海外ドラマ≫≫Young Sheldon ヤング・シェルドンシーズン3　12話ネタバレ感想

エピソード12『悩めるペイジと聞き上手なシェルドン』“Body Glitter and a Mall Safety Kit”

あらすじ

感情的になったペイジが万引きをして両親の離婚に悩んでいると、シェルドンは話を聞くことを学ぶ。そして、ジョージ・シニアは、ジョージーが家事から逃れる方法を買おうとしていることに激怒する。

悩めるペイジと聞き上手なシェルドン

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ネタバレ感想

離婚危機にあったペイジの両親、リンダとバリーがとうとう本当に離婚することになったと連絡があり、落ち込んでいて学校でもうまくいっていないペイジにシェルドンがいい影響を与えてくれるかも、とリンダは考えているようです。

週末にペイジが遊びに来ると聞いて複雑なシェルドンと大喜びのミッシー。

メアリーは『プロトン教授の科学キット』というシェルドンほいほいなおもちゃを与えてペイジと一緒に遊べるよう張り切っており、母親からの言いつけでシェルドンもしぶしぶペイジを受け入れることにしました。

いざやって来たペイジは、お人形さんのようだった風貌から一気にパンキッシュにグレた感じになっていてピンクのメッシュが入っており、度肝を抜かれたシェルドンの第一声が「その髪は両親が離婚したせい？」になるのも納得です。

父親から芝刈りしろと命令され、小遣いを稼ぐ必要もないし嫌だとゴネたジョージー。問答無用の言いつけに対して、お隣のビリーに金をやって自分の家の芝刈りをさせていたのがジョージにバレてしまいました。頭ごなしに叱るジョージと、負けじと生意気に反抗するジョージー。

苛立ちを抱えたまま同僚とゴルフの打ちっぱなしに行って愚痴ると「学校に行き、仕事もする。俺の子なら誇りに思うね」と評価され、「誇りに思ってるさ、生意気でない時はな」と苦い顔のジョージに「そう伝えた？口にするのが大事だ」とまとも過ぎるお叱りをもらっております。メアリーとのいざこざの時もそうでしたが、わりと幼稚な所が多いジョージの人生の指南役です。

帰ってジョージーにバーガーを食べに行こうと誘って、空調が壊れて暑苦しい車内で自分で稼いで頑張っているのは誇らしいと本人に伝えました。

しかし、生返事で修理代なら出すと言って金を渡そうとしてきた息子にブチギレてその場で車から降ろし、歩いて帰らせるという結果に。

孫が汗だくになって歩いて帰って来たのを見て話を聞き、親のプライドについて少し話してやるバァバ。これだけでしっかり理解し、自分を置いて行った父親相手に素直に謝れるジョージーは良い子ではないですか。「ごめん」「いいさ」だけのやり取りで通じ合える2人の親子感が非常に良い味を出しておりました。

狡賢いペイジはメアリーを騙してモールに連れて行ってもらい、そこで万引きをしようとしてシェルドンに止められるも、シェルドンのリュックの中にこっそり商品を入れて共犯に仕立て上げます。

自分が賢いせいでテキサスに引っ越すことになり、そのせいで両親は喧嘩がちになって離婚することになったと考えているペイジは、賢いのが嫌だ、普通になりたいと言っており、自分にはなさ過ぎる考えに衝撃を受けて混乱しているシェルドン。

スタージス博士に電話して訳を話し、賢い方が良いと説得する方法を聞いてみますが、精神科病院での入院経験から「彼女の問題を解決しようとするより話を聞いたら？」とアドバイス。

早速聞き役に取り掛かるシェルドンの直球さが逆に良かったのか、ペイジは泣きながら悩みを打ち明け始め、意外と聞き上手なシェルドンは珍しく他人の心の機微に共感して温かい飲み物を淹れてあげることに。

シェルドンの優しさを見たジョージは「誇らしいよ」と言葉にして伝え、こちらの方の息子には表情には出なくても内心大いに響いたようです。