第21話『6年前の依頼人』“Don't Fail”
あらすじ
2009年の事件で殺人罪で告発された元のクライアントがアリシアに連絡し、その事件を再検討、弁護士を始めたごろの思い出が浮かんでくる。
ネタバレ感想
かつてアリシアが弁護して助けた依頼人〈ブレット・タトロ〉とひょんな事から連絡が繋がりストーリーが進んでいきます。
6年前にはアリシアの助けで殺人未遂容疑をかけられるも勝訴し無罪となっていたケースが、被害者の死亡に伴い、今度は殺人罪に問えるという事で4ヶ月前に第一級殺人で改めて起訴されたのだとか。
かつて助けてくれたアリシアに今回も弁護してくれるよう必死に頼むブレットですが、選挙スキャンダルから引きこもりがちになり人目を気にして仕事もままならないといった状態のアリシアは尻込みします。
それでも自信回復に繋げるようにフィンからの「失敗しなければいい」という強気なアドバイスも手伝って裁判を傍聴しにいけば、検事側のマタンから当時の証拠の穴を仄めかされむくむくと仕事欲が沸いてきます。その上、政治家として失脚した今の現状を夫も含めて皮肉たっぷりに挑発するような発言が出たとなれば黙っていられませんわな。
自宅の一室を簡易的な仕事部屋にするアリシアは、復活への第一歩感があって上がりました。
マタンの言う『穴』とは何なのか、過去を洗い直すという状況によって回想がメインとなって展開していけば、自ずとカリンダや他の同僚達との懐かしいやり取りや事務所の新人としてがむしゃらだった当時の自分が蘇ってきて今のアリシアには余計に滲みることでしょう。
裁判自体は、検事補時代に知り得た情報をこっそり流してくれたフィンのおかげで再度の無罪を勝ち取る事ができたようです。
「仕事をしてると幸せそう」と母の働きぶりを見てホッとした様子のグレースに「信じる案件だけを受ける自分の事務所を立ち上げたい」と湧き出てきた想いを告げると、仕事のスペースにうってつけの空き部屋がある事にも気付き急遽ザックの部屋を拠点とした駆け出しの新事務所が出来上がりました。
正義を重んじるフィンを引き抜きに相談していましたし、弁護士アリシアとしての新たな章がスタートしそうです。
結局ロックハート&アゴス・リーの看板にフロリックは戻らないのですね。この決断を応援してくれはするのでしょうが、とにかく良い奴でカリンダの不在に傷心なケイリーとまた共に働く日が来ても良かったのでは、なんて思ったり思わなかったり。これからも良い関係では居て貰いたいものです。
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