エピソード18『大人としての責任』“A Mother, A Child, and a Blue Man's Backside”
あらすじ
大人向けのコミックを読んでいたシェルドンにママは激怒。それに反抗したシェルドンは、9歳にして自立することを決心する。
ネタバレ感想
シェルドンの読んでいる大人向けコミックの不適切な描写に過剰反応したメアリーは、コミック店“キングコング・コミック”に抗議しに行くと通常運行(笑)
店の隅ではいつものようにタムと一緒に立ち読みならぬ座り込み読みをしているシェルドンがいましたが、そこに乗り込んできて店主に「こんな本を小さな息子に売るなんて!」と怒鳴りつけているメアリー。
クレーマーと化した母親に恥をかかされ抗議するも、怒れるメアリーの圧に勝てるはずもなくそのまま自宅へと連れ戻されました。
メアリーの暴走は止まらず、シェルドンの部屋にあるコミック本をかき集めて取り上げ、18歳になるまで預かると言い出します。キャスパーですら『不謹慎』だと言う母に、「不貞と大量虐殺と人柱の話が満載なこの本も没収したら?」と火の玉ストレートで聖書批判に出たシェルドン。目には目を、です。
子供扱いされることに文句を言うと、「いいわ、なら今日からあなたは大人。ママはもう面倒を見ない」と毒親のようなセリフを決め込むメアリー。シェルドンの頑固さは母親譲りか。
お互いに意地になり、あまりにも大人気ないメアリーに校外学習の同意書にサインしてもらえず腹いせに遠くの大学に行くと決めたシェルドンはさっそく進路指導員に相談。滑り止め無しでハーバード大への出願を決められる強気さが羨ましい。しかも奨学金をもらう気です。
更に大人気ないメアリーから出願するだけで60ドルはかかるけど持ってないでしょとなじられいつもの電器店に行って雇って欲しいと頼むシェルドン。しかしいくら有能でも子供は子供。雇ってもらえるはずもなく、仕方なくバァバ宅の庭仕事を時給1ドルで引き受けることに。
2ヶ月出っぱなしの竜巻警報がまた出ていると知ったメアリーはシェルドンのところへ行って早く家の中に入れと急かします。
日本の地震も恐ろしいですが、竜巻が頻繁に起こる地域というのもかなり不安そうなもの。
家族全員でバスルームに避難して竜巻が過ぎ去るのを待つクーパー家。危難が去って、相当怖い思いをしたシェルドンは、パニックの中でも力強く祈りを捧げて自然災害にすら命令するような母親に素直に抱き付いて2人のいがみ合いもこれにて終了です。
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▼次回、エピソード19