海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン6　7話ネタバレ感想

第7話『メッセージの規律』“Message Discipline”

ケイリーに対する裁判の準備中にフィンはアリシアとピーターにとって壊滅的な影響を持つ証拠物を見付けてしまう。デヴィッド・ハイド・ピアース、ゲスト主演。

どんどん『あのケイリーが実は…』な方向で話が進んでいきさすがにまさか、という思いはチラッとよぎったものの槍玉に上がっているのがケイリーだからこそ平常心で見れる展開です。

相変わらず検事局側としてケイリーの事件を担当するフィンが聞き込みによる調査で行きついたのは、ケイリーが州検事代理時代に押収した2キロのコカインの証拠品を隠蔽した、それはつまりこのコカインにもちろん関わっていたビショップと裏で通じていたという驚愕の闇でした。

アリシアの心の友として、敵ながら州検事選挙に際しこの情報はかなり痛手になるぞと心配までしてくれるフィンですが、この件に関しては稀有に終わりましたな。

これを解決したのはもちろんカリンダ。30フィート以内、つまり10メートルすらケイリーに近付くことが許されない条件でとんだ内助の功ではありませんか。結婚してしまえ。

カリンダはケイリーに電話を繋ぎ、検事局に居た頃にもし本当にケイリーが規則を破ったのだとしたらそれは上司である州検事からそう指示されたからでしょう？とピーターの命令があった事を明かすよう迫ります。

忠誠心の強いケイリーには認められませんが、カリンダとダイアンはこの作戦で推し進めます。

結果的に事実とは異なり、鑑識ラボにいた女性がビショップを恐れて失踪したケイリーを嵌めた証人トレイのいとこだった事が発覚。

トレイ自身もクリスチャンの姉の訓えでケイリーに罪をなすりつけた事への罪悪感が大きく、刑事免責と保護との引き換えに証言をすると同意します。これらを突き止めたカリンダがフィンにこれを告げ、ケイリーの冤罪を知ったフィンはすぐにでもトレイを証人にしようとするもなんとカストロから許しが出ません。

ここに来てようやくカストロが正義のために麻薬王を追っている訳ではなく、自身の選挙戦で邪魔になるアリシアを追い詰めるためにケイリーを利用しているに過ぎないと気付いたフィンはその場で検事局を辞職してきたようです。

グッド・ワイフ内では珍しい程にあっぱれな正義漢ですな、フィンは。

今後は開業でもしようかとバーで項垂れるフィンに、新事務所で2フロアもあるオフィスを持て余していたアリシアが下のフロアを貸し出そうかとキャッキャしていたのでまだまだフィンとの繋がりは続きそうですね。良い縁なので変に男女の仲にこじれさせず、心の友として助け合っていって欲しいものです。

新たな対立候補者も卑怯で偽善的な嫌な奴っぽい事ですし…。

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▼次回、エピソード8

何かとサバイバル。