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海外ドラマ≫≫Reacher ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン1 4話ネタバレ感想

エピソード4『木の中』“In a Tree”

あらすじ

危険が増すにつれ、リーチャーとロスコーの距離は縮まっていく。彼らは国土安全保障省の捜査官と会う計画を立てる。

ネタバレ感想

殺した南米人2人を車のトランクに無理矢理詰め込む様子はほとんど凶悪殺人犯のそれです。

ひと仕事終えたところでハブルが1年前に銀行を辞めたことを妻にも黙っていたという新たな謎と、ジョーのレンタカーだったであろう焦げた車が放置されているという情報を得たフィンリー警部から電話がかかってきて2人は合流。

車を見に行くと、エンジンやタンクからでなく車内からの出火だと分かり、証拠隠滅のために燃やされたといったところでしょうか?

車体番号を確認してFBIのピカードに照合を頼みます。

リーチャーはスパイヴィーは既に殺されていて、正当防衛で南米人2人を殺したと話し、無駄に遺体が見つかれば捜査が入って身動きが取れなくなるからどこかに捨てて隠すと話し、後から合流したロスコーは状況的に黙殺するしかないフィンリー警部からまたしても監視を言い渡されました。

トランクに押し込むためにあらぬ方向に曲げられた足を見てドン引きしながらもテトリスみたい」という感想が出るあたり、やはりロスコーも普通ではありません(笑)

ただ、胸側に射出口があるのを見てリーチャーが「襲ってきたから撃った」と説明したのは嘘で背中から撃ったのだと気付き責めますが、やるべき事をやったまで、という態度のリーチャー。ロスコーに気がある風のKJからはリーチャーの民間人殺害の揉み消された過去を吹き込まれていたことも重なり、バグダッドで何があったのか問えば、意外にもすんなりと任務中に身近な存在になっていた少年達を虐待から救った話を聞かせたリーチャー。ロスコーもこの話に納得したようです。

それにしても、警官になったはずがまさか死体遺棄に加担する事になるなんて思いもよらなかったでしょうね。周到な作戦で死体入りの車を駐車場に乗り入れて放置し、他の車のナンバーをかっぱらってきて自分達が使っている車のナンバーを偽装します。

そして今夜はスイートの部屋を取る2人ですが、離れていては危険とはいえ当たり前のように同室を選択するあたり不思議な関係のロスコーとリーチャーです。

ジョーの調べていた捜査資料を直接渡してもらう予定のモリーからも電話があり、監視カメラのない地下鉄のファイブ・ポイント駅で受け取る事に。

要件だけさっさと話して切ってしまおうとするリーチャーに対し、郵送で済むところをわざわざこっちに来てくれるわけだし、ジョーのことを話したい気持ちがあるなら今話してと諌めてくれたロスコーのおかげで、リーチャーとモリーは暫しジョーのことを語り、お互いがジョーにとって特別な存在にあったことを認め合いました。

いやはや、それにしても電話を切った後シャワーを浴びに行ったリーチャーを追うように唐突に全裸で登場するロスコーにはおったまげました。えぇ(笑)積極的かよ。

晴れて一線を越えたわけですが、だからと言って2人の関係が大きく変わることもなさそうです。

翌日訪ねたジョブリンの妻は思いの外老齢で、中は通されると夫のピート・ジョブリンが。親子とも“ピート”の名だったそうで、こちらは被害者の両親でしたが2人ともまだ息子の件について何も知らなさそう。

息子の方のピートは妻〈ジュディ〉とブルックヘブンに住んでいるという情報だけ貰ってその場を後にしました。

ジュディは夫の訃報を聞かされても「悲しくないし別にいいの」とのことで、どうやらピートがクライナー工業から横領していることに気付いて何度も止めるよう忠告していたのだそう。遅かれ早かれこうなることは分かっていたのです。

