エピソード4『レンジャーとイギー』“Ranger and the Very Real Imaginary Friend”
あらすじ
レンジャーの幼い頃の空想上の友達が現れるが、ゴーティマーは気に入らない。
ネタバレ感想
起業コンテストに向けてはりきるチームゴーティマーは『レンタルキッズ』なる高齢者向けサービスを打ち出しております。
どこか悟りを開いたような風格で謎の説得力漂うゴーティマーに対し、レンジャーはこれまで積み上げてきた自分の空間の中で決してペースを乱すことなく13歳になっても良く言えば子供心を忘れていません。
そんなレンジャーにはイマジナリーフレンドが居たらしく、名前は〈イギー〉。
とうとう母親にガラクタを片付けろと言われ、かつてイギーと連絡を取り合った玩具の電話をガードナーにお下がりでプレゼントしたのですが、ママの前でイギーにかけた電話への折り返しがかかってきます。
空想上の友達な訳ですから存在しないもので、友達と言うからには4〜5歳の頃のような幼い友達を想像していると仰天させられます(笑)
普通にゴーティマー家に姿を現した陽気なおっさんで、4歳の時にゴーティマーには姿を見せていいとレンジャーが許可した事からゴーティマーにもその姿が見えております。なんだなんだ(笑)
「俺たちは本物の友達同士だ」とはちゃめちゃなテンションで遊びに繰り出すも、やはり周りにはイギーは見えていないようです。
大人なゴーティマーはしばらく遊ぶと起業コンテストのプレゼン準備のため帰ろうとするも、久しぶりにイギーに会い、彼に自分が変わっていない事を示すためにもコンテストそっちのけで遊び回ります。
そんなレンジャーとイギーを幼稚だと一喝したゴーティマー。翌日のコンテスト当日にはレンジャーもゴーティマーとの約束を守らなければとイギーの誘いを振り切るも、イギーは邪魔者のゴーティマーを排除する方向に動いたのです。
ピーターパンシンドロームのように、大人になる事を恐れていたレンジャーでしたが、ようやく自分が幼稚で、成長して変化していくのは自然な事だと認めイギーにもそれを伝えます。
長年の最高の友達とほろ苦い別れを交わしたレンジャーは部屋を模様替えし、また一つ大人へと成長していくのです。
人生は常に変わっていくものだ、住む所も計画も変わる 友達さえもすべて変わっていく
でも何かを失うわけではない、思い出はいいものもあれば悪いものもある、変な思い出も…全部成長の糧で今の自分がある
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▼次回、エピソード5