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海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3 6話ネタバレ感想

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3 予告編

エピソード6『亡霊』“Ghosts”

あらすじ

ジャックは、チェコ共和国に輸送された核装置の爆発を止めるため、時間との勝負に直面する。ペトルとルカの秘密の過去は衝撃的な展開で明るみになる。

亡霊

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  • ジョン・シュワブ
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ネタバレ感想

マトクサから戻ったライアンはグリーアとケーヒル大使に迎えられ支援を約束されており、CIA長官の命令や国際的な指名手配がこんなにも蔑ろにされるなんて(笑)

チェコのムラダー・ボレスラフには核弾頭とルカを乗せた飛行機が到着しております。

わざわざチェコアメリカ大使館内に入り、調べてもらっていたマトクサからの飛行経路で安全に着陸できる地点について調査状況を聞くライアンですが、そんなリスク冒さずともリモートで聞ける話だったのでは?

それぞれ確認している時間の余裕もなく、4箇所に絞った地点から更に大掛かりな打ち上げ装置が置ける場所という条件でどこかに照準を定める必要があります。

案の定監視カメラですぐミラーに見つかっておりますが、ミラーもミラーでエリザベスから猛烈に噛み付かれる程度には収穫を自らでっち上げる汚職長官だったようです。見るからにやりそうな雰囲気でしたしね(笑)

そうこうしているうちに部下2人を伴ってライアン確保にやって来たハリスは、あからさまなダミーを追うポンコツ具合。

本物を見つけるも結局ライアン側が準備しておいた地元警察にわざと捕まり、警察にも身柄の引き渡しに応じてもらえないという策略にまんまとハマっております。

その結果、グリーアはライアンに協力して部下を巻き込んだとして逮捕しようとするも、これまでの情報を開示し、事態は深刻でライアンはソ連の計画復活を阻止するため動いていたんだぞ、と話して丸め込まれているハリス(笑)話せばわかる男です(笑)

ラデックの妻と娘は拉致され、ペトルの差し金かと思いきやコヴァチ大統領の指示でした。

そして、グリーアの要請で地元警察を出動させたであろう大元もコヴァチ大統領で、逮捕されたはずのライアンとノーベンバーは大統領のところに。ライアンの言うがままに滑走路の衛星写真を用意して軍まで招集してもらえる手厚さよ。全ての情報を話すことが条件ではありますが。

その後のコヴァチ大統領も含めた会議中に、敵がミサイルを発射するという仮説がそもそも間違いで、世界にアメリカを疑わせるにはNATOの空軍基地で爆発事故を起こせば十分だという事実に気が付いたライアン。

 

エリザベスは〈ラモス将軍〉に連絡し、グリーアからの伝言だと話すと全面的に協力してもらえることに。やはりグリーアの顔の広さは伊達じゃありません。

ペトルの名は赤軍の記録に載っておらず、グリーアは偽装しやすい戦死者リストを調べさせます。年齢や在籍期間で絞り込むと、マトクサで行方不明とされていたレーベジェフ軍曹がヒット。それではやはり、ペトルはルカの元部下なやけですな。

 

NATOのミサイルが空軍基地へ運び込まれる道中、輸送トラックをヘリで追いかけて無線で通信をとる“ライアン士官”。核弾頭を積んだトラックが追いかけてくるはずだと伝えているうちに輸送トラックはトンネルに入ってしまいます。

通信が途切れ、トンネルの出口側に移動するも、その先はニンブルクという人口約2万人の町で、空軍基地よりも犠牲者を出しやすいこちらが真の標的だったと気が付きました。

核弾頭を載せたトラックを後方6キロの地点にようやく発見し、トンネルであえてミサイル輸送トラックに追い付かせる作戦を決行させるライアン。

どうやら、トンネルの中で追突させて爆破させてしまおうというのです。

無線連絡をとっていた大佐の乗るトラック以外の輸送トラックは先に行かせてトンネルから出てきましたが、トンネルのど真ん中に車を乗り捨てて走って出口へ出てくるはずの大佐と部下の姿はまだ見えません。

ヘリから降りたライアンは一台のトラックを止めて運転手の兵士を下ろすと自分が迎えに突入します。

トンネルの照明は消され、視界が悪い中なんとか2人を拾って出口へ向かうライアン。背後から迫る核弾頭トラックの方も、暗がりで前が見えず、気付いた時には道路のど真ん中を塞ぐように停められていたトラックに突っ込み、トンネルが崩れるほどの爆発が起こりました。

ギリギリのところで出口に到達していたライアン達の乗るトラックは、爆風でガードレール下に吹き飛ばされるも大した怪我もなく無事な様子で何よりです。

 

ラデックには同情するレベルでしたが、ラデックの妻は夫が殺されてもなおペトルシンパというか、ソ連再興計画は指示しており、なかなかヤベー感じの女です。

コヴァチ大統領は娘を人質に取る形で、父親の居場所を聞き出し、山小屋へ辿り着きます。

そこではルカとペトルが再会しており、追っ手の到着を察して銃を出したペトルより一瞬早く撃ち抜いたルカ。

死にかけの父親と2人きりにさせてくれとルカに頼んだコヴァチ大統領は、ペトルからの手紙を開封せず暖炉の火の中へ。そして非情に止血ベルトを外すコヴァチ大統領。この決断は素晴らしかった。もしここで、娘への愛情だけは本物だったなんていうお涙頂戴展開を受け入れられていたら興醒め中の興醒めでした。もはや父親から操られるのはゴメンだという大統領の強い意志も垣間見れたところで、それでも肉親の死を目の当たりにし、しかも半分自分がトドメを刺したことも重なって何とも言い難いため息を一つ吐くシーンが印象的です。

ルカは射殺された見張りのスマホから位置情報を確認してライアンに送信。ヘリの行き先はオストラヴァ飛行場に変更です。

 

ワシントンのホワイトハウス危機管理室ではあわや大惨事という核爆発を受けた会議が行われ、CIA長官としてミラーも出席。

この情報がアメリカ側に全く入ってこなかったのは何故かという副大統領からの疑問に、ラモス将軍はプラハアメリカ大使館の監視カメラ映像を見せ、ミラー長官が勝手に組織した非正規の部隊にライアンを拘束させようと指示していたことを公にします。

そこへ権限の無さそうなエリザベスが入って来て、「捜査中だったライアンはミラー長官により妨害されました」と追撃。最初からライアンを支援していればこの事態は起こらなかったという言葉を聞いた副大統領はその場で「ライアンに必要な支援をしろ、君が指揮を執れ」と即断でエリザベスを指揮官に。アメリカンだなぁ。

飛行場でグリーアに迎えられたライアンは、遅れて到着したコヴァチ大統領とルカと合流して飛行機でモスクワへ。

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CIA分析官 ジャック・ライアン

▼次回、エピソード7

axxi.hatenablog.com

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