確かにエアコンの運送だけで自宅と実家のローンまで払えるとも思えませんが、単なる横領ではなくて南米で造られたクライナーの偽札の運び屋をしていた上で一部をピンハネしていたのだと睨むリーチャー。

クライナーへの脅しと暴言のせいで、ティール署長から圧力をかけられ今後は許可無しに動くなと行動に制限をかけられるフィンリー警部。

シャーリーン達を匿っているピカードと暗号で連絡を取り合い、下手に動けないフィンリーに代わってリーチャーとロスコーが情報を受け取りに向かいます。

黒焦げの車はレンタカー会社のもので、マーグレイヴから60キロ離れたモーテルの監視カメラに映っていたそう。車もモーテルも“ロン・ハシー”の名義で借りられていて、その名を聞いてすぐにジョーの偽名だと納得するリーチャー。

チェックインしたままのモーテルの場所を教えてもらい、残された情報を求めてそこへ向かうも預けられていた書類カバンと衣類バッグを20分前に南米系の男が取りに来たとのこと。

何でもメモに残す習性のある兄は、警戒心も強くそのメモを書類カバンに入れるほどバカじゃないと考えるリーチャー。もし自分がこの荷物を取りに来た南米人だとしたらどういう行動を取るか聞かれて、急いで逃げると答えるロスコー。それならば逃げるのに邪魔になるであろう衣類バッグの方は捨てて行くはずだと読み、近場のゴミ箱を漁るとビンゴ。中を探るとこれまた巧妙に隠されたメモが出てきました。

何かのリストを確認しようとした矢先に激しい銃撃に遭い、恐らく書類カバンが不発に終わった南米人2人組がメモを求めて戻ってきたようです。

二手に別れると同時にリーチャーは囮になって逃げ、2人組のうち1人を射殺してもう1人と格闘の末銃を突き付けられましたが、その男は後から追いついたロスコーが問答無用で射殺。

勝手に囮になられたことに激怒して「私はひ弱な女の子じゃない!」と捲し立てるロスコーに対し、「ジョーが死んで大切な人が1人もいなくなった、けど君と出会って救われた」と暗に家族と同じくらい大切な存在だと無表情で伝えるリーチャー。不器用なんだか巧いんだか。

モーテルに先回りされたのは、ピカードからの電話を署で取り次いだスティーヴンソンが情報を洩らした可能性があると考えてますます3人は動きづらくなっております。

とりあえず、ジョーのメモに書かれていた謎の電話番号にそれぞれ電話をかけてみたところ、環境保護EPAのメンフィス支局と、プリンストン大の経済学教授ウィリアム・ブライアント〉、そしてコロンビア大経済学教授〈ステファニー・カスティーリョ〉の番号だと判明。

教授2人はどちらも『欧州の会議から3日後に戻る』とのことで、偽札との繋がりは謎ですが、EPAを調べるためメンフィスへ行きたいところ。ただし、モリーの到着が迫っていてジョーの資料は弟のリーチャーが見た方が良いでしょうし、警察の2人は署での仕事があるので圧倒的に人手不足。そんな中リーチャーは、何度も生死を共にしてきた信用できる探偵の存在に思い当たって彼女に連絡。

探偵の〈ニーグリー〉は簡単な状況説明だけで、メモに書かれたEPAメンフィス支局とイニシャルのJWについて探ってくれることに。

地下鉄の駅で落ち合うはずのモリーは、電車を降りた瞬間に兄と似ている初対面のリーチャーに気付き手を振りますが、ホームから上がってくるのをしばらく待っても姿を現しません。

何かおかしいと慌てて下に降りて彼女を探してみると、襲われて出血しているモリーが。

朦朧とした意識の中で駆け付けたリーチャーをジョーと間違えたモリーはそのまま息を引き取ってしまいました。

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アウトロー + ジャック・リーチャー NEVER GO BACK

▼次回、エピソード5

axxi.hatenablog.com

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