海外ドラマ≫≫BOSCH ボッシュシーズン2　8話ネタバレ感想

エピソード8『金の在処』“Follow the Money”

あらすじ

ボッシュが事件の黒幕を追いかける一方、エレノアはＦＢＩに情報を提供。そして対立する凶悪な集団が一堂に会する。

金の在処

タイタス・ウェリバー

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ネタバレ感想

アースノーが殺されたことで、ボッシュがアースノーに使った結束バンドの残骸がゴミ箱から出てしまいました。回収しなかったのはさすがに詰めが甘かったか。

モー達の雑な工作でアースノーは自殺と見せかけられて殺されたわけですが、他殺の可能性を疑うコニフ達指揮役に対して単なる自殺でしかないと分かりやすく圧力をかけてくる上層部。

こんな圧力に屈せないと感じたコニフは適当な報告書をでっち上げるつもりはなく、色々と探っていたボッシュにナッシュの件の情報提供者はアースノーで彼を脅して証言させただろうと証拠品の結束バンドをチラつかせて問い詰めてきますが、さすがのポーカーフェイスで「ふざけるな」とやり返すボッシュ。

警部補も内心ボッシュならやりかねないと疑っていそうでしたが(笑)

エレノアの情報提供によって、FBIは仲間の遺体を二年越しに回収できたようです。

この功績で過去の記録を消す正式な許可は下りたそうですが、お役所仕事なだけに実行に移されるまで当面の間は長官からの推薦書を使ってくれ、とこれ以上ないお墨付き書面を貰ったエレノア。

FBI側もボッシュの協力があることはお見通しで、ライコフがボッシュに接触してきて協力のお陰で仲間の遺体が見つかったことに感謝していると伝え、ボッシュが銃を仕込んだのではないと疑いも晴れて二人は和解。

アレンの件について話を擦り合わせてみると、資金洗浄を一任されていたアレンは売り上げをピンハネしており、最初はマークスも大目に見てたそう。しかし二年前、レイラと関係を持つようになってその額が増え、ストリップクラブの帳簿と照らし合わせると二年でおよそ400万ドルもの大金が消えたことが発覚し、マークスが直々にLAに行ってアレンを問い詰めます。マークスから疑いをかけられたアレンは否定しており、その時の口論を聞いていたナッシュ達はマークスの仕業に見せかける事が出来ると踏んで犯行を計画したという知能犯っぷり。

ライコフこと〈ルーク・ゴウシェン〉のおかげで事件の全貌が見えて来ました。押収されるよう銃を仕込んだのはやはり地元警察か？

ナッシュの家を調べる令状が取れたので、エドガーやコニフ達と踏み込んだボッシュでしたが、既に勘付かれて銃保管庫の中身や通気口の中は空っぽになっておりました。チーフと忍び込んだ際に撮っておいた証拠写真をエドガーに見せて、ジョージ絡みでチーフもこれに関与していると明かします。

ここで令状も無しに犯罪紛いの事をしているのを責めるのではなく、自分に話せよと怒るところがエドガーの信用できるポイントです。

共犯だと気付いていないフリでヴェロニカを訪ねて「ナッシュは危険な男でご主人を殺害した犯人の可能性もある」と伝え、彼女が尻尾を出すのを待ちます。

住宅エリアのゲート前で交代の見張りを付けていたはずが、検認裁判所からアレンの遺産管理上が発行されたという通知に気付いた頃には既にヴェロニカは自分で呼んだ配達員を騙してトランク二つとバンに乗り込みゲートを出た後でした。

ナッシュの財産が入った貸金庫のある銀行に何食わぬ顔で空のトランクを持ち込むヴェロニカ。

銀行に入って行くヴェロニカをナッシュと悪徳警官達が監視しており、そこへさらにマークスの手下までやってきます。

貸金庫の鍵を開けてもらい、故人の妻として合法的に財産を手に入れることとなったヴェロニカですが、金庫を開いてみると中には夫と愛人のツーショット写真が入っているだけでした。

スーツケースの中が空だと知っているのはヴェロニカだけで、銀行から出てきたヴェロニカはマークス達に囲まれ、有りもしない自分達の高飛び資金をマークス達に奪われてたまるかと警官バッジという最大の建前を武器にその場に踏み込んで包囲する悪徳警官達。あまりにもカオスな現場にボッシュとエドガーも到着します。

逃げようとしたヴェロニカの行動が引き金となって銃撃戦が始まってしまい、殺し殺されの派手な撃ち合いに。

とうとうナッシュはスーツケースに手をかけますが、あまりにも軽く中身が空だと気がつくと激昂し、そばにいたヴェロニカに銃を向けたところですかさずボッシュとエドガーが発砲します。

被弾して後が無くなったナッシュは民間人を人質に取って道路に出ると、一台の車を止めて今度は運転手の女性を人質に取り逃走。えらいこっちゃの大騒ぎです。