムと結婚することに対して口では肯定しながら、どんどん迷いが出て来ている様子です。
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▼次回、エピソード6
