エピソード6『NASAとの対決』“A Patch, a Modem, and a Zantac®”
あらすじ
革新的なロケットの打ち上げ方法を考えたシェルドンだったが、NASAの科学者に軽くあしらわれてしまう。
ネタバレ感想
教師の友人で宇宙センターに勤める〈ロナルド・ホッジス博士〉が特別授業のため学校に来ています。
太陽系の探査には費用の問題があると聞いたシェルドンは、ブースターロケットを着陸させて再利用すれば良いと持論を展開するも、「発想はいいが技術的に不可能だ」と反対され、それでも食い下がったところ完全な子供扱いで笑われて終わりました。
そこからは寝ても覚めてもこの博士の間違いを証明するために再使用ロケット実現に繋がる計算をしているシェルドン。
方程式を解くのにコンピューターが必要になり、家計に余裕がないことをしっかり理解しているシェルドンは遺言書作成の話をしていたバァバを訪ねて自分にはいくらの遺産が入るか直球で質問(笑)結局バァバもアテにならず、銀行に電話をかけて融資を頼もうと交渉しているところを母親にバレて電話を切られることに。
仕方なく学校の図書館のパソコンを使うも、NASAよ推重比のデータにアクセスするためモデムが必要だとかで電器屋に行きたいシェルドンですが、母親から今日はダメだとことごとく却下されてかんしゃくを起こし、1ヶ月の電器店出入り禁止の罰を与えられたシェルドン。
ある夜腹痛を訴え病院に行くと、電器店出入り禁止によるストレスで胃潰瘍を起こしたことが発覚するのですが、医者のパソコンを勝手に使ってお目当てのデータにアクセスでき、電器店に行く必要はなくなったようです。
ついに『ロケットの再突入と逆推進』なる論文を完成させ、研究成果をNASAに送ったシェルドン。
しかし待てど暮らせど返事はなく、家族揃ってヒューストンの宇宙センターまで直接行くことに。とんでもない行動力です。しかもアポ無しで行っても待てば博士が会ってくれるとのことでしたが、待ち時間に痺れを切らしたジョージは強行突破。息子の話を聞くよう博士を怒鳴りつけ、ようやく計算式を披露して言いたいことを言うだけ言ったシェルドンは満足して、家路に着いたクーパー家。
理論は合っていても技術的に不可能で先進的過ぎると言われたシェルドンの計算式は、後に歴史的偉業として報道されたロケットの着陸が成功した際に用いられ、2016年にこの実験を行ったスペースX社創業者のイーロン・マスクがシェルドンの研究結果を読む姿に笑いました。
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▼次回、エピソード7