エピソード8『チャック VS 真実』“Chuck Versus the Truth”
あらすじ
チャックは、バイ・モアにやって来たルーというすてきな女性に出会う。二人は、しだいに親しくなっていくが、仮にもサラと恋人同士のフリをしているチャックは複雑な気持ちだ。 (C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
ネタバレ感想
エリー達とサラを交えての食事会を緊張しながら終えたチャックは、店を出たところで見知らぬ男がもがき苦しみ倒れている現場に遭遇します。医者のエリーはさすがの瞬発力で彼を乗せた救急車に付き添いながら病院へ向かってしまったのですが、その男〈ホイットニー〉のIDを見たチャックのインターセクトが反応。核情報を持つ悪人と姉を引き合わせてしまったと焦り、偽りの生活が家族にまで影響を及ぼしていると気が気ではありません。
ようやく戻ってきたエリーからホイットニーは亡くなったと聞かされ、サラからは「恋人のフリにも限界があるのでいっそ寝ましょう」とクールに誘われ感情の爆発が追いつかなさそうです。
本部によればホイットニーにスパイではなく機密計画のプログラマーで、失踪時に国中の核施設にアクセス可能な機密データをチップで持ち出していたのだとか。悪用されれば大惨事な状況だけに、チャックに遺体安置所のホイットニーから死因を探れと命が下ります。
ホイットニーに毒を盛った男は警官になりすまし、エリーに接触。盗聴器と自白剤を含む毒を仕込まれたエリーが珍しく荒ぶってオーサムに文句をぶちまけ可愛い弟とその彼女に絡んでいくシーンは見ものでした(笑)
とは言え、毒は毒なのでエリーは昏睡状態に陥り病院へ運ばれます。自分のせいで姉を巻き込んでいるとなればチャックが黙っているはずもなく、エリーに仕掛けられた盗聴器を使って解毒剤を持つはずの敵を誘き寄せる作戦を強行突破。
サラとケイシーがうまく罠にハメるも、ホイットニーが死の淵でエリーが着ていたニットのポケットに忍び込ませていたチップを発見したチャックが乱入してきて毒瓶が割れた結果その場にいた全員が毒を吸う事に。
自白剤でなんやかんやと本音を喋ってしまう三人のやり取りが緩く笑えます。
犯人を追い詰め解毒剤を手にしたチャックですが、今しか本心が聞けないから、と解毒剤を飲む前にサラに「僕達は偽の関係だけどこの先発展する可能性はある?」と問いかけました。
サラの答えはノー。謝るサラとショックを隠し切れない様子のチャック。
翌日ホットドック店を訪れ、「死ぬかもしれないという段階になって走馬灯のように自分の頭を駆け巡ったのはやってない事リストだった」と話したチャックは、これからはそのリストを消化していくつもりだと宣言します。
サラに自分の想いを告げるのか、はたまたキスでもするのか、どことなくサラも期待を孕んだ表情を見せてくれましたが、誠実過ぎるが故に不器用大暴走なチャックから出た言葉は「別れよう」という一言でした。
この関係を続けるほどに周囲を欺き続ける事になるわけで、偽装の関係なのだから偽装の別れで終わらせればいいと考えたようです。
サラに別れを告げたチャックは、お互いに惹かれ合っていた携帯修理客〈ルー〉の営むデリに足を運びました。
『THE O.C.』でサマー役を演じていたレイチェル・ビルソンです。
その様子を遠くから切ない表情で見つめることしか出来ないサラ。
ケイシーから「自白剤で本音を話したか?」と問う電話がかかってきて「訓練のおかげで隠し通せたわ」と返していたことをチャックはまだ知りません。
最後に一つ、妻とモーガンの浮気を疑ったハリーが営業時間外のバイモアに突撃した事で、サラ・ケイシー・チャックが本部と秘密会議をしていた場に遭遇してしまいます。
国に仕えるスパイ活動に従事するためとケイシーの口車に乗せられ、オアフ島へ飛ばされる事となったのには笑いました。これでハリーともお別れです。
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