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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン5 17話ネタバレ感想

S.W.A.T. - Season 5 [DVD]

エピソード17『連続爆破』“Cry Foul

あらすじ

ロサンゼルスの市中にある油井が次々と爆破される事件が発生。訓練中だったSWATはそのまま出動する。捜査を進める中、周辺住民に被害をもたらす油井を批判し石油会社に抗議する活動家たちの存在が浮上。ディーコンとアニーは無実の罪で投獄されたという男の罪を晴らすために調査を続ける。

連続爆破

連続爆破

  • Shemar Moore
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ネタバレ感想

アカデミー生の訓練を始めようとしていた矢先に目視できる距離で大爆発が起こり、そのまま全員で現場へと急行します。

現場では油井の爆発でやぐらが倒壊。周辺住民の応急処置や避難の指示をしているうちに、新人の〈ゾーイ・パウエル〉が助けを求める声のした屋上へ。逃げ遅れた〈ニーナ〉と合流できましたが、階段が崩れて2人は屋上で孤立するしてしまいました。今にも建物は崩壊しそうなのに救助マットが届くまでに20分もかかるという事で、下に居るルカやジム達にサポートされながら自力での降下を即決するあたり現場力高し。ただ、現場で先輩からの制止を振り切って屋上へ行ってしまったという前提を考えるとSWAT適性的にはアウト寄りか?

一通りの現場対応を終えて後は消防に任せて引き上げようとしたところで、現場から爆破装置が見つかり、この爆発がただの事故ではなく事件だったと判明。

実は今朝別の離れた2カ所でも爆発があり、『利益優先の石油会社が市民を苦しめている』といった内容の犯行声明も出されておりました。つまり、次もある可能性が高いということです。

稼働中の油井やぐらはなんと1000カ所以上で、これまでの3件を見るに所有会社にも共通点がなく、警戒しようにもあまりに候補地が多過ぎます。LAって産油地だったのか。なんとなく意外な気が。

1ヶ月前、今朝爆発があった油井付近で逮捕されていた〈ワトソン〉〈ブリッグス〉は筋金入りの反石油組織で、どんどん行動が過激化しているこのグループのメンバーを探すところから始めます。

メンバーの1人〈ハビエル・ベラスコ〉はワトソンとブリッグスと同様行方知れずになっていて、次の攻撃の準備中かもしれません。

過去3ヶ月の通話記録から、経由した基地局が重なる地帯に位置する“ベラスコ”という飲食店ならアジトに最適だと気付いたディーコン、タン、クリス。すぐに現場へ出向くと警察に気付いて逃げ出そうとしたメンバー達。

武装していたわけでもなく、あっという間にその場から逃げた連中を確保していくと「俺らとは別の奴らがやった!」とのこと。

彼らのグループ“インテグリティ”の集会に数週間前4人組が乱入しに来て抗議活動のやり方がぬるいと批判し、彼らは「油井が閉鎖されることはない、だから強制的に潰す」と言っていたそう。

その集会の際の映像を見せてもらい、4人組の調べを付ける方へ舵を切ったホンドー。

〈ゴーキー議員〉がアポ無しで本部にやってきて、油井が標的になったテロ阻止の件で「なぜ私の地区がほったらかしなの?」とご立腹。ホンドーと同じく貧困地区出身なので蔑ろにされていると憤っているのです。とりあえずは説得して帰ってもらいましたが、これでゴーキー議員の地区が被害にでも遭ったらややこしい事になりそう。

住宅地に存在する油井の周辺住民の健康被害や安全性は問題がある部分が大きいのも事実で、特定の地区を優遇していると警察を非難するのであれば、市議会は安全対策の見直しを促すべきだとホンドーが訴えても「もっともな指摘だわ、これを機に変化をもたらしたい」とは答えるものの本当に響いたのかどうか。

