海外ドラマ≫≫THIS IS US THIS IS US　36歳、これからシーズン1　7話ネタバレ感想

エピソード7『世界一の洗濯機』”The Best Washing Machine in the Whole World”

幼少期からギクシャクした関係が続くケヴィンとランダル。ある晩２人きりで食事をすることになり、感情をぶつけ合う。また、ウィリアムはベスに長年隠してきた秘密を漏らしてしまう。

思春期になった事でランダルとケヴィンの対抗意識からくる不仲は強まったみたいです。

根深く残るそのしこりはとうに成人を迎えた二人の間にも健在のようで、母と3人で過ごす夕食会に急遽レベッカが来れなくなり二人きりになってしまうと途端にギクシャクが止まりません。

キッチリとした職で成功を収めキャリアを積んだ頭の良いランダルと、華やかな世界に身を置き流行の最先端をいく国民的スターのケヴィンはお互いが真逆の存在すぎて自分にない部分がコンプレックスを刺激し、それと同時に尊敬の念があるのでしょう。

青年期のランダルは兄に何とか歩み寄ろうとするも、黒人で養子という家庭内ですらマイノリティな存在であるが故に母親から特別扱いされている、と弟を良く思わないケヴィンからは冷たくあしらわれるだけ。

スカウトマンまで来るような入れ込みようだったケヴィンの後を追うようにランダルもフットボールを始めたそうですが、校外戦で兄弟それぞれのチームが当たる事に。

ケヴィンはフットボールでも華型のポジションなのが彼らしいですね。

しかし、ケヴィンをタックルで止めに行くランダル。繰り返すうちに二人はもつれ込みプチ乱闘に。

結局ぶつかってしまうのは昔も今も大して変わっておらず、4年間も主役を務めたドラマ『シッター・マン』をランダルが全く見ていなかったと分かったケヴィンは食事を切り上げて席を立ち追いかけてきたランダルと売り言葉に買い言葉で取っ組み合いの騒ぎを起こします。

ただ、結果として本音をぶつけ合った二人は今回こそケヴィンの方から歩み寄る事でほんの少し距離を縮めたようです。

ウィリアムよ癌の傷みを柔らげようとマリファナ入りブラウニーを焼いたベス。

二人してハイになっていたところで気が緩んだウィリアムはうっかりレベッカと面識があった事を溢してしまいました。

ずっと息子を騙していたウィリアムに対してもレベッカに対しても衝撃を受けたベスはランダルに話すと意気込みますが、「母親との関係が崩れる」とウィリアムから制止をかけられます。

すぐにレベッカの留守電に怒りのメッセージを残せるベスはなんというか凄いですな。それだけランダルへの愛情の強さも感じさせますし、嫁姑の関係であそこまで強く言えるというのはお国柄なのでしょうか。

ランダルはこの事実を知ったらショックを受けさらに悩みが増えそうですがこのままベスに黙っておかせるのも可哀想です。

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▼次回、エピソード8

何かとサバイバル。