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海外ドラマ≫≫Reacher ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン1 3話ネタバレ感想

エピソード3『スプーンいっぱい』“Spoonful”

あらすじ

行方不明のスパイヴィーを捜そうと動いていたリーチャーとフィンリーはクライナーと対峙することになる。ロスコーはリーチャーに関するよくない噂を聞かされる。

ネタバレ感想

なんとロスコーさん、FBIとCIAにスカウトされるほどのIQの持ち主だそうです。気安い感じだったのでまさかまさか。

ただ、心理的能力……つまりバカげた状況への耐性は低いらしく、自分の命が狙われて怯えるどころか我が物顔で家に侵入した不審者に激怒して苛立っております。ちょっと面白いな(笑)

怒りの勢いでグレイから譲り受けた銃をリーチャーに貸してやるロスコーさん。

そうこうしているうちにもう1人の遺体の身元が判明したと連絡が入り、フィンリーと合流して検死官〈ジャスパー〉のところへ。

2番目の被害者〈ピート・ジョブリン〉はサウスフレイト運輸のトラック運転手で、2018年に交通違反が治安紊乱行為とみなされて逮捕されておりました。その際弁護を行って無罪を勝ち取ったのは〈ザカライアス・ペレス〉で、弁護士事務所を検索してみると依頼人にそぐわないレベルの立派さです。怪しい……。

USSSに留守電を残していたロスコーの携帯に、特別捜査官のモリー・ベス・ゴードン〉から連絡があり、そばにいたリーチャーがジョーの訃報を伝えます。ジョーとは連絡がつかなくなって心配していたようで、リーチャーの声をジョーと勘違いしたモリーはジョーが恐らく仕事関係で殺されたと聞いてかなり取り乱している様子。同僚以上の関係にあるのかもしれません。

「兄はなぜジョージアのマーグレイヴに?」と聞かれて「分からない、何かの極秘捜査だとしか」と涙ながらに答えます。ジョーは捜査局の局長で、最近は1人で捜査していたとのこと。そして、ジョーが直接指揮を執っていた部署はリーチャーの読み通り通過偽造対策課だと分かりました。なるほど、銀行員のハブルとリンクするはずです。アメリカ国内の通貨偽造を徹底的に摘発し、「再発防止の体制も整った」と言っていたジョーはここ最近国外の調査もしていたようで、これが南米の闇に迫ったと考えて良さそうです。

フィンリー警部は本格的にリーチャーを仲間とみなし始めており、ハブルが通貨の管理をしていたアクシスファイナンスに怪しまれないよう就業時間後に行ってみることにし、ひとまずロスコーにはティールに従順なフリをするためモリソンが過去に逮捕した人物を洗うよう指示、自身はスパイヴィーの自宅へ、そしてリーチャーには法律事務所に出向いてジョブリン逮捕の件を調べてくるように命じました。まだまだ棘はあるものの、信用度はかなり高まっている様子。

署に戻って偽造仕事に励むロスコーに近付いてきたスティーヴンソンは、ロスコーの自宅に何者かが侵入した件について探りを入れてきたり、電話に出ないシャーリーンのことを心配する風を装って何か聞いていないかと訊ねてきたり、もちろんロスコーはクロだと分かっている相手にボロを出しません。

スパイヴィー宅は不在で、令状も無しに踏み入って電話の履歴を見てみるとクライナー工業との通話記録が。ただ、隣人に通報されたらしく到着した警官2人から袋叩きに遭ったフィンリー警部。強盗と間違えたというには無理がある感じで、町のよそ者だからなのか黒人だからなのか。

一方、弁護士事務所に出向いて単刀直入にピート・ジョブリンの捜査資料を要求するリーチャー。かなり乱暴なやり方で無理矢理資料をゲットしてきました。

それぞれ収穫を持ち帰った3人は合流してランチを食べながら情報共有。

被害者が勤めていたサウスフレイト運輸はクライナー工業と契約しており、ジョブリンの弁護費用はクライナーが払ったこと。そのクライナー工業にスパイヴィーは自宅から何度も電話していること。リーチャーとフィンリーの情報を組み合わせると、町の救世主クライナー財団が通貨偽造に関与している可能性が高まります。

クライナーに直接話を聞きに行くリーチャーとフィンリー警部。ジョブリンの弁護費用を払った件について詳細を聞けば、あくまでもビジネスの停滞を避けるためだったとか、スパイヴィーが何度もクライナー工業に電話をかけていたのは数多くある部署の中に友人でも居たのかもな、とかのらりくらりと交わすクライナー。更には自分が疑われていることについて心外だと言い、フィンリー警部を攻撃して忠告までする始末。

しかしここで訳アリのフィンリー警部が覚醒し、「私の捜査に口出しするな。私も忠告してあげよう、署員に何か吹き込んだり捜査を妨害したりするならあんたのケツに足を突っ込んで息の根を止めてやる」と脅し返します。これは脅迫罪にならんのか(笑)横で聞いていたリーチャーも思わず笑ってしまうほど。

啖呵を切ってしまった以上、フィンリー警部にも身の危険があるということで急いで荷造りして隠れ家になりそうなモーテルへ。

その前にアクシスファイナンス主催のパーティへ出向き、銀行内部の人間のふりで世間話をした〈デビー〉からは、通貨管理の責任者のハブルが1年前に突然辞めて以来通貨管理業務はやっていないという衝撃の真実を聞かされます。

スパイヴィー行きつけのバーで行き先を聞き込んでいたリーチャーは、尾行に気が付き例の二人組を人気のない場所に誘導して問答無用で背後から射殺。そうでした、アウトローなんでした。彼らの車のトランクからは既に殺されているスパイヴィーを発見。2人とも殺してスパイヴィーも殺されていて、手掛かりがなくなったのは良かったのでしょうか。

やはりロスコーのいう通り2人目の被害者ジョブリンの妻に話を聞くべきか。

警告も躊躇いもなく普通に人殺してしまうあたりヤベー奴過ぎて笑えます。

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アウトロー + ジャック・リーチャー NEVER GO BACK  

▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

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