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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン2 5話ネタバレ感想

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2 バリューパック [DVD]

エピソード5『論理爆弾』”eps2.3_logic-b0mb.hc”

あらすじ

結局、やめられないエリエット。でも事態は思ったよりデカいことに。5/9の捜査のため、ドムはFBIを引き連れて中国へ。ヨアンナは取り付かれてる?それとも追われてる?ダーリーンはアンジェラに助けを求める。

ネタバレ感想

パソコンを触り始めたエリオットは完全に目の色が違うし生き生きしています。

さすがは11歳にして初めて地元の図書館をハッキングした筋金入りなだけあります。支配するというスリルに逆に支配されている気もしますが自分で『天賦の才』と言ってしまうのも納得なテクニックがあるので痺れますな。

FBI職員の携帯電話を足がかりにビル内にいるFBI職員のすべての携帯を支配し手中に収めようと行動を起こし始めたエリオット。

ただ、夢中になり過ぎて今はレイに頼まれたサイト移転の仕事中でローンスターに見張られている事を忘れてはいけません。

「暗号化されたデータベースにアクセスしたいから前任者に会いたい」と頼んだエリオットですが、レイにはちゃめちゃなボコボコにされていた前任者の〈RT〉とやらがまたキーパーソンとなってくる流れですかね。

たいそうご立派な豪邸に住まうアンジェラ宅に忍び込んで待ち伏せするダーリーン。ほんとどうやって入ったんでしょう(笑)

ハッカーピッキングが得意とは言えこのレベルの家が果たして普通の錠前なのか、はたまたシステム化されたロックだからこそハッカーには朝飯前なのか。

とにかくお高く止まったアンジェラに、オールセーフにウィルスをばら撒いた事をFBIに話すと脅しをかけ、さらにエリオットがアンジェラに黙ってその痕跡を消してやったという隠された『貸し』をチラつかせる事で「FBIのオフィスに小さな装置を置いてくる」だけの簡単なお仕事を要求します。

もちろんFBIのハッキングだなんて明らかにヤバそうな事にすんなり加担してくれるはずもなかったのですが、実際FBIが捜査対象にアンジェラを挙げれば立場が危うくなるのも事実ですしこれは協力が見込めそうです。

時間も残されていない中、FBIがいる事で要塞同然で強固なセキュリティとなったビルを探るには関係者を使うしか道がないと、エリオットからもアンジェラを説得するよう言い聞かすダーリーンですが、エリオットはこれに断固同意せずダーリーン自身で何とかしろと話しました。アンジェラにそこまで守る価値があるのか?と思ってしまいますが、逆に考えると何か斜め上なヘマとか裏切りをやらかしそうでもあるのでダーリーンで何とか出来るのなら是非頑張れとしか言いようがありません。

 

ウェリック夫人は買収していた若い男がいよいよ使い物にならないと判断したのか、タイレルにも付いていた秘書なのか用心棒なのか運転手の男に指示して強盗を装い殺させました。

どういう契約を交わしていたのかはまだいまいちよく分かっておりませんし、夫人もFBIに見張られている事は明らかになりましたがやはり謎が多いままです。

 

アンジェラは元カレ…名前なんでしたっけ?(笑)とにかく元カレと再会した訳ですが、この男の落ちぶれ方がなんだか惨めで、E・コープで大出世を果たしキャリアウーマンとしてバリバリやっているアンジェラに媚びながら履歴書まで渡し「何か仕事がないかと思ってね」なんて心にグサグサくるものがあります。

失業中は本当らしいものの、E・コープのハッキング騒動に関して「あのCDは関係あると思うか?」なんて急にカマをかけてきた元カレと机の上に置かれたスマホを怪しんだアンジェラは、すぐにそれが録音中になっていると気付くとスマホを水没させ「FBIに何か話した?」と詰め寄ります。しかもこの男話しちゃってるんですよね(笑)

「CDの男の事を話しただけで君の事は何も言っていない」と言っとりますが、正直少しでも手がかりを与えてしまった時点でFBIの捜査の手が及ぶに決まっとるでしょうが。

すぐにその場を後にしたアンジェラはエリオットの実家を訪ね、保身のためにもダーリーンの意見が正しかったと話し、「床に装置を置き立ち去るだけで簡単だと聞いたわ、それで全てが消えるんでしょ?」と確認します。

