海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン1　9話ネタバレ感想

エピソード9『チャック VS サラミ』“Chuck Versus the Imported Hard Salami”

「別れる事は得策では無い」と諭されても自白剤の一件を根に持つチャックの全否定の仕方は完全に拗らせた男のそれです。

サラもこんな風にフラれるとは思ってもいなかった事でしょうに自分の感情は押し込めて任務を最優先させるあたりさすがはプロといったところ。ケイシーにチクチク「フラれた」と皮肉を言われたり新恋人ルーとチャックの進展を間近で見守るのも複雑な事でしょう。

さて、チャックに突然近づいて来る女なんて何か魂胆があるはずだと考える本部からはルーを洗うよう命令が下ります。「彼は充分魅力的です」というサラのフォローも寝言は寝て言えレベルでスルーされている悲しさ(笑)

ルーは確かに民間人っぽいのですが、彼女の店に立ち寄ったチャックは、店に貼られていた『クラブ・アリエス』で開催されるパーティーの招待状を目にした途端インターセクトが反応し始めました。

クラブのオーナーである〈スタブロス・デミトリオス〉はルーの元カレだそうで、嫉妬深くアブナイ男だとのこと。

スタブロス一族は中東と縁があり、運ばれて来る積荷の中身が兵器の可能性もあるというところから、恋人の元カレとなんて関わりたく無いと駄々を捏ねるチャックにパーティーへ潜入してホシに近付くよう指令が出ました。

VIPルームに運ばれるグラスの中に盗聴器を忍び込ませ、積荷の到着場所と時刻を抑えてお手柄かと思いきや、盗聴器の存在がバレておりNSAはしてやられる展開に。

ギターデザインのピンバッジを模した覚えやす過ぎる盗聴器が災いして、仕掛けたのがチャックだということもアッサリばれてしまいます。

今回のエピソードではサラの私情が入りまくりでことごとくチャックに対する過保護が発揮された結果、サラもろともチャックと捕まり拉致されてしまう事に。

緊急事態にも素直になれず言い争う二人はお似合いなんですよね(笑)

スタブロス一味に囲まれ拷問にかけられようとした瞬間、男達を見てチャックのインターセクトがフル稼働。

その混乱に乗じて駆け付けてきたケイシー率いる特殊部隊が現場を制圧します。

積荷は爆弾の可能性が高いとして、爆発を止めに向かったサラとチャック。もちろんそんな危険な場にチャックを置けるはずもなく今すぐ逃げろと脅しても、こちらも頑固さは一級品ですのでチャックがサラを置いて逃げられるはずがありません。

積荷をこじ上げれば大層なサイズの厳重な容器と、前面には残り1分を切っている状況のタイマーが作動しておりいかにもな時限爆弾が出てきました。

死を覚悟したサラは爆弾のカウントがゼロになる寸前に自らチャックにキス。チャックもそれに応えるように濃厚なキスをかまします。

カウントが0になってもそれはしばらく続き…まさかの爆発はせず生き延びてなんだか気まずい二人(笑)

それでもようやく二人が本心に従い、極限状況下でのサラの行動でチャックの中に自信が芽生え、良い関係になっていくのかと思いきや…肝心の積荷の中身がなんと死んだはずのブライスだったというとんでも展開です。

サラはもちろん死んだと思っていたはずの恋人を見て動揺しないはずがありません。今となってはブライスに対する憎悪はなく、むしろ自分の命を人知れず守ってくれた『良い奴』が恋のライバルではチャックも引っ込むしか無さそうですし一体どうなってしまうのか…。

別れ話を知り、早速サラを口説きに向かったレスターでしたが、こういう男の対処も熟知しているであろうサラのグイグイ具合に尻尾を巻いて逃げ出し早々にフラグは折られました、残念(笑)

そしてモーガンはアンナとくっつき奇天烈カップルの誕生です。チャックがルーと別れたと知るや否や店内放送でアンナに別れようと宣ってしまう、女よりもチャック最優先なモーガンは大丈夫か…と心配になりますが、ある意味それでこそチャックオタクのモーガンなのです。

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▼次回、エピソード10

何かとサバイバル。