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海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3 2話ネタバレ感想

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3 予告編

エピソード2『過去の悪夢』“Old Haunts”

あらすじ

ギリシャでの任務失敗により国際手配されることになったジャックは、身を隠しながら旧友に助けを求める。

過去の悪夢

過去の悪夢

  • ヌーマン・アチャル
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ネタバレ感想

これまで英雄とされてきたソコル計画の研究者達を突如反逆者扱いで殺させられたレーベジェフ軍曹はルカに異論を唱えております。

 

グリーアは仲間に頼んで5000ドル入りの封筒と伝言をアテネのライアンに届けるよう手配。上の意向をフルシカトしているわけで、まさか経費は出ないでしょうし、ポケットマネーでしょうか?

その上でライアン連行のためアテネに向かうエリザベスと一緒に、グリーア自身はライアンを無事に連れ戻すという目的を持って現地へ。

なんだかんだと広い街なのにあっさり自分の命を狙った男を見つけ出し、スマホで撮影しているところを敢えて見せつけて自分の後を追わせるライアン。人気のないところに誘い込んで尋問でもするのかと思えば、むしろ人混みに入って撹乱する方をとっております。市民が巻き添えを食らう可能性を考慮しても自分が被弾する確率を下げるつもりです(笑)ということは、あんなあからさまにスマホを掲げて撮影していたのはわざと見つかるようにしたわけではなかったのか。もっとうまいこと隠し撮りくらいできるだろ!

 

暗殺されたポポフの後任で国防相になる〈アレクセイ・ペトロフは、ポポフ暗殺をアメリカの差金だとして、同日にライアンが核科学者を連れ出したのもCIAの協力でロシアを弱らせようとしているのだと持論を展開し、〈スリコフ大統領〉に強硬姿勢を見せるよう進言しとります。

やはりあのお爺ちゃんはルカで、大統領の前ではアレクセイの後押しをするような発言をするも、暗殺や科学者亡命の一連のゴタゴタに関して的を射た推察をしてアメリカの干渉ではないことも分かっている、と。恰幅も凄いしどことなく只者ではない感じがしますな。

 

アテネに到着し、現地の警察署長〈マクリス〉と合流してジャック・ライアンが国際手配された事実を聞かされるエリザベスとグリーア。マクリスの傍らには、ロシア大使館の職員だというあのライアンを襲った男〈コンスタンチン〉が。

パラダイス衣料店でグリーアからの届け物を受け取るライアン。一緒に届けられたメッセージには、ピレウスの住所が記されておりました。店主にパソコンを借りて、中古車売買のサイトにアクセスしてから何かを書き込んでから店を出ます。

 

グリーアは誰とでも関わりがありすぎませんか?ロシア人のコンスタンチンのことまで顔見知り程度に知っている様子でしたし、エリザベスとはカラチ時代からの長い付き合いがあり、アテネにいるCIA協力者のトニーを見るなり頭を抱えております。トニーに関しては、S1-ep.6にて、トルコで勝手に敵を撃ち殺したことに対してライアンが爆ギレして殴り倒し揉めまくった相手ですが。「ジャックが殴った相手だから匿うとは思えない」とエリザベスに伝えて捜索から外させようとしたあたり、グリーアが渡したピレウスの住所はトニーのところなのかもしれませんが、エリザベスがグリーアの意見を採用するはずもなく、トニーの住所を調べさせております。

ついでにエリザベスはアテネに到着してからのグリーアの通話記録やメール送受信記録を調べさせて、彼に接触する人物を教えるよう部下に指示。

ライアンが訪れたピレウスの住所ではやはりイカれたトニーが満面の笑みで待っておりました(笑)

エリザベスと揃ってトニーを訪ねたグリーアは、咄嗟の機転で異変を悟らせたのか、はたまた最初から口裏を合わせていたのかトニーにキツく当たる演技をして、トニーの方もライアンについてニュースで見た以上のことは何も知らないフリで乗り切ります。

ただ、一緒に来ているのにエリザベスが背を向けたからといって賄賂はもっとこっそり渡せ、こっそり(笑)コンスタンチンからも尾行されていますし、自分が国際指名手配中だとようやく知ることになったライアンには、たとえトニーだとしても味方が増えて良かったですね。あの時言えなかった感謝の気持ちを今回こそは伝えられるようになっているというところに色々な変化が現れていて良かったです。

 

CIAの〈ケーヒルがコヴァチ大統領の元を訪れ、アメリカ政府は暗殺に関与していないと伝え、独自捜査のためにスタジアムの監視映像を閲覧する許可をくれと頼みに来ており、コヴァチ大統領は考える素振りもなく即決で許可を出しました。

コヴァチ大統領の側近的ポジション、主任護衛官の〈ラデック・ブレザ〉とアレクセイは裏で繋がっており、暗殺の真犯人である狙撃手を始末。1話でコヴァチ大統領の父親が追い払っていた男です。

アレクセイの就任式を見ながら、かつての自分の行いを振り返るルカ。あの虐殺の夜に回収した研究者達の遺品を「事故があった」と嘘をついて遺族に返して回っていたところ、とある科学者の家にも家族写真を返却に。異変に気が付き中へ踏み込むと当日病欠していて難を逃れた科学者が逃げ出す準備の真っ最中。家族から命乞いをされたルカは見逃したのでしょうか。

 

アレクセイはチェコに対して強気な姿勢を緩めず、ポポフ防相との間で交わされた約束は破棄するとコヴァチ大統領に伝えます。

NATOチェコに介入すれば敵対行為とみなします。そちらがアメリカと組めば敵対国とみなします。」と立て続けに脅しをかけ、形勢が逆転。ロシアからすれば侵攻の口実になればきっかけは何だってよく、コヴァチ大統領は暗殺事件はロシアの自作自演だと結論付けました。

 

エリザベスの意向でグリーアと張り込んでトニーの監視を続けていたところ、コンスタンチンが大量の警察を引き連れてきてトニーの自動車修理工場に突入していきます。ライアン確保ではなく殺害が目的の様子で、徹底的に工場内が捜索されるもライアンの姿は見つからず。

目の前でコンスタンチンが空振りに終わるところを目にしたことでエリザベスもここには居ないと納得してくれて一石二鳥です。

トニーがライアンを匿った『狭い場所』というのは、自動車を上げ下げするリフト下だったわけですが、これ調べるだろ(笑)想像つくだろ。ボタン押してみるだろ。何故バレなかったのかおかしいレベルです。

しかもその後すぐに変装もせずトニーの修理工場から車で出て行くライアン(笑)飛行場で落ち合ったのは急遽助けに来てくれたノーベンバー支局長でした。揃い踏みです。

エリザベスはローマの時点でグリーアを尾行させており、5000ドル送金していたことも掴んでいたようで、その上で敢えて上層部と同じ姿勢でライアンを追うフリをしていた、ということ?エリザベスの立ち位置にはさほど興味はありませんが、究極の選択をする場面で味方してくれるのならそれに越したことはありません。

エリザベスはグリーアに、プラハに飛んでNATOと協調するよう大統領に掛け合う役目を任されます。そして、送金の件は見逃すからライアンの動きを読んで先回りしろ、とも。

ライアンがチップを使ってメッセージを送っていたまだ見ぬ情報源こそがルカで、当時の罪滅ぼしでも考えているのでしょうか?

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CIA分析官 ジャック・ライアン

▼次回、エピソード3

axxi.hatenablog.com

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