「そういう計画だけど君が危険を冒す必要はない」とあくまでもアンジェラを守るスタンスのエリオットですが、思い込んだら一直線のアンジェラが素直に聞くはずもなく「何かしなければ捕まるのを待つだけ、失敗する可能性があるなら何をしても止めてくれるはず」と言いエリオットの反応を見て「やるわ」と宣言。エリオットがいつでも自分を守ってくれると信じている…と言えば聞こえはいいですがこの物言い、なんだかなぁ(笑)

 

ホワイト・ローズ姐さんの表の顔はなんと〈チャン国家安全部長〉という存在で、バリバリに中国政府の大物でした。

FBIからはディピエッロさんも出席した仕事上の会合で接触もあり、これからどちらが優位に立って行くのか見ものです。

懇親を兼ねたパーティー会場でお手洗いを探していたディピエッロさんが迷い込んだのは壁中に様々な種類の時計が飾られたサイコキラーを感じさせる小部屋でした。

ここでチャンさんと遭遇し、「あなたに見せたいものがある」と別部屋に案内されたディピエッロさん。呑気に話とりますがお手洗いには行けたのかちょっと気になります。

FBIに入った理由を聞かれ、運命を感じていたロースクール時代の恋人にプロポーズされたものの、思わずその場から逃げてしまいそれっきりになった結果今こうしてFBI捜査官になっているという理由になるのかならんのか分からんような過去を打ち明けたディピエッロさんに対し、チャン国家安全部長はまた違う部屋に案内しチャイナドレスコレクションをお披露目し、5/9攻撃がなかった次元の並行世界について話したりとじわりじわりと接触が増えています。

 

前任者のRTを呼んでもらったエリオットは、彼が相応の知識を持っていながら何故この単純な仕事を断ったのか、そしてボッコボコにされた顔面を不審に思いローンスターにバレないようメモ帳を開きモニターでの筆談を始めます。

何故この仕事をやめたのか、暴力を振るわれたのか、と聞くエリオットにRTは「このサイトの内容を本当に知らないのか?Torのサイトで完全招待制、アカウントを得るのは不可能、あとは自分で考えろ」と反応。

さらに聞き返したエリオットにRTはとあるサイトにログインできる一歩前の状態にして去って行きます。

エリオットがそのサイトにアクセスすると出てきたのは『ミッドランド・シティ匿名マーケット』という未成年の人身売買やロケットランチャーなどの武器、クスリに暗殺請負サービスといった完全に非合法で闇市のような悪質サイトが表示されたではありませんか。

レイが何故自分を選んだのか、彼はもしかするとサイトの内容を知らないのかもしれないと考えるエリオット。

優しく頼りがいのあるレイと、犯罪に手を染める危険なレイといった二面性が彼にあり、そのどちらの側面が強いのか…考えが止まらなくなりかけたその時、ミスター・ロボットが出てきて「それ以上考えるのはやめろ、見たものは忘れて前へ進め」と語りかけてきますが、感受性が豊かで正義感の強いエリオットは被害者の事も考え、「レイの悪のマーケットを見た今、何と言われようと俺は見過ごせない」と決意を固めるエリオット。

ただでさえFBIとの戦いの真っ最中なのにまた大きな難題を抱え込んでしまいました。

タクシーと地下鉄を乗り継いで尾行に用心しながらf・ソサエティが居る乗っ取ったスマートハウスに辿り着くアンジェラ。

エリオットは深夜屈強な男二人に無理やり連れ出され、ローンスターにRTのものであろう皮膚付きの血に塗れた髪の毛を見せられ「尻尾みたいな髪型のやつは信用するな」と言われます。

さらに車から出てきたレイからは「見たからだ」と一言放たれ、男達にボコボコにされてしまうエリオット。すぐバレてますやん。RTはまさかお亡くなりになられたのでしょうか…。

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▼次回、エピソード6

axxi.hatenablog.com

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