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海外ドラマ≫≫The Summer I Turned Pretty 私たちの青い夏 シーズン1 3話ネタバレ感想

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エピソード3『サマー・ナイト』“Summer Nights”

あらすじ

ベリーの16歳の誕生日当日、親友のテイラーがお祝いのためカズンズへやって来た。ベリーは自分の誕生日を一年で最も楽しみにしているが、今年はテイラーが隠していた秘密に不意を突かれる。デビュタントの友人たちはベリーが誰を舞踏会に連れて行くのか気にしている。そして、ローレルとスザンナの秘密がついに明らかになる。

サマー・ナイト

サマー・ナイト

  • ローラ・タン
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ネタバレ感想

夏生まれのベリーは、幼い頃から誕生日には別荘でお祝いされるのが毎年の恒例です。

16歳になる今年の誕生日に、スザンナは自分が16歳の誕生日の時に母親から貰った真珠のネックレスをプレゼント。息子しかいない分、本当にベリーを娘のように思っていて、かなり入れ込んでいるスザンナ。

そんな特別なプレゼントを見ているコンラッドが自分が用意していたアクセサリーが入っているであろう袋をそっと隠しているのは見逃せません。

ジェレマイアはお守り代わりのチャームを、スティーヴンは自分が受ける予定のプリンストン大のトレーナーをそれぞれプレゼント。

コンラッドは「忘れてた」と歯痒い嘘をついてそのままクリーヴランドとの約束に出掛けてしまいました。

 

嵐のような親友テイラーもベリーの誕生日にわざわざ島までお祝いに来ています。

去年も来ていたらしく、一緒に迎えに行ったジェレマイアとも顔馴染み。それにしてもジェレマイア……本当にティーンエイジャーなのか疑うほど紳士で余裕があって悔しいほどにイケメンです。気遣いはできるわ、常に女性を褒めてエスコートするわ、只者ではありません。

ジェレマイアの凄さを見ていると、やや背伸びして夢中なガールフレンドと向き合うスティーヴンや、不器用過ぎてうまく感情が表現できないあまりに度々イヤな男になってしまうコンラッドの年相応加減が微笑ましく映ります。

まぁここまでそつなくこなせてしまうと、結局のところただただ優しくて良い奴ポジションに収まってここぞという時に自分から身を引いてしまうタイプにも見えて来ました。ジェレマイア……幸せになってくれ。

ティーヴンともやたらと仲が良くていつも恋愛相談に乗ってやるジェレマイアの出来過ぎ加減に目が離せなくなってきました。

しかしそんなジェレマイアも年相応な面があり、誕生日ディナーに呼ばれたキャムを気にしてちょっかいをかけるような事を言って茶化してみたり。ベリーをどんな対象として見ているのかまでは分かりませんが、同年代の女子であり妹みたいな存在でもある彼女を他の男に取られるのはそれなりに嫌なようです。

キャムが皆の前でベリーに軽くキスをした際には全員が一瞬固まる瞬間も(笑)

コンラッドに関しては、分かりやすいほどに不機嫌な反応でしたが。

 

ニコールのパーティーに出かける事にしたベリー達。

そこでは16歳になったベリーのためのバースデーケーキが用意されていて、なんだか不思議な関係性です。

デビュタントそのものをよく思っていないのか、単純にベリーが自分から離れていってしまう気がして寂しいだけなのか、テイラーはかなり不機嫌。

テイラーの性格からしてみれば、幼い頃からコンラッドに片思いしていた事を知っていて、恋敵とも言える相手に媚び媚びなベリーに違和感を覚えるのかもしれません。

そんな不満を兄貴にぶつけると、意外と満点な返しでテイラーを落ち着かせるスティーヴン。酒の勢いもあってか、2人は部屋にこもってキスし始めたところでテイラーを探しに来たベリーに見つかります。スティーヴンには好きな人が居るし、今だって彼女の友達がパーティーに来ているからやめろというベリーの怒り方は今のテイラーには火に油。

なんとテイラー、ずっとスティーヴンが好きだったそうです。

 

それはそうと、完全無欠なジェレマイアは、ゲイなのかバイなのか、クイアの友人からのキスを受け入れておりおったまげました。

という事はあれか?スティーヴンが本命なのか……?

母親曰く、ゴールデン・レトリバーと例えられる懐っこい、人畜無害に距離を詰めて行くあのコミュ力に、キャムはベリーがジェレマイアを好きなのか心配するほどでしたが、キスまでしといて「君は彼が好きなの?」と聞けるのもなかなか凄いな。文化の違いを感じます。

 

コンラッドはキャムがまだエスコートを頼まれていないと聞いてホッとしていたり、キャムはキャムで頼まれなかったことにやや落胆気味だったり。

コンラッドの部屋の引き出しにある車の鍵を取ってくるよう頼まれたベリーは、引き出しの中にある小さな袋を見つけ中身を確認。

そこには、幼い頃にコンラッドが教えてくれた『無限大』モチーフのネックレスが入っていました。

ベリーはこれが自分への贈り物だったはずのものだと気が付いたのでしょうか?

なんだかんだコンラッドへの気持ちが隠し切れないベリーです。

コンラッドの方も、クリーヴランドにヨット講義をしているうちに段々と笑顔を見せる回数が増えてきているので、この調子で好青年になってくれ。

 

パーティー以降口を聞いていなかったテイラーが帰る時間になりバス停まで送ったベリーは、不器用な送り出し方になってしまいましたが、母親の言う通り親友は一生モノなので大切にせねば。

妹の親友とキスしてしまった事について、自分が本気で考えているガールフレンドについて、普段はおちゃらけていても実の妹と腹を割って話せるスティーヴンも悪くない。

 

ローレルがテイラーと喧嘩中のベリーを諭した言葉には含みがありましたが、なんとスザンナは余命宣告されて化学療法を拒否している事が判明。

なるほど、それを子供たちにはまだ打ち明けられていないんですね。甘酸っぱいだけじゃないのか……これは見方が大分変わってきます。

The Summer I Turned Pretty

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  • 作者:Han, Jenny
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▼次回、エピソード4

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