第5章『帰郷』“Homecoming”
あらすじ
警官のウマヤールはスリカントとＪＫに捜査に協力したいと申し出る。カギはかつての拠点にあった。
ネタバレ感想
スリカントとJKが牢屋に入れられて突っ立っている、それだけで面白い画です(笑)
婦警の〈ウマヤール〉には政府の捜査官だと言っても信じてもらえず、電話をかけさせて欲しいという交渉も上手くいかず、携帯代の支払いも終えてないのに水没させられたJKはスリカントに八つ当たりして「そんなんだからスチに嫌われるんだ！スチは正しい！」と一番の地雷を踏んで大騒ぎ。
牢を引き離された2人は留置所で夜を明かし、翌朝ムトゥが来てくれて無事に誤解は解けて釈放されました。
そう言えばスリは人の顔を忘れない能力があって、JKは女とくればすぐにカッコつけて口説こうとするキャラでしたっけ(笑)
あの家に住む人間が反政府組織の可能性があると聞いたウマヤールはラジの情報と顔写真を提供してくれて、早速データベースで照会するスリカント達。
スチの絶妙に鼻につく感じは何故なのでしょうか？ほんとこう、絶妙〜に少し嫌な感じなんですよね。めちゃくちゃ美人なのに。
有能キャラのわりに裏付けがないというか、上昇志向が空回りというか。わりと自分中心な部分を隠そうとしないからか……？
そんなスチの気性をしっかり受け継いでいるドリティは出張中の父親からの着信を拒否し続けており、それに引き換え2日連絡しなかっただけで拗ねていたり、家の事を色々と話してくれるだけアターヴの方が優しさや無邪気さを感じます。ちゃっかり者で露骨に賄賂を要求するところを差し引いたとしても(笑)ドリティはスチ似、アターヴはスリ似なんだよなぁ。
ラジの家にバラしてあった処分前のナンダは回収されて検視に出されていたらしく、検視報告書には素手で殺されていたとの報告が。
ウマヤールはその報告書をTASCの拠点に持ってきて、ラジは恐らく何らかの訓練を受けているはずだと伝え、自分を捜査に加えて欲しいと頼みます。食い気味のJKと特に断る理由もないといった風のスリカントから許可がおり、地元警察のウマヤールと手を組むことになりましたが、一応秘密裏に動く部署と警察の仕事は同時進行して支障がないものなのでしょうか？
ラジが反政府組織の特殊部隊に居て、ジャングル戦と格闘術の訓練を受けていたという裏も取れ、他の兵士を含む顔写真を治安当局に配って生き残りを探し出す流れに。
インド内タミル・ナドゥ州の南の海上を進む船の〈ジェバラージ〉に無線が入っており、敵も間も無く動き出しそうです。
セルバ、サジット、ラジの3人はスリランカに行って任務に使うブツを引き上げるのだそう。埋めておいたC4爆弾か。残るプラブ達はチグリス・アビエーションで飛行機の準備を任されています。
情報部は反政府武装組織の無線を傍受しており、彼らの動きを掴んだクルカルニ長官と首相の側近サンビットからディーパンに連絡が。
バースカランは亡命政府を抜けたから自分達は関与していないと言いますが、結局バースカランが何かしでかせばその余波をモロに食らうことにもなるのだから「バースカランを止めろ」と指示されます。話して止まる相手じゃないでしょうに。
暗号を使われた通信の内容は不明ですが、『ヴェララニヤム』『ローカル52』の二つの単語が
キーになってくるはず。ムトゥから報告を受けたスリカントは危険を承知で反政府組織シンパの多い現地に出向きます。
とろこで、バースカランはえらく良い暮らしをさせてもらっているのですね。ディーパンは直接バースカランを説得しに来ましたが、やはり止まりそうにはなく、サンビットに「バースカランは何か企んでいる、監視すべきだ」と報告する事になりました。
早々に監視に気付いたサミール少佐から、携帯と偽造パスポートなど、地下に潜るために必要な物資一式がバースカランの元へ届いております。
反政府組織がヴェララニヤムの拠点から物資を送っていた際の仲間で、密輸業者のジェバラージは湾岸警備隊の動きを把握している、ある意味要の人物のわりにタチの悪い飲んだくれでボロを出しそうな雰囲気も。
闇夜に紛れてペドロ岬に降り立つジェバラージ、サジット、ラジの3人は、埋まっているブツの場所に辿り着いております。見回りしていたスリランカの警備隊に見つかって、兵士を殺し、非協力的で煩いジェバラージも黙らせると、掘り出したブツを船に乗せてトンズラです。
いつの間にか姿を消していたバースカランですが、これは……監視が無能過ぎるのでは？
▼Amazonプライム・ビデオで視聴できます。
プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード6
