何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫PRISMA 若き光の拡散 シーズン1 3話ネタバレ感想

f:id:axxi:20231011201034j:image

エピソード3『イエロー』“Yellow”

あらすじ

カロラはバンドのビデオを撮るようマルコを説得し、彼らの関係は順調な様子。マルコとダニエレの仲も悪くないようだ。一方アンドレアは、ニナを友達として信頼するように。しかしダニエレとのSNS上の交流についてどうするべきか悩む。

イエロー

イエロー

  • マティア・カラーノ
Amazon

ネタバレ感想

カロラがマルコに対して誠実ではないという懸念からか、海デートに行くためのバイクを貸してやらないアンドレア。兄弟を思う気持ちにかなり根深い絆を感じさせますが、やはり双子というのは特別なものなのでしょうか。

「郊外の友達の家で勉強するからバイクは俺が使う」という嘘をついたアンドレアは、1日マルコや友人から隠れるためにお爺さんの家に滞在中のニナのところへ半分押しかける形で上がり込みました。彼女を寝取られた相手なだけに、ニナには全く遠慮が無いアンドレアが面白い。そしてニナの方も負けてはいないのです。

アンドレアはニナの化粧道具を見てメイクは出来るのか、アイラインは描けるのか、と聞いて実演してもらえることになり「あなたに描く」と半分嫌がらせのつもりで言ったニナの言葉は本人にしてみれば願ったり叶ったり。

年頃の男女がメイクするほどの距離の近さだと恋でも生まれそうなものですが、アンドレアには秘めたる願望があるだけで、ニナが一方的に落ちてしまうのではないかと少しハラハラします。ニナが生粋のレズビアンなのか両刀なのかが問題です。

 

ダニエレからの連絡を無視していたマルコのところに、ビデオクリップに出演するというカロラがやって来て自分も出るから撮影役を引き受けるよう説得しています。

4ヶ月前、水泳の大会でマルコの水着が無くなるというハプニングが起こったことが腕の傷の原因に繋がった事が分かりました。

ダニエレ達が疑われたようで、マルコとの関係もぎくしゃくしていたものの、カロラに説得されたマルコは撮影に協力してやることにして微妙な関係性は回復傾向か?

日本語でデカデカと『問題ない』と書かれた衣装はアレでいいのか(笑)とにかくマルコの撮影と編集技術が活かされてビデオクリップ撮影は成功したようです。問題ない。

悪ぶってて大麻をやったりラッパー気取りでも、そこそこ真面目に働いていたり、水泳クラブに所属してしっかり練習していたり、撮影場所を借りる際には周りの大人達に対して礼儀正しかったりとチグハグな3人組は憎めないところがあります。

アンドレアの心配をよそに、撮影帰りに肉食系のカロラに食われてしまったマルコ。ただ、カロラもそこそこ本気というか、マルコへの興味は単なる遊びだけには見えません。

撮影にはカロラもいてキスしたという報告を嬉しそうにするマルコに対し、何とも言えない反応だったアンドレアからカロラとダニエレが夏の間付き合っていたらしいということを聞かされます。

マルコはマルコで、今更そんなことを言ってくるアンドレアに激昂して怒鳴り散らし、二人仲良く同室だったところをアンドレアが地下室に移ることに。まだ隠れてダニエレ達にハッパの調達をしていたという事実もマルコとしては許せなかった部分があるのかもしれません。

アンドレアの秘められた願望は6年前の時点で既に自覚しており、当時のマルコも既に水泳の才能を開花させていたけれど勝てば勝つほど嫌われるから練習に行きたくないという悩みを抱えておりました。

自分はバスケがしたいのに、練習について来てくれというマルコに付き合って手を差し伸べてやるアンドレア。今も昔もマルコファーストな本質に変わりはないようです。

そんな心優しいアンドレアがダニエレとの件で泥沼にハマっているのが何とも言えない気持ちになります。

メッセージだけのやり取りで完全に恋しているダニエレは、やり取りしている相手が実はすぐそばにいるとも知らず、彼にとっては大金であろうトリノ行きのチケットを買って会いに行く気まんまんなのです。ダニエレの男気が無駄になるのも、ここまでして会えないとなった時に弄ばれたと勘違いして傷付くであろうことも、しかし真実を打ち明けるのには相当な覚悟が必要できっと言い出せないであろうことも、予想できるどのパターンをいっても誰かが傷付く結果になりそうというのがもどかしい。どうするんだ、アンドレア……どんどん後に引けなくなっております。

Amazonプライム・ビデオで視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー