エピソード5『助け』”Helping”
あらすじ
生活技能のロールプレイでは、旧友とのやりとりなども練習し、ホームカミングを退所した後の生活に備える。
ネタバレ感想
冒頭で化粧っ気のなかったハイディがデパートでコスメを購入したシーンが映されておりましたが、彼女の心境の変化が大きく表れているように感じました。
出勤してきたハイディは、机上にあるペンや電話を取ろうとするもそれら全てが机にガッチリとくっついております。これ、最初ハイディの妄想だか何かで彼女にもおかしな影響が出始めているのかと勘違いしましたが、その前に受付嬢とニヤニヤしながら「90秒後に電話をかけて」と約束を取り付けていたウォルターと、その後のロールプレイングに飛び入り参加したハイディが仕返しとばかりに指名したウォルターを座らせた椅子に接着剤でくっつけたところを見るに、ウォルターからの悪戯だったのですね。かなりの信頼関係がないと出来ないような悪戯で済ませていいのか分からんレベルのしでかしですが、これがまかり通るのですからやはり二人の仲は急速に縮まっているようです。
ただし、以前にもウォルターの部屋から出てきたハイディを盗み見ていたスタッフ〈クレイグ〉は面白くなさそうな顔で、コリンにも報告の電話を入れます。
ハイディがウォルターの部屋を訪れてシュライアのハーモニカを渡していたと聞いたコリンは、ハイディに電話をかけ彼女の行動を叱責し、入所者を助けようとせずデータを取る事だけに専念しろと怒鳴りつけました。
現在ではトーマスは、目星をつけていたホームカミング入所者に接近します。
これがまさかのシュライアで、明らかに精神状態がよくないシュライアにウォルターとハイディの関係を聞き出そうとしましたが、現在の雇い主の目を極端に恐れたシュライアは肝心なところで口をつぐみ、代わりにトーマスに1枚の葉っぱを隠し持たせるのでした。
数年越しにハイディからの着信を受けたコリンもまた、現在ハイディがウェートレスをするダイナーにやってきます。
コリンはかなり焦っているようで、ハイディを黙らせにきたようですが、ハイディの記憶さえあればコリンやガイストグループを脅かす程の情報があるみたいですね。
いざダイナーに入ってみるとハイディは全く自分の事を意に介さず、記憶がないのだとホッとしたもののレジ横にあった名刺入れにトーマス・カラスコの名前を見つけたコリン。
トーマスがハイディに接触し彼女を利用して捜査を進めようとしているのだと気付き、受付助手にトーマスを調べ上げるよう命じました。
ウォルターの悪戯は更に続き、仲間と備品室に忍び込み何らかの罠を作ります。
いかにも獣の呻き声が聞こえ、しっかり罠にかかったであろう獲物はどうやらペリカンだったようで、ハイディが自室に戻ると荒れた室内と机の上になかなかのサイズなペリカンが。これは結構嫌なサプライズというか、普通に怖い。
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▼次回、エピソード6