恋するプリテンダー
あらすじ
弁護士を目指してロースクールに通うビーは、街角のカフェで知り合った金融マンのベンと最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いが原因で燃え上がった恋心も一気に凍りついてしまう。数年後、そんな2人がオーストラリアで同じ結婚式に出席して偶然に再会。真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、険悪なムードを漂わせる2人。しかし、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、互いの望みをかなえるために恋人のフリをすることになり……。
オーストラリアのきらめくリゾートを舞台に、大人の男女が意地とプライドを懸けて繰り広げる恋の駆け引きを描いたラブコメディ。
予告動画
ビー役はドラマ「ユーフォリア EUPHORIA」や映画「リアリティ」で注目を集めるシドニー・スウィーニー、ベン役は「トップガン マーヴェリック」のハングマン役でブレイクしたグレン・パウエル。監督は「小悪魔はなぜモテる?!」「ANNIE アニー」で知られるウィル・グラック。
ネタバレ感想
たまに観るラブコメというのは無性に面白く感じます。
その中でもこの作品はかなり当たりでした。
ストーリーは特に捻りのない王道中の王道展開ですが、ラブロマやラブコメを見るに当たってやはり期待するのは王道展開なのでそれで良し。
主役カップルのナイスバディな豊満ボディとムキムキマッスルがこれでもかというほど押し出されている分かりやすさも良いですし、やや下品とも取れる下ネタがちょうど良い笑いの要素になっていました。
裏切りのないストーリーは、ハッピーエンドという絶対的なゴールが見えているので安心して何も考えずに見られるところもラブコメの良いところです。
「そうはならんだろ」の連続なぶっ飛び方は、まさに「こういうのでいいんだよ」と感じさせてくれるポイントでもあるので、度々起こる有り得ない展開や反応に真面目にツッコミを入れるのは無粋ってなもんです。
多幸感溢れるエンディングも春先のこの季節にピッタリで、劇場を後にする足取りが軽くなるような作品でした。
評価(平均点高めの設定です。)
4.1 /5 点!
概要
監督:ウィル・グラック
時間:1時間43分
公開日:2024年5月10日