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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン2 3話ネタバレ感想

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2 バリューパック [DVD]

エピソード3『カーネルパニック』”eps2.1_k3rnel-pan1c.ksd

あらすじ

エリオットはミスター・ロボットをぶちのめすと誓うけど、そう簡単にはいかない。やれやれ。アンジェラは悪魔コープの裏の顔に直面。f・ソサエティは大ピンチを迎える。

ネタバレ感想

序盤の回想でロメロがモーブリーに話した拠点でもあるゲームセンターの逸話がかなり面白くておおっ…!と聞き入ってしまいました。

とにかく呪われたこの場所ではオーナーが続々と悲惨な死を遂げており、直近の持ち主である〈ネッド・ボシャム〉が2000年に店を買い取り『ファン・ソサエティ』という店名で昔ながらのゲーセンをオープンさせたそう。

しかしこの回想の一年前にネッドの長男〈ハロルド〉が店の売却を画策するもネッドに反対された事がきっかけで父親を殺そうと決意。

双子の銃を盗み父親を撃ち殺すも、初めて使った銃の反動に耐え切れず自身は20階の窓から転落死を遂げたというのです。ここまでエリオットのトラウマに話が近いとなると完全に刷り込みなのかとか、『双子』というキーワードも気になってきます。

さらに事件当時寝ていただけの双子の弟〈クラウド〉は父親と兄の殺害容疑をかけられ、電話ハッキングで逮捕されていたロメロと同じ監房に居たのだとか。そしてこの曰くしか付いていないような呪われた物件を出所後燃やすよう頼みロメロに鍵を渡したそうです。

ロメロは約束を守らず闇商売に売ってつけなこの場所を使ってモーブリーから賃貸料を取ろうとしていたようですが、逆に大義を掲げたハッキング集団へと勧誘された事が始まりでした。

今や指名手配犯のタイレルと電話で話すも、事件当時に何があったのか分からずじまいで現実かどうかも受け入れ切れない中、ギデオン射殺というショッキングなニュースが飛び込んできたエリオットはまた薬に走ります。

レオンからアデロールをもらいミスター・ロボットの幻覚が見えなくなるまで過剰摂取して遠ざけようとしていたところに黒服の男に行く手を阻まれ、逃げ道を塞ぐように現れた黒塗りの車に押し込められ拉致されてしまいました。

だだっ広い倉庫か駐車場のような場所に連れて来られたエリオットは用意されていた椅子に手足を縛り付けられ目の前でセメントが用意されていく様を見せられます。

じょうごを咥えさせられどんどん詰められるセメントに嗚咽で口から溢れ出るセメント…それら全てが過剰摂取の影響による妄想で、実際に吐き出していたのはセメントではなく吐瀉物にまみれたアデロールでした。

傍らにはエリオットの日記をつけながら「それでいい、吐き出すんだ」と指示するミスター・ロボットの姿が。

半狂乱でゲロの中から錠剤を摘み上げ飲み込むエリオットの意思も固過ぎるだろ(笑)この精神力で何故こうも支配されているのか。ミスター・ロボットのドン引き顔も癖になってきました。

 

ロメロの家を訪ねたモーブリーは、自宅で変わり果てた姿となり倒れているロメロを発見します。えぇ…突然で困惑が止まりません。

モーブリーはそのまま静かに家を出てダーリーンと落ち合いましたが、家に入った時に母親と挨拶を交わしてしまっているのでどう転んでも不自然極まりない逃げ方をしてしまったのではないでしょうか。

何者かに銃で撃たれたらしいロメロに関して、『世紀の大犯罪』を犯した自分達は証拠隠滅に消されるのだと考え不安定なエリオットを疑うモーブリー。

捜査中のロメロ宅ではFBIの名簿から3ページだけコピーされていた形跡が見つかり、連絡を入れた該当者の中から唯一アクションのあった〈ディピエッロ〉が訪ねてきます。ハッキング関係に疎そうな警官達に対し、さすがはFBIというだけあって慣れた様子で軽いアドバイスをして帰っていきました。FBIのわりに質素な家に住んでいましたね、ディピエッロさん。私生活がだいぶん闇深い反面、仕事の上ではやり手そうな感じです。

 

アデロールの過剰摂取を続けるエリオットは3日間も寝てないらしく、ハイになり瞳孔は開きっぱなしでおかしい以外の何者でもありません。

しかし徹夜が5日も続く頃には次第に恐怖に飲まれていくばかりか幻覚も強くなりいよいよ『内部の致命的なエラー』が浮き彫りになってまいりました。

お人好しで気の良いおっさんに見えたレイが実はサイコの入った極悪非道タイプだったと発覚し笑ってしまいますが、彼もまた妻の死に耐え切れずおかしくなってしまった一面があるようです。似た者同士な二人の距離がだいぶ近づいてきましたが、レイの本性がヤバいやつなのは確定していますし良いように使われてしまうんでしょうかね。

 

プライスからディナーに誘われ、セルフマインドコントロールに余念のないアンジェラは、プライスの他にE・コープの重役二人との食事を楽しみます。

和やかに終わった食事会の後、プライスは「彼らもコルビーと一緒だった、君の故郷での廃棄物流出の隠蔽を決めた時に」と暴露。アンジェラの笑みもさすがに凍りつきますが、プライスはさらに二人を懲役確定に出来るインサイダー取引の証拠が入ったCDを渡します。

完全にプライスの掌の上で転がされていますよね、これ。

 

ロメロの母親を訪ねたディピエッロは、関節炎の母親の代わりにマリファナを巻いてやるとFBIらしからぬ釣り方で家に上がり、引越しのため荷造りがされていた段ボールの中から緩衝材代わりにされていた『世界の終末パーティー』のチラシを見つけ出します。

チラシを頼りにパーティー会場を見に行ったディピエッロが目にしたのは、ゲームセンターFUN SOCIETYからUとNの形が抜け落ちF.SOCIETYと読める看板でした。

これは「冗談でしょ」ってなります(笑)

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▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

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