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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 6話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 DVDセット(5枚組)

EPISODE 6 古今の神々 The Old Gods and the New

あらすじ

ロブがタリサに惹かれ始めた矢先、シオンがウィンターフェル城を急襲したとの知らせが入る。王都ではジョフリーへの不満が爆発した民衆が暴動を起こしていた。一方、クァース一の富豪を名乗る商人が結婚と引き換えに船を調達してやるとデナーリスに持ちかける。そんななか、アリアは身元を隠して給仕係として仕えるタイウィン公のもとに、ある思いがけない人物が訪ねてきたことで危機的な状況に陥ってしまう。壁の北側ではジョン・スノウが野人の女を捕らえる。

ネタバレ感想

“プリンスシオンだ”と言い放つ裏切り者にウィンターフェルは制圧されてしまったようです。

幼い城主ブランに身の振り方を指南する様子はどう見ても弟に接する態度ですが。

ブランから“ずっと憎んでた?”と尋ねられ答えられない程度には半端な男です。ずっと憎んでたか、なんてそんな訳がないですもんね。

中庭に民を並ばせてブランに“城を明け渡す”と明言させますが微妙過ぎる立場の身内感が拭えずどうにも締まりません。

捕らえられたロドリックにスターク公に育てられた恩を忘れたのかと言いたい放題言われ顔に唾を吐きかけられ牢に入れておけとわめくシオンに鉄諸島の男が今ここでこいつを殺さないと舐められると言われ迷いを見せながらも死刑を宣告しました。

泣き喚くブラン達の制止も聞かずその場で斬首刑にかけようとしますが、“父上に会えます”とブランを窘める余裕と、全く臆さず“道に迷ったお前に神のご加護を”と目一杯の皮肉を吐き捨てるロドリック、意志グラグラでコンプレックスだらけが転じて周りからの目を気にするあまり、こんな決断を下してしまったシオンと比べてめちゃくちゃかっこいい男です。

大抵の映画やドラマだとこの辺で馬のパカラッパカラッという蹄音が聞こえ誰かが助けに来てくれるものですが、ことゲーム・オブ・スローンズに関してはそういった温い救済措置は期待出来ず、ロドリックも狂ったシオンに酷い殺され方をしてしまいました。アーメン。

シオンはやってしまいましたね。ウィンターフェルを襲った以上に越えちゃいけないラインを越えてしまったな、こいつ…という感じです。

とにかくまた一つブランの予知夢が当たってしまいましたね。

「海」というのは大量の船を持つグレイジョイ家の暗喩で乗り越えてきた彼らによって沈められたウィンターフェル城、そして溺れ死んだサー・ロドリックの姿。オシャもこれが夢と繋がりがあると早々に気が付き、身を守るために表面上はシオンに忠誠を誓いました。

 

北の軍快進撃の裏にはタイウィンの部下のイージーミスがあったようです。

識字率があまり良くない時代なのでしょう、戦略を記した重要な手紙をラニスターではなくあろうことかスターク家に忠誠を誓う家系に届けてしまったとか。

つまりロブ側に手の内を全て読まれていたというかバレバレだったというか。この致命的なミスで打ち首にならないのが不思議です。

その場で取ってこいと言われた書物をあっさり手に取り、字が読める事に気付かれたアリアですがまだ不審がられている様子はありません。

ホッとしたのも束の間、アリアと面識のあるリトルフィンガーがタイウィンを訪ねて来てしまいました。

リトルフィンガーはレンリー殺害事件とその影響について話しに来たようで、大きな軍事力を持ち王妃の座を狙っているタイレル家のマージェリーをジョフリーと結婚させる事で勢力を拡大しようと持ちかけます。

一度はレンリー側につき、ジョフリー王に謀反を企てた存在であるタイレル家に対し難色を示すタイウィンでしたが、全ての戦いが終わった後に必要であれば始末すればいいという事で話が纏まったようです。

顔を見られないよう必死に立ち回るアリアと、何とは無しに顔を見ようとする素振りを見せたリトルフィンガーでしたがこの場はひとまずセーフでした。ヒヤヒヤします。

 