提供された動画からはあっという間に犯人グループのリーダー格〈ジェイコブ・ランバートが割れて、自宅へ向かうとどの出入り口にも爆破トラップが仕掛けられています。

大胆かつ強引な方法でドアを破り無人の家を捜索すると、爆弾を製造していた痕跡や怪しげな資料ファイルが出てきて次に狙われるターゲットがパックスナーだと判明。

ランバートの動機は、油井近くで育った親友の〈ノア〉白血病の末に亡くなったことに対する復讐の意味合いが強そう。

パックスナーの施設にはまだ爆弾が仕掛けられた形跡がなく、真の標的は石油会社“パックスナー”のCEOでいて安全対策を怠った偽善的で儲け主義な〈アレン・フィンリー〉なのでしょう。

フィンリーは買収したばかりの油井に行っているようで、パックスナーが公表していない新たな油井の位置をランバートが掴んでいたことも考えると、大至急ここへ向かうべきです。

案の定、取締役を引き連れて新しい油井視察しにきていたフィンリーを待ち伏せていたランバート達がおり、一触即発状態の中で時間を稼ぎ続けてその裏でディーコンが爆弾を無効化。ランバートもホンドーに撃たれて終結です。

結局口先ばかりで住民より企業を優先するゴーキー議員を目の当たりにした結果、久しぶりに怒れるホンドーが再発しております。腐敗に立ち向かおうとすればするほど新たな難題や現実にぶち当たるのです。

 

エデュアルドの冤罪を覆すには元麻薬の売人のアリバイ証言では弱く、真犯人を探し出す必要が出てきたアニーとディーコン。

被害者の〈マリア〉とは面識がなく家の修理をしていただけのエデュアルドですが、『彼女が電話に出た後様子が変だった』という当時の供述を掘り下げていくことに。

異動や男関係のことを話していたということなので、マリアの職場を訪ねて彼女が移った部署の上司だった〈スコット〉の連絡先とマリアに関する資料を提供してもらいました。

しかし、当時の捜査を担当した殺人課の〈バローズ〉は捜査を蒸し返すなとディーコンに直接釘を刺しに来ております。もはやエデュアルドが無罪だと確信しているディーコンはど正論の大熱血で逆にバローズに協力を求めるほどですが。

更に調べを進めていたアニーはスコットとは連絡がつかないものの、彼とマリアは友達以上の関係にあったことを掴んでおり、元妻の〈コーラ〉に話を聞きに行く事に。マリアの名前を出すと、非公開情報を口走ってくれて想像以上に調査が進展しそうな気配。ただ、あんな風に公表されていない情報だと明かしたり何で知っているのか問い詰めたり、女性同士とは言えディーコン同伴ではなく単独で行ってるんだから身の危険を感じてくれよ、アニー。

コーラ宅からは無事に出られて安心しましたが、夫とマリアの不倫を知っていた彼女が真犯人だと悟ってすぐにディーコンに連絡。突入寸前だったというのにディーコンは任務を抜けて駆け付けてくれます。冤罪はほぼ確定とは言え、さすがにあの場面で抜けてくるのはどうなんだ?いいのか?

それだけの情報でそのまま逮捕とはいかないので、集めた情報を整理してバローズに話してみようと提案してアニーを連れ帰ったディーコン。ただ、殺人の証拠が出なければコーラに黙秘されてしまうと終わりだと言われて取り合ってもらえません。

そんなもどかしい報告を聞いても、今まで誰1人信じてくれなかったけれど今は2人が味方だと前向きなエデュアルドでした。

 

現場で指示を聞かずに飛び出したパウエルはヒックスからゴリゴリに説教されるも言い返すほどの怖いもの知らず。

その光景を見ていたジムは、あんな態度なのに何故不合格にしないのかとルカとディーコンに訊ねた上で昔の自分にそっくりだと笑っております。

ルカもディーコンも、彼女の勘が鋭いのは認めており、しかし協調性がない部分はSWAT隊員として致命的なので様子見して次に何かあったら外そうとしておりましたが、かつてはホンドーに協調性の無さを叱られまくっていたジムが今やアカデミー生の手本となる人材に成長しているのも事実。

昔の自分を見ているようでパウエルを放っておけないジムはチームの優しさや絆の大切さを話し、一見何一つ響いていない様子だったパウエルも案外そんな接し方をされて素直になれそうな雰囲気も。協調性の部分は改善の余地ありです。

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S.W.A.T. シーズン1

▼次回、エピソード18

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