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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン4 4話ネタバレ感想

S.W.A.T.: Season Four [DVD]

エピソード4『逆恨み』“MEMENTO MORI

あらすじ

27歳の若さで心臓発作のために急死した黒人女性シンガー、ロジウム・スペンダーの追悼集会が開かれることになった。ホンドーのチームは警備を担当することになったのだが、ロジウムの母ジリアンは、以前にイベントの警備をディーコンの会社に断られた経緯があり、ディーコンが警備チームに加わることをよく思っていない。

逆恨み

逆恨み

  • シェマー・ムーア
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ネタバレ感想

自身が並々ならぬ熱意を公言していた戦術リーダー講習“TLI”の1枠限りの募集に、蓋を開けてみればチームメイトのタンとストリートも応募していた事が分かって、裏切りのように感じたり、仲間の優秀さを分かっているからこその焦りに駆られるクリス。

元々メダルの数が多いタンはここ2ヶ月で更に2個のメダルを増やしており、必要以上のライバル心は任務に影響しないのかハラハラしてきました。

 

ホンドーが委員会への口添えを断った事で、リロイの仮出所はなくなったものだと思っていましたが、なんと口添え無しで出てきてしまいました。これもコロナ禍の影響の一つなのでしょう。

その上アポ無しで息子をご飯に誘いに来て、ダリルはホンドーとリロイの板挟み状態ではありますが、さすがに久しぶりの父親との再会は嬉しいようです。仕方ないかー。

 

心臓発作で突然亡くなった若きシンガー〈ロジウム・スペンダー〉の大規模な追悼集会を警備することになったSWAT。

彼女は生前、警察に対するヘイトスピーチをしており、だからこそ『警察を批判した者の遺族を警察がどう扱うか』、世間はいつも以上に厳しい目で見てくることが予想されるのです。

ヒックスからも発破をかけられ、万全の状態で臨もうと気合いが入っております。

 

会場周辺を見回っていたクリスは、茂みの中に隠されていた自動小銃AR-15"を発見。

事前に隠しておいて、検問をパスするつもりだろうと踏んで、他にも隠された不審物がないか応援を呼んで徹底的に調べることになりました。

 

本部で作戦会議を行っていたところに、ロジウムの母親〈ジリアン〉がやって来たのですが、ディーコンが警備担当チームのメンバーだと知ると難色を示します。

どうやら、3ヶ月前のイベントでディーコンが副業でしている警備会社に頼んだところを「警察に批判的な人物を警備できない」という理由で断られていたらしく、それが原因で何かが起こったわけではないにしろ、気分は良くない事でしょう。そもそも警察をそれだけ公で批判していたのなら因果応報という感じもしますがね。

巷で日々話題に上る警察批判や予算削減を求める声に対して、シーズン4になってすっかり丸くなってきたホンドーよりも、ディーコンの方が腹の底に溜まった怒りが強いのも事実のようです。

荒ぶるディーコンを冷静に諭すホンドーは、まるでチームのリーダーのようではないですか……!怒りに任せて脅迫しまくっていた昔が懐かしいですね(笑)

 

以前にもロジウムが開く市民集会に、LAのIPアドレスから爆破予告があった事を考慮して調べを進めるタン。

警察好きで警察のためなら法も破る“ブルー・ボーイズ”なるグループがロジウムに脅迫状を送っていた事が判明。

警察批判があればまたその逆の勢力もあるというのがリアルです。過激派の右翼的な感じか?

ロジウムの壁画が描かれるとすぐに上から落書きして回るライフワークがあるらしく、新たに描かれた壁画の前を張り込んでいるとまんまと現れた“ブルー・ボーイズ”の2人。

駐車禁止の場所に車を停めていたのを利用して、レッカーすると脅せば、グループの中でも一際過激な男の情報が引き出せました。

その男〈ポール・ガルシア〉IPアドレス爆破予告IPアドレスが一致し、葬儀ルート付近の民泊に予約を入れている裏も取れたので、自宅へ突入です。

これだけ警察に傾倒している人間が、SWATから自宅に踏み込まれるというのは興奮ものなのでは?笑

屋根を伝って逃げようとしていたポールは、ガチめな過激派とは程遠い感じで、保安官代理だった双子の姉が殉職した事で一時的に暴走してしまっていたという雰囲気。ディーコンの説得にも素直に応じます。

もちろん銃を隠していたのもポールの仕業ではありません。

 

有力な情報の見返りに、チケット制の追悼集会の最前列を約束するというエサを撒いてみると、すぐに地元の銃の売人〈フランク・エスピナード〉の名前が上がり、彼を連行してきます。

こちらもまた反警察の態度が見て取れるような人物で、脅しにも乗らず口を割ろうとしませんでしたが、自分が違法に銃を売った男が大量殺人しようとしている場が、娘と孫たちも行く予定のロジウムの追悼集会だと分かると話は早く、すぐに銃を買った男の本名を教えました。

5年前に父親を保安官に撃たれて亡くしている〈ミッチ・アンダーソン〉を、集会開始までの残り2時間で捜し出さねばなりません。

何百万ドルもかけて警備を行う警察へのヘイトが動機だったとは。

ミッチが押し入っていた青年の部屋の隣人が機転をきかせて通報しており、葬列ルートが狙えるバルコニー付きの部屋があるアパートという事で至急様子を見に行くタンとディーコン。

バルコニーから警察の到着を目撃したミッチは容赦なく撃ってきて車も乗り捨てる事態に。

念のため葬列ルートを変えていたのは幸いで、ホンドー達も2人の応援に駆け付けます。

人質を助けて話を聞くと、バッグを担いで逃げた後で、容疑者は自然の中に身を隠す話をしていたそう。

付近のキャンプ場へ急ぎ、すぐにミッチを見つけるも、手榴弾を持っている相手と大勢の市民が出入りする場所でのパニック状態。

結局、ナパームを投げようとしたところをホンドーが撃ち抜き、ナパームが大爆発を引き起こしてミッチは自爆したような最期でした。

 

クリスの事を気にしてTLI選出のためのアピールに本気を出せていなかったジムでしたが、クリスと腹を割って話して、彼女がただ怒っている訳ではなく、自分の夢を達成するための勝負事で、ライバルと親しくできないという不器用さ故のピリついた態度だとも理解できたようで何よりです。

クリスは不器用ながらもマスターガンナーの座を狙って射撃場で特訓するジムを煽っていましたし、タンは置いとくとしてこの2人はやはりこうでなくっちゃなりません。

それにしても、ジム・ストリート役の俳優、やたら腕の筋肉に目が行くようになりました。前からあんなパッツンパッツンでしたっけ?

コロナ禍で筋トレに精を出した多くの男達の1人なのかもしれません。

 

ホンドーはダリルのために、ややリロイに歩み寄る態度を見せるも、リロイの方は見捨てられた逆恨みで喧嘩腰ですし、何ならせっかく更生した息子を裏社会に引き込もうとさえしています。

これはさっさと再犯してもらって刑務所に逆戻りパターンしかないのでは……?

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S.W.A.T. シーズン4

▼次回、エピソード5

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