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海外ドラマ≫≫GORTIMER GIBBON'S LIFE ON NORMAL STREET ゴーティマー・ギボン ~ふしぎな日常~ シーズン2パート2 4話ネタバレ感想

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エピソード4『メルと悪夢の馬』“Mel vs. the Night Mare of Normal Street”

あらすじ

メルがいたるところで謎の馬を目にするようになる。レンジャーの忠告によると、それはノーマル・ストリートで恐れられている伝説の"夜の馬(ナイトメア)"だ。この悪夢のような体験を終わらせるために、メルは自分の最大の恐怖を克服しなければならない。

ネタバレ感想

ゴーティマーとレンジャーがそれなりに本格的な設備を使ってラジオ番組をしている姿が楽しそうで羨ましくなります。

メルは園芸部で母親と植えたユリが踏まれて萎れてしまっているのを発見して何とか再建させようと頑張っておりますが、そんな時に謎の馬に付き纏われるようになってしまいます。

模型だったり本物だと感じたりしますが、何にせよ謎が深過ぎて馬と馬に関するモノだとしか言いようがありません。

チェスの駒や本の中の単語、玩具に加えてメルが一番気にしているのは、乗っている黒い馬が疾走していて行き先は分からないという悪夢。

レンジャーによると、その黒い馬はノーマル・ストリートに伝わる伝説のナイト・メア《夜の馬》で、町外れの森にいる闇夜のように黒い巨大な馬は恐怖を食べて生きており、目を見たものは逃れられず一番恐れる場所へ導かれるのだとか。

ただの言い伝えだと強がるも、悪夢は繰り返される上に深夜にガラスが割られ、パパは玄関に馬が居たと話すのです。

悪夢が現実のものとなってきて恐怖が増したメルは、すぐさまゴーティマーとレンジャーに連絡して馬が家に押し入ろうとした事実を伝えました。

この辺りで唯一の馬小屋『ハルシオンヒル』に行ってみる事にした三人は、その不気味な出で立ちに尻込みしながらもメル宅で拾った蹄鉄の謎を解こうと中へ踏み入れます。

馬小屋にいた黒い馬に吸い込まれるように近付き頭を撫でてやるメルでしたが、突然荒ぶる馬に馬小屋主が駆けつけてきて追い出されてしまいました。

しばらく経ってもいまだ聞こえるいななきにメルは再び馬小屋へ足を踏み入れ、人間に懐かず脱走をする事を理由に牧場へ移されようとしていた例の馬〈ジュディ〉に乗りたいと直談判。

誰にも懐かないはずがメルに対しては大人しい姿を見せたのも束の間、どこかに向かうように勝手に走り出してしまいます。

恐怖を克服するためにと決意を固めていたメルですが、行き着いた先はただの寂しげな荒れ地。

せっかく思い切ったのに、とメルが馬に文句を言えば追い付いてきた馬小屋主が「馬を怒鳴るな」と止めに入り、やさぐれたメルの態度に突っかかってきました。

「誰にも分かってもらえない」そんな気持ちを吐露したメルに、馬小屋主の〈エリス〉は5年前父親が死んだから共感できるし、その気持ちはずっとじゃないと自分自身を証明にして言える、と話してくれます。

ママの死で孤独と悲しみを背負ったままのメルに気持ちを存分に吐き出せる理解者が現れてくれてホッとしました。

誰にもこの気持ちを本当の意味で分かって貰えないという嘆きこそがメルの心に影を落としていたようです。

コロラドからの転校生〈ケイティ〉もまた孤独と戦っていましたが、ゴーティマーとレンジャーが送るラジオの唯一のリスナーだと発覚した事で彼らが孤独を埋めてくれそうです。

他にファンが居なくて最終回となってしまったラジオも最後には大きな意味を持って幕を閉じられて何よりだったのではないでしょうか。

 

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だから理解されないことを恐れる

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▼次回、エピソード5

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