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海外ドラマ≫≫Lifeライフ 私たちの生きる道 シーズン1 6話ネタバレ感想

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第6話

あらすじ

ハンナの結婚式当日。デヴィッドはケリーと結婚式を挙げた時の映像を見ながら、彼女に問いかける。過去の真実と向かい合うデヴィッドとサイラ。サイラによって人生をひっくり返されたデヴィッドは、サイラを同じ目に遭わせるのだろうか?

第6話

第6話

  • アリソン・ステッドマン
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ネタバレ感想

妹と姪からせっつかれるようにしてアルコール依存症の自助会に参加してみたベルは、思いがけずあのドミニクと再会。

やり残したことリストを作っているらしいヘンリーは、プロにダンスレッスンを受ける事になり、見学で連れて行かれたゲイルと成り行きでペアを組んで踊ることにするも無意識でリードしたがるゲイルに実生活のいざこざを重ねてしまい気分を害してしまった様子。

自分は変わる気はないし、自分と離れて楽になるのならそれを受け入れるから連絡を取り合って会うようにしよう、と別居を提案します。

どこか寂しいのは状況を考えれば当然のことで、この状況になって初めてゲイルが前に進むことを、妻のありのままを、ヘンリーが認めた瞬間になるというのは皮肉です。

 

自助会が終わり、ニールとジュリアの結婚式に出るベルは歓談中に花嫁側の付添人として参列する娘を心配しつつも興奮が隠し切れない様子の女性と話しているうちにマヤの事に思い至った様子。

その衝撃があまりに大きかったせいか、元夫への複雑な愛情を完全に吹っ切った自分に気が付くとハンナの付添人として結婚式に出るマヤのところへ駆け付けるためニールの結婚式には出られないと宣言。

着たくないドレスをハンナのために無理して着ていたマヤの前に現れ、マヤがいかにいつも正しくて誇れる存在だったか伝えます。実母との関係も思わしくなく、複雑な思いばかりを抱えていたマヤも、自分のことを本気で見てくれている叔母の言葉に自信を取り戻したようです。

ただ、ウェディングドレスを着たハンナはどうしても会場内に足を踏み入れられません。

ハンナの様子を見て迷いを感じ取っていたゲイルは、とうとうハンナの話を聞いて、迷いがあるのなら結婚してはダメだとアドバイス

ハンナは結婚したくないという気持ちに向き合い言葉にすることで覚悟が決まり、ゲイルやベル達のアシストでヘンリーに謝罪してその場を後に。

その場に残される参列者を引き受けたゲイルは、たった一度きりの人生だからこそ共に生きる相手を間違えず、共にいるべきと必死になって無為に生きて偽りの人生を送るよりも自分に正直になって時には前に進むべきだとスピーチ。

ベルの車で家へ帰る途中、バスに乗り込むアンディを見たハンナは彼と話したいと言います。

ファンキーさを見せるようになったベルが爆速でバスを追いかけ、停車に間に合わせるとハンナはバスに乗り込みます。

何故か他に乗客が居ない貸切状態のバスでアンディを見つけるハンナ。

お互いを見つけた時の2人の表情がなんともいえず良い感じ。

ハンナは一夜限りの相手だったはずのアンディが好きかもしれないと自分の気持ちを伝え、アンディもまた、同じ気持ちだと伝えました。この2人がくっついたのは非常に微笑ましい。リアムはただただ可哀想でしたが、ギャビーの救済もありそうですしね。

 

参列者を帰らせる大役を務め、ヘンリーの居ない人生に虚無感を募らせている様子のゲイル。

他に誰も居なくなった教会に入って来たのは、結婚式が取りやめになっただなんて思いもよらないヘンリーでした。

しばらくの間泊めてもらおうとした娘の家で生き生きとした孫を見ているうちに、自尊心に邪魔されずに再出発する気になったそう。そんな今までとは違ったヘンリーはこの先の残された5ヶ月を共に過ごしたい相手としてゲイルを迎えに来たのですね。

なんだかんだでよくも悪くも50年の積み上げて来た絆があるのです。

 

ベルから真実を聞いてしまい、サイラのした自分への仕打ちをそのままやり返してやろうとサイラを教会へ呼び出しておいて自分は彼女の祖母にこの一連の流れを暴露しようとしていたデヴィッドも、土壇場でサイラから送られてきた動画の中の妻が2人ともを真剣に愛しているのだと罪悪感に苛まれながらもハッキリ言い切っている姿を見て思いとどまったようです。

式が中断して帰ってきたサイラに自分のしようとしたことを謝り、サイラも本当に傷つける気はなかったし、誰にも話せず愛する人の葬式にも出られず、そんな時に現れたデヴィッドを見て彼女の存在を近くに感じようとしての事だったと全てを明かしました。

ベルもドミニクとまた一からやり直してみる気になったようですし、デヴィッドとサイラもお互いに許し合う道を選んだらしく、未来は明るい最後となりました。

 

いやぁ〜、全6話。めちゃくちゃ良かったです。

思ったような美しい話ではなく、それぞれがかなりヘビーな欠点を抱えているというリアルさ。

お互いの欠点を受け入れ、三歩進んで二歩下がるようなゆっくりさでありながら、着実に前に進んで行っている人生はある意味で理想的かもしれません。

やや殺伐とすらしていた集合住宅内のご近所付き合いが最後には大きな一つの家族のような繋がりを見せていたのも素敵でした。

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