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海外ドラマ≫≫The Lost Flowers Of Alice Hart 赤の大地と失われた花 シーズン1 5話ネタバレ感想

赤の大地と失われた花:ティザー予告

『第5話 デザート・オーク』“Part 5: Desert Oak”

あらすじ

ツイッグがアリスを捜し続ける間、キャンディはある過去についてジューンに問いただす。一方アグネス・ブラフではアリスが「ディランこそ自分を芯から理解し、心から信用できる人だ」という思いを強めていく。

ネタバレ感想

花言葉は『復活』

 

ルルとディランの口添えで国立公園での仕事と初めての一人暮らし生活を手に入れたアリス。モスとは早々に別れて、やはりディランに何か特別な物を感じている様子。

国立公園の責任者〈ルビー〉役の方、どこかで見たことがあるなぁ、世話焼きな感じで良い人の役をしてたよなぁ……とぼんやりした記憶しかなく、ブログのカテゴリーを遡ってみてようやく『ウェントワース女子刑務所』でドリーン役をしていたシャリーナ・クラントンだと分かりました。

 

今も弟が死んだと自分を責めているアリスに一刻も早く真実を伝えてあげないと、と捜索の旅に出るツイッグ。彼女は最初の頃から一貫してまともで優しく器がでけぇな。だからこそあのジューンの右腕が務まっていたのかもしれません。

ツイッグを失った今、もはや現世に未練などない状態のジューンは医者に治療を受けない意思表示をし、帰り着いた農園では“花”たちに「もう大丈夫、治療は必要ないと言われた」と嘘をついています。どんな種類にせよとにかく嘘が多い。多過ぎる。いくら守る側の立場だからと言って、信頼を裏切る行為には違いありません。

ここに来て迷いのなくなったキャンディ・ブルーが一気に頼もしくなってきたのは良い兆しです。

ツイッグはアリス捜しの前にまずはチャーリーに会いに行き、モーガン夫妻にも歓迎され、ようやく会えたチャーリーの顔を見て感極まるひと時も。厳密に言えば赤の他人なんですよね……?いや、こんなこと言うのも野暮ですが。ジューンもアリスも家族同然だったわけで、家族の家族なら家族か。

ツイッグは、『連絡しないで』と返事をしたのはアリスではなくジューンで、アリスも自分達もチャーリーからの手紙を見ていないどころか、火事で死んだと聞かされていたという事実を説明します。

あくまでもアリスを守るためにしたことだと言今訳したジューンは、そこまでクレムの血を継ぐ男が恐ろしかったのでしょうか。過去にどれほどの事件があったのか。

キャンディ・ブルーにどこかよそよそしい態度だったジューンですが、そもそもキャンディとクレムは恋人のような関係で若いなりに愛を育んでいた過去がありました。あの納屋で青年のクレムが13歳のキャンディに覆い被さっているのを見たジューンは、当人達の意思は切り捨てて「あの子をレイプした」と決めつけてクレムを家から追い出しておりました。

当時の件はさすがに年齢が年齢なのでジューンだけが悪いとは言えませんが、オギーの件でアリスがされた仕打ちに近いものをクレムとキャンディにもしていたところを見るに、やはり支配的な部分の根深さが見えて来ます。

実際に、親を亡くして農園にやって来たばかりのアグネスをクレムと引き合わせて2人が恋人になるよう仕向けたのもジューンでした。幼いキャンディから引き離して彼女を守るためとは言え、そのやり方でキャンディが受けた傷は未だに引き摺るようなものです。

本当に愛していた男を奪われ、その後も抑圧され続けた結果、孤独を埋めるために行きずりの男を誘っていたんですかね。

トレードマークの青髪を黒くして濃いメイクも落としたキャンディが意を決したただならぬ様子だということは“花”たちが一斉に食事の席から立って空気を読んだことからも明らかなのに、そんな彼女の必死の訴えからも目を背けるジューン。

その後はジューンも向き合っていましたが、うーーーん。なんだかなぁ。

 

あんなにアリスに早く知らせてやらんとと急いで飛び出して来たはずのツイッグは、モーガン家でのんびりやっております(笑)

立派に育てた事を褒めると、チャーリーの養育にかかった費用は、持病の治療費も含め全てジューンが出してくれたと答えるサリー。ほーーん。

チャーリーには養子であることやアリスのことも包み隠さず話していたモーガン夫妻は、チャーリーが14歳の時に自分の身に何が起きたのか真実を知れるように検視報告書を読ませたと続けます。

一体何のことだか分からないツイッグですが、ジョンがジューンにも送っていて恐らくジューン自身も読んでいない検視報告書には、恐らく火事の原因について書かれてあるのでしょう。

 

ディランとアリスは付き合い始めたことを公にしますが、どこか浮かない表情のルル。

彼女は過去にディランと付き合っていたそうで、大昔のことだからと言われてもやはり気になりますわな。

ロマンチックなキャンプに連れて行かれて「ルルも連れて来た?」と聞いてしまうアリスも、それに激怒してアリスを1人残して去ってしまうディランも、どっちもどっちだなぁ。

結局ディランは戻って来ますが、過去に少し触れられただけであんな場所に女1人置き去りにするような男はやめといた方が良いのでは?

アリスへの感情が初めてのものだと話し、神格化しているディランにアリスは幼い頃暴力を振るう父を止めたくて灯油を持ち出したら家族全員死んでしまったととんでもない過去を涙ながらに打ち明けます。

そんなアリスに「まだ子どもの時の話だろ、気にするな。君が暴力を受けていたなんて悲しいけれど今は僕が居る」って普通すんなり言えるもんですかね?胡散臭過ぎますけど。普通もうちょっと怯むやろ。

「僕と君は似た者同士だ」というセリフも怪しいなぁ、おい。誰か殺して逃げ回ってこの地に辿り着いてるんだろ、どうせ。ディランが何一つ信用できません。セクシー過ぎる男は胡散臭いし、やはりモスが正解だったと思うのです。

 

カードの使用履歴からアグネス・ブラフに居ると分かったツイッグは、チャーリーに必ずアリスに会わせると約束して出発します。

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赤の大地と失われた花

▼次回、エピソード6

axxi.hatenablog.com

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