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海外ドラマ≫≫The Family Man ファミリー・マン シーズン1 10話ネタバレ感想

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第10章『ザ・ボム』“The Bomb”

あらすじ

TASCはズルフィカール作戦が終わっていなかった事を知る。プランBがあったのだ。しかもそのプランは既に進行していた。

ザ・ボム

ザ・ボム

  • マノージ・バージペーイー
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ネタバレ感想

1年前、サミール少佐からズルフィカール作戦について聞かされ、準備済みの神経ガスでデリーを攻撃しろと命じられた際に、「インドのみならず自国のパキスタンですら障害になり得る作戦だからプランBを用意しておけ」と言われていたムーサ。誰かが作戦中止を指示したとしても、その中止を命じたのがたとえサミール少佐自身だったとしても、とにかくプランBに切り替えて何としても遂行しろという意味の絶対的な保険なのです。

このプランBにあたって、欠かせない人物に会うよう指示されたサジット。

 

自宅に戻ったスリカントのスチへの態度は、1話と比べて良い比例になる変わりようですが、ここはスチも同じで、アルビンドと不倫関係になってしまっているスチは別の意味で変わってしまいました。

神経ガステロを未然に食い止め、大仕事を成功させた喜びに浸るTASCメンバーでしたが、スリカントのところに長官から「喜ぶのが早過ぎたようだ」と連絡が。

流された盗聴音声からは、サミール少佐がファイザンに電話した時のもので、サジットに対してすぐにデリーでムーサに会えと指示する内容のものでした。暗号で話していますが、解読は容易で、敵が別プランを準備してズルフィカール作戦を続けているのは一目瞭然。

 

サジットが接触した男は、妻子ある身でありながらラウンジバーで男をナンパしていたあいつです。

盗撮映像を見せられ脅迫されている〈バイブハブ・テラニは、それなりの権力者なのかと思いきや、しがない化学工場の社員で、しかしだからこそ化学兵器テロを起こそうとしている彼らにとっては重要な人物というわけか。

 

ニューデリーの国立捜査局“NIA”では、早速スリカントがムーサとサジットの写真をマスコミに送り、市警にはSNSを通じて拡散させるよう指示しております。これまでにない厳戒態勢でピリピリムードが帰ってきました。

 

インドのケララ州ベカルで、情報提供協力者への謝礼金に釣られた男に売られたムーサの母親。

リカントの指示で母親はすぐに身柄をデリーに移されます。

そして、ラウンジのバーテンダーからはサジットの目撃情報が。聞き込みに行くと、「常連客のバイブハブと一緒でテーブル席で2人が話していたけれど、サジットが去った後バイブハブは動揺した様子で涙を流していた」とのこと。

バイブハブの素性を調べてすぐにゾヤ達が工場へ派遣されますが、警察相手にあの頑なな警備員はどう考えても怪し過ぎるでしょう。何故気付かん。

結局は目標を達成したムーサにバイブハブは殺され、ムーサもサジットの目と鼻の先にいたのに何も気付かずに異常無しとしたのはかなりのタイムロスです。

その後もムーサは何やら化学工場の装置をいじり、有毒ガスを発生させております。

帰り道にようやくあの工場の警備員はどこかおかしかったとわだかまりを感じ初めているミリンド。これを聞いたゾヤも、コントロール室のパソコンは閉門後にも関わらず電源が付いていたと不審な点に気が付きます。ダメ押しは付近の盗難車両リストにあった給水車が工場にも停まっていたということ。2人は道を引き返してあの給水車が盗難車両かどうか確かめることに。

ガスが町中に散布される朝までにできるだけ遠くへ離れようと車で工場を去ったムーサとサジット。道中のガソリンスタンドで、母親が自分に対し呼び掛ける映像が流れるのを見つけたムーサは、探し求めていた何より大切な母親がデリーに居ると分かりガスを止めるために再び工場へ。彼らの『大義』よりも母親の命を優先させようとするムーサに銃を向けてUターンさせようとするサジットですが、運転しながらの激しい揉み合いの末に横転事故を引き起こしました。

工場に忍び込んだ2人は、バイブハブの遺体を見つけて直感が確信に。

その場に残されていた偽警備員達と銃撃戦になり、なんとミリンドが被弾して倒れます。ファミリー・マンのイケメン枠と言っても過言ではないミリンドが……!

事故を起こしてなお生々しい殴り合いを繰り広げていたムーサとサジット。最終的にはサジットがムーサにトドメを刺して終結。結局母親に会えずじまいというのが辛いところ。

ムーサの遺体発見の報せを受けて急行したスリカントはデスクに携帯を忘れて行ってしまい、ミリンドからのSOSを受け取れません。ミリンドは息も絶え絶えでゾヤも敵からの発砲を受けて戦意喪失気味。刻一刻と有毒ガスは作られている……という最悪な状況のままシーズン1が終わってしまいました。

ま、まさかのバッドエンド!?

20世紀最大の人災と言われる『ボパール化学工場』の事件が基になっているそうで、やはり史実通り被害は食い止められなかったという結末にしたのでしょうか。

 

もはやこうなってしまってはどうでもいい気もありますが、ついにカリームが隠したボディカメラを手に入れたジュナリはその中に記録されていた映像を見て、恋人が殺人を企てていたのではなくデシュパンデを懲らしめるためにパーティのケータリングに禁忌とされる牛肉をこっそり混ぜて食わせてやろうという計画のために動いていたことを知ります。警察から追われている最中の緊迫した様子の背後には、銃を持ったスリカントが映されている映像も。

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▼次回、S2エピソード1

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