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海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン2 5話ネタバレ感想

CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン2 DVD-BOX

エピソード5『ブルーゴールド』“Blue Gold”

あらすじ

マックスの娘をエサに使い、ライアンとハリエットはマックスをおびき出すことに成功する。ジャングルでは、マーカスが強制収容所を発見する。グリーアはボナルデのもとを訪れ、レイエス大統領と失踪した彼女の夫との関係について尋ねるのだった。

ブルーゴールド

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  • アラン・ホーコ
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ネタバレ感想

マックスを取り逃した後の後処理がなかなか大変そうです。

ジェレミーからはハリエットは条件次第で裏切るから気を付けろと忠告されたライアン。ついでに銃も置いていくよう言われて渋々出すのですが、結局現場のレストランから出て行き際に証拠品袋に入っていた鍵をちゃっかり盗んできております。なんでこう突っ走るんだ。

 

海岸沖の駆逐艦からドローンを飛ばして撮影した映像の中に、敵地に置き去りにされたマーカスぎ岩山を下る姿が映っていたそうで、すぐにマティスに位置が報告されています。このドローン作戦を手配したのは、特殊作戦軍の大佐と飲んでコネがあるリサで、別れた直後に男と飲んだのかと私情を挟んでムッとしているノーベンバー支局長はやはり未練大アリの様子。

一方マーカスは、辿り着いた先で強制収容所と思われる施設を発見してしまっております。

 

イギリスのキング・エドワード大学で娘アナベルと密会するマックス。親子の関係は思いの外良さそうです。自分の連絡先を登録した携帯を持っているように渡しました。

一方ジャックは、例の鍵を使ってソーンの自宅に侵入。さすがCEO、良いところに住んでおります。

不法侵入もいいところで、誰も居ないことを確認すると遠慮なくガサガサ漁り、パソコンを見つけるとすぐCIA本部のデジタル分析調査課にいる〈ザンダー〉にハッキングしてくれと連絡を入れました。1話で出てきたビジネス男です。あっという間にシステムに侵入し、取引のある銀行と送金先の口座や名義人を辿って行き、送金履歴からはマックスが何度も同じ相手に送金していることが分かりました。

 

グリーアはグローリアに会った際に預かった失踪原因の鉱石を調べたところ、回路基盤やGPSシステムなどあらゆる部品に使われるタンタルを多く含む“コルタン”という鉱石で、別名『青い金“ブルー・ゴールド”』と呼ばれるものだったと支局長に報告。つまり、このブルー・ゴールドの鉱脈を見つけていたわけですな。それも数兆ドルの市場規模となれば、人が死ぬのも納得の数字です。

ついでに、グローリアが脅迫されているからCIAの人間を派遣して選挙の間彼女を守れるよう警備担当者を特訓すべきとも報告し、ホセを連れていくよう許可が出ました。

 

ロンドンから出るよう指示されたハリエットは、MI5に監視されながら一旦ホテルに戻るのですが、エレベーターの外で待ち伏せしていたマックスに瞬殺された監視。

銃を持つマックスからライアンと組んでいるのかと聞かれ「そうよ、あなたを守るためよ」と答えたところ、おかげで計画が台無しだと苛ついているマックス。どんな計画なのか知りませんが、とにかく俺の邪魔をするなと警告するに留めるあたり、ハリエットを手にかけるつもりはないのでしょう。プシュッと撃たれたMI5はどうすんだ。ハリエットがやったみたいになっとりますが、報告もせず銃だけかっぱらって逃げてしまったので同罪のようなものか。

その足でライアンと合流し、マックスに娘が居ることを明かします。このシーン、ライアンの鼻の頭にできた出来物が気になって話に集中できません。

目的のためなら手段を選ばないタイプのライアンは娘を囮に使うことも即決で、なんだかんだと同類のハリエットはアナベルが通う大学に行くことを決めます。嫌なコンビですよ、まったく(笑)マックスにはバッチリ尾けられており、目が合ったハリエットはライアンの顔を隠すため?咄嗟にキスをして1人発車間際の電車を降りてライアンに大学でアナベルを探すよう言います。マックスは電車から降りたハリエットの方を追い、1発ぶち込むと連れがどこへ行ったのか吐けと迫り、わりと容赦なくもう1発撃ち込んで彼女のポケットを探りキング・エドワード大学駅行きのチケットを見つけます。

CIA権限でも使って調べたのかと思いきや、単純にルームメイトから聞き出して図書館でアナベルを発見し「お父さんのことで話がある」と声をかけるライアン。大学生からすればどう見ても怪しいおっさんです(笑)

父親の仕事やBNDのことまで把握しているアナベルに対し、「トラブルに巻き込まれているから彼が握っている情報を知りたい」と無理な要求をし、警戒して立ち去ろうとするアナベルの腕をガッと音のする勢いで掴んでレストランでの射殺事件の犯人は君のお父さんだから連絡を取ってくれと必死のライアン。隙をついて手をぶっ刺して逃げるアナベルの方がまともに見えますし、追い付いて何の罪もない少女に騒ぐなと口を塞いで銃を突きつける外国の政府職員はどうかし過ぎだろうよ(笑)

BNDではなく雇われの殺し屋だとも話しており、もはやマックスに同情できそうなほどです。

そこへマックス本人から電話がかかってきて、娘の無事を確認させろというマックスに対して「命令するのはこっちだ」と脅しにかかるライアン。ヒール過ぎて面白いな。

誰の指示でモレノ議員を暗殺したのか言えと要求すると、娘と引き換えに会って話すとのこと。巻き込まれたアナベルがとことん可哀想な話です。

 

CIAはウバリと妻の会話を傍受して、ウバリが追い込まれている事実を掴んだらしく、ノーベンバー支局長が接触をはかります。

採掘計画と議員暗殺にどんな関係があるのか話すことを条件とし、協力と引き換えに家族揃っての亡命を提案する支局長。揺さぶるだけ揺さぶって、連絡用の携帯電話を置いてあとはウバリ将軍次第といったところ。

 

暗くなった頃にようやくマックスと対峙したライアンは、切り札のアナベルを早々に解放してとことん悪役の構図ではなくなってしまい少し残念。モレノ議員暗殺を指示したのはレイエスと確認したところ「この期に及んでまだそう思っていたのか?必死になるわけだ」と小馬鹿にされ、そのままガンマンのバトルみたいになりかけた瞬間、背後からハリエットに頭を撃ち抜かれたマックス。えぇ……ドン引きです。

自分とアナベルのことは気にかけてるの、なんて特別な存在を自負していたはずが、普通に撃たれたことで愛情が憎しみに変わったのでしょうか。何よりアナベルが可哀想過ぎます。先にライアンを逃がすのは勝手ですが、銃声を聞きつけて戻ってきたアナベルはライアンが父親を殺したと思い込んでおり、号泣する彼女にやったのは自分だと言わない狡さ。嫌いだなぁ(笑)

ライアンを守るためと見せかけて、実は愛した男が手に入らなかった腹いせでの心中のようにも見えます。でも別にハリエット自身は致命傷負ってませんよね?なんだかなぁ(笑)

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CIA分析官 ジャック・ライアン

▼次回、エピソード6

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