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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン2 8話ネタバレ感想

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2 バリューパック [DVD]

エピソード8『後継者』”eps2.6_succ3ss0r.p12”

あらすじ

f・ソサエティが動画を公開。ダーリーンは長年の望みに向けて行動を起こす。トレントンとモーブリーはあきれ気味。

ネタバレ感想

毎度ながらオープニングのタイトルの入り方が小洒落ていてグッと心を掴まれます。

トレントンとモーブリーの初対面で使用されているのが第1話のアイツのコーヒーチェーンの別店舗だったり、Wi-Fiが爆速だと噂の『14丁目の店舗』がチラッと話題に上がるのも時系列が分かりやすくて良いです。

そんな回想から随分と時が経ち、FBIのハッキングに成功したダーリーン達はさっそくベレンスタイン作戦に関する電話会議をハックし情報を得ると犯行声明同様の動画撮影に着手し始めました。

マスクと衣装をつけたダーリーンがカメラの前に立ちそれらしい台詞を並べるオフショットはなんだか間抜けにも見えますが、FBIが行なっている令状無しで300万人を監視・盗聴していると認める音声データを流し、FBIに真っ向から喧嘩を売る内容の動画をそのままアップロード。

しかしモーブリーは、FBIのハックで知り得た「容疑者は17人にまで絞れた、そのうちの1人は死んだ」という情報に不安が増し増しの様子。

そりゃそうですよね、世界規模の大犯罪を犯して仲間の一人は殺され、自分も容疑者に挙がっているかもしれないという現状で冷静に居られる方がおかしいのです。

自分はもう抜けたいと嘆くモーブリーと、ダーク・アーミーが黙っていないからやめておけと説得するシスコ。二人の押し問答が続く中、なんと乗っ取って拠点にしていたスマートハウスの家主でありE・コープの法務顧問を務めるスーザンが帰ってきてしまいました!静かなる鉢合わせです。

どうしようもなくスーザンを屋内のプールサイドに縛り上げておくも、完全に油断していたメンバー全員の顔が割れてしまっているからには彼女の処遇を巡り意見が割れるばかり。

トレントンがお手洗いに行きたいとごねられ結束バンドを放してやると、起死回生をかけて襲い掛かってくるスーザン。まさかトレントンが…と思いましたが意外と強かったトレントン(笑)

結束バンドを切った工具で殴ったのか頭から血を流し重傷の状態で意識を失ってしまったスーザンを見て、全員がその隙に口封じのためスーザンへのゆすりの材料を探してあらゆる箇所をハッキングしていきます。

ようやく見つけ出したのは、裁判長との不倫の証拠となるメール。スタンガンを手にスーザンの元へ口封じに行ったダーリーンは、彼女にもタバコを差し出し火をつけてやります。

突然父親の死がE・コープに揉み消された事を話し始めるダーリーンに、自分から身バレするような事言わんでも…と思いながら見ていましたが、ダーリーンがこの家を選んだのには理由があったようです。父の死の件でE・コープが無罪放免となった時、記者会見に映り込んでいたスーザンが一瞬笑ったのを4歳のダーリーンは見逃さなかったのだとか。ここまで私怨だったとは思いもやりませんでした。いや、まあそもそもの始まりが私怨からきているのは確かなんですけど、スーザンという個人をターゲットにした事もダーリーン個人の復讐のためで、そこにf・ソサエティという集団が絡んでいるバランスの悪さを感じます。

そしてダーリーンは個人的な復讐を果たすため、スーザンの胸元にスタンガンを突き立てました。弾みでプールに落ちたスーザンの身体はもう動く事もなく…。

仲間には「彼女が急にキレたから…脅しのつもりだったの、スタンガンだし」と真実を隠し、スーザンを殺してしまった事を話すダーリーンに、「彼女は心臓に持病があったんだ、主治医のメールが何通もあっただろ」と返すモーブリー。いよいよダーリーンが確信犯的に個人的な恨みを晴らし、それに最悪の形で巻き込まれたと気づき始めた面々からは呆れや怒りの表情が見て取れます。

モーブリーとトレントンを帰した後、シスコとイヌの火葬場に遺体を運び込み、彼女の身体を全消去したダーリーン。う〜ん、後味が悪い。

ついにモーブリーとトレントンにもFBIの手が迫り、モーブリーはディピエッロさんの取調べを受けています。いよいよチェックメイト寸前っぽい状況ですが、モーブリーに行き着いた理由がロメロの自宅にあった世界の終末パーティーのフライヤーにデカデカと書かれた『DJモーブリー出演』の文字からで、さらにDJモーブリーでアーカイブを調べると数年前に作られたDJモーブリーの唯一のファンサイトを立ち上げた張本人だったという微妙に予想外な感じでした。

本名であろう〈マーケシュ〉と呼ばれたモーブリーと〈DJモーブリー〉はどうやら別人で、実在のDJモーブリーにハマっていたマーケシュが知名度の低く珍しいお気に入りDJの名前をハッカー名に使っていたそうです。

「我々の狙いはウェリックよ、彼のDJに用はない 友達のことは悲劇よ、だけど今は私に情報を言うべきだわ関係者の名前とかパーティーに関することなら何でもいい」と聞くディピエッロさんにモーブリーはあっさり吐いてしまうかと思いきや「弁護士を呼んでくれ」と黙秘を決め込みました。

f・ソサエティのリーク情報で最悪の状況下にありながら独断で動き理由もなく12時間もモーブリーを拘束していたらしいディピエッロさんは上から厳しく咎められ解放するよう言い渡されます。

解放されたモーブリーは、すぐさまトレントンにメッセージを送るとスマホのデータを消去し、そのままスマホパッセンジャーの前カゴに忍び込ませその場を立ち去りました。

「逃げなきゃマズい、12時に初めて会った場所へ」とメッセージの届いたトレントンは、冒頭でも出ていたロンズコーヒーへ向かった訳ですが、2時間待っても一向に姿を現さないモーブリー。一体どこへ…。

 

全消去の後シスコの部屋で過ごしたダーリーンが目を覚ますと、シスコはシャワー中で、机の上には開いたままのパソコンが。

恐る恐るパソコンを確認すると、自分が眠っている様子が写された画像と「彼女は俺と一緒にいる 例のフェムトセルで突破口を手に入れた まもなく第二段階の開始だ」と中国語でやり取りされた形跡が。

シャワーから出てきたシスコがめちゃくちゃに破壊されたパソコンに声を荒げた瞬間、バットを振りかぶったダーリーン。いや〜な鈍い音が響きました。なんやかんやと今のところダーリーンが一番の危険人物じゃないですか。バイオレンスアタッカー過ぎる。

ゲーセンに落ちていた薬莢からダーリーンが銃を盗んだ相手の男も割れていましたし、ディピエッロさんは意外と早くダーリーンにも辿り着きそうです。

アンジェラがデートしていた黒人の男もディピエッロさんの差し金だった事には驚きました。めちゃくちゃマークされてますやん(笑)

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▼次回、エピソード9

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