少数の隠密行動で敵を探すハーフ・ハンド達は、同じく少数グループで休憩している野人を見つけ奇襲をかけます。

戦闘になり、最後の一人に手をかけたところでその相手が女だと分かり戸惑うジョン。

イグリットと名乗る赤毛の女性は、仲間の死体を見やり“殺したなら燃やして”と呟きます。

冬山で火は起こせないし何故だと問うと“燃やさないとまた戦うはめに”と。ワイトになる事を言っているんですね。

この先には自由民、つまり野人が何百、何千といるらしく、逃せばマンス・レイダーの軍を呼び反撃にくるはずなので殺す以外に選択肢はなく、自分でケリをつけると言ったジョンでしたがやはり殺す事は出来なかった様子。

更に不意をつかれ逃がしてしまいましたが、上手いこと回り込み拘束しました。

しかしイグリットを追ううちに仲間とはぐれてしまいかなり危険な状況です。

 

政略結婚でお嫁にやられてしまうミアセラを見送るラニスター家。サーセイは愛する娘と引き離されたショックが相当強いようで、ティリオンに対し静かにそして淡々と恨み節を吐いております。こわいこわい。

ミアセラの見送りが済み王宮に帰る王家の一族でしたが、飢えで鬱憤が溜まっている民衆はジョフリーを“落とし子”と呼びヤジが飛び交います。

そして誰かがジョフリーめがけて牛糞を投げつけ、それに対して激怒したジョフリーが“皆殺しにしろ!”と喚き暴動がどんどん大きくなってきました。

この状態でガードがやられたら完全にジョフリーは捕らえられ玉座から引き摺り下ろされ処刑される運命しかないというのにここに来ても暴君が止まらないバカ息子といったところでしょうか。

これにはティリオンも“お前は邪悪でバカな王だ”と罵り振りかぶっての平手打ちです。ナイス。

逃げ遅れたサンサですが、男達に取り囲まれ襲われそうになったところでハウンドに助けられました。

ハウンドがサンサを“小鳥”と呼ぶのは籠の中の鳥という意味なんですね。囚われた状態でこんな目にあってサンサほんと不憫です。

 

デナーリスはドスラクの衣装よりもクァースのドレスの方が似合っていると思います。白髪がよく映えるというか。

ナロー・シーを渡るための船を差し出せと香辛料の商人に直談判しますが、小馬鹿にされただけで終わりました。

 

アリアはタイウィンの机に置いてあった手紙に「ロブ・スターク」の文字を見つけ覗き込もうとすると、そこにタイウィンが入ってきて“文字をどこで学んだ?”と聞き、そのまま話し込んでいる隙にテーブルの手紙を盗み出します。

しかしその手紙を持っているところにタイウィンの部下とぶつかり問いただされます。振り切って逃げたアリアはジャクェン・フ=ガーを探し出し今すぐ殺してくれと頼みます。

タイウィンに報告しようとしたすんでのところでエイモリーは倒れます。首には吹き矢のようなものが刺さっており毒殺されたようです。ジャクェンほんと何者なんですか。

 

ロブは救護活動を行なっていたタリサに気があるみたいですね。

それに気付いたキャトリンは“心に従えれば良いけれどあなたには責任があってそれには犠牲が伴う”と牽制します。双子城の橋を開けてもらうために結婚の約束を条件にさせられましたもんね。

ルーウィンがギリギリで飛ばした使い鴉もロブとキャトリンの元に届いたみたいです。

シオンの裏切りにショックを受けるロブですが、長年仕えてきたロドリックの死亡を知らされキャトリンも声を荒げます。

すぐに北へ向かおうとするロブですが、今はラニスターとの戦の真っ只中。放棄できるはずもなく、ドレッドフォードにいるルース・ボルトンの落とし子にウィンターフェル奪回を託すという案に乗るしかありません。

生け捕りにと指名されたシオンですが、性欲だけは人一倍。それを逆手に取ったオシャの誘惑大作戦が功を奏し、油断して眠りこけているシオンの目を盗み、リコン、ブラン、ホーダー、ダイアウルフをこっそり逃す事に成功しました。

今まで数え切れないほど裸の姉ちゃんが出てきましたが、オシャがダントツでスタイル良かったように思います。余談すぎますが。

 

仲間とはぐれて仕方なくイグリットを拘束し野ざらしで野営する事に決めたジョンですが…

ジョンは何やってるんですか(笑)

完全にイグリットのペースです。

 

クァースでは、滞在中の部屋に戻ろうとしたデナーリスが無惨に殺されたドスラクの兵士を発見します。

いつもデナーリスの世話をしていたドスラクのメイドも殺され、三匹のドラゴン達も盗まれてしまっています。

 

 

野人

イグリット

ジョンが捕らえた女の野人。

 

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 ▼次回、エピソード7 

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