海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン5　20話ネタバレ感想

エピソード20『葛藤』“Quandary”

あらすじ

クリスは病気で余命いくばくもないママ･ピナに、シェルターにいる女性たちの行き場を見つけてほしいと頼まれる。よその家に忍び込んだ若者たちが銃やマシンガンを発見し、悪ふざけをして撃ちまくる。隣人の通報でＳＷＡＴが出動し家の中を調べると、さらに大量の武器が見つかる……。

葛藤

Shemar Moore

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ネタバレ感想

ジムと良い感じだったCAとはそれ以上の発展はなかったようなのは朗報ですが、同居人のあまりの女っ気の無さを見かねてルカが強引にダブルデートをセッティングしております。一緒に住んでいるルカでさえクリスとストリートの微妙な関係に気づきもしていないのかー。この2人必死に隠そうとしていますが、ジムは顔に出やすいタイプだしクリスはここぞという場面でジムのことになると昂りを隠せないほど熱くなるのに。タン以外は全員気付いていそうなものですが。

病院に運ばれたママ・ピナがクリスを呼んでいるらしく、ホンドーはクリスを病院に行かせて、穴埋めで試験に合格してSWAT入りが決まったばかりの新人カブレラを投入。

グループホームの若者2人が不法侵入した先で銃を見つけ、イカれた女の方が躊躇なく銃を乱射して騒ぎを起こしチーム20も出動です。

少女は確保され、武装していてもまだほんの子供の相手を撃つ覚悟は決まっていなさそうだったカブレラのミスに繋がらず何より。

他の部屋を調べたジムは、部屋一面にありとあらゆる武器があるとんでもない部屋を発見します。闇の武器商人をやっているとしか思えない部屋で、部屋の片隅には積み上げられた空の武器ケースと大量の札束が入ったバッグが。一体取引相手は誰で、大量の武器を購入する目的にはどんな計画が絡んでいるのか。

武器を押収していると家主の〈セルジオ・モリーナ〉が帰ってきて、警察を見るなりそのまま逃げ出します。あっさり捕まったモリーナは害獣退治のために自分で使うのだと下手な言い訳をするも、かなり不利な立場にあると分かって取引して無罪放免になろうと“仮にの話だけど……”と保険をかけてペラペラ喋ったが最後、取引するまでもないと判断されてそのまま連行されました。

“仮に”の話の内容と、射撃場向かいのマズいカフェのカップが何個も車の中にあった事で、射撃場に通ってそこで取引相手と会ったであろうことは明らかで、それならば犯罪者に忖度するような取引はしなくても監視カメラ映像を洗えばいい話なのです。確かに犯罪ものの海外ドラマを見ているとすーーぐ取引で罪を帳消しにする節がありますからね(笑)

“仮の話”によれば、取引相手は今日何か大きな事件を起こすつもりらしく、売った武器はフルオートに改造した自動小銃6丁に、50口径の銃弾を1000発ほどと手榴弾を一握りというかなり脅威になりそうな話です。

カブレラの異変に気付いたディーコンは彼女のメンタルをケアしていて、クリスチャン同士で伝わる部分は大きかったみたいで前に進めそうな雰囲気。

一方クリスは、ステージ4の癌で余命1年もないというママ・ピナの告白を聞き、今シェルターに居る女性達の行き場を見つけて欲しいという頼みを聞き入れました。

監視カメラ映像に映った車のナンバーから取引相手〈エリオット・バード〉が判明し、修理工場へ突入した結果やはり改造されたモリーナの銃を持っていましたが、口ぶりからして主犯というわけではなさそう。

何を言っても響かなさそうな頑固親父感があり難航するかと思えば、2度目の出動ですでに冷静さと瞬発力を取り戻していたカブレラが唯一の私物だと思われる青年とのツーショット写真を見つけてきます。

写真に写っていたのはエリオットの甥の〈トム・バード〉で、宝石店への武装強盗で警備員を殺し、SWATに逮捕されて終身刑だったはずが検察の事務処理ミスで出所していたのだそう。とんでもないミスだな。

監視カメラに映った人物はおじの車を使ったトムで間違いなさそう。

エリオットはSWATに対して『裏切り者』『政府の犬』と喚いており、もしトムも同じ思想なら国内テロの疑いが強まります。

トムはFBIからも目を付けられているほど過激な思想をネットで垂れ流しており、バード家は農場を持っていたけれど経営難で父親が自殺しており、その背景を考えると規制や税金に対する恨みが政府への復讐の動機なのでしょう。宝石店への強盗も農場を救おうとしての行動だったと証言していました。

工場と複数回にわたってやり取りしていた使い捨て携帯の番号が判明したので、現在地を照合してみるとその全てが高級住宅地にヒット。

周辺住民リストの中にはカリフォルニア州知事と同じ名字があり、トムの思想を『バカげている』と笑い飛ばしたこの知事はLAに来ていると今朝通達が来ていたので、母親を訪ねている可能性が。知事の護衛に連絡を入れてチーム20も緊急出動で現場へ急ぎます。

やはりルカでも気付いていないなんてことはなく、デートの誘いを断られ続けてとうとう「他に好きな人がいるんだろう？クリスとか」とズバリ斬り込んでおります。

『クリスの名前が出ると顔が明るくなる』という恥ずかしい指摘を受けた上に、「話してくれるのを待ってた、白状しろよ」とまで言われてしまうとジムはもう黙ってられません。知っているのはルカだけで、元来お節介な性格でいつも周りをよく見ているだけあって「クリスもお前を好きだろ？お前を見る目で分かる」との師匠のお言葉。

ジムの本音を聞いて「運命的な相手だったらしっかり気持ちを伝えろ、チームが同じことなんてどうにかしてみろ、でないと後悔するぞ」と後押しするルカは本当に良い先輩です。

クリスの方は、ママ・ピナから託された少女達の行き先を探すつもりはもちろんありますが、居場所だけでなく希望を与えるママ・ピナの存在そのものが大きく、シェルターを継ぐのが自分の望みかもしれないとホンドーに打ち明けています。

エリカの死以降仕事や生き方に対しての疑問がずっとクリスの中であったようですね。そして、自分の望みと同じくらいSWATやチームが好きで裏切りたくないと打ち明けます。

「正直言うとお前が抜けるのは痛い。でも皆お前がやりたいことなら理解してくれる」と別の道をいく後押しをしてやるホンドー。こちらはこちらで真っ当な熱さのある良い先輩です。

女性隊員として改革に尽力してきたクリスのおかげで2人の女性がアカデミーを卒業したという確固たる功績もあります。クリス……卒業するのか。これでジムとの関係に何かしらのピリオドは打てることになりそうですが、とんでもなく寂しいことになります。クリスの後任はカブレラ？パウエル？どちらにせよクリスがあまりに魅力的過ぎたので本当に紅一点がスイッチするとなると受け入れられるかどうか……。

しかも案の定、クリスから2週間後にSWATを辞めると聞いて動揺しながらややウキウキでこれで付き合えると迫ったジムに「あんたのために辞めるんじゃない」と言い返すだけでなく、迫られれば迫られるほど拒否してしまうクリス。なんでやねん！付き合えよ！笑

ジムもここまで耐えたならもう少し密かに粘ってみれば良いし、クリスはクリスで強情過ぎるし。あと2話でちゃんとくっ付けるんか？？？もはやこの2人が上手く収まってくれるだけで他はどうだっていいくらいなのですよ。ルカ、頼む……！

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