海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン3　13話ネタバレ感想

エピソード13『チャックＶＳ復讐』“Chuck Versus the Other Guy”

ショウの妻が殺された時の映像が発見され、そこにはサラの姿が映っていた。ショウがサラに復讐するつもりだと思ったチャックは、仲間とともに彼を捕まえ、サラを助けようとする。

サラの身が危険だと焦るチャックはケイシーに懇願して〈カーネル大佐〉の連絡先をゲット。

サラ・ウォーカー奪還のために航空隊や特殊部隊、更には戦車まで率いて仰々しく突入しますが、ショウの方にサラを殺す気はなく、「君はリングに利用されたんだ、仕方ない」と肩を抱き寄せ慰める始末。

呆気にとられたチャックが自分の早とちりを悟ると同時に、他の男の胸を借りる愛する女性を前に空回りを曝け出す結果となり、羞恥にも似た感情を覚えている様子が切ないったらない。

その上独断で莫大な血税を使い総攻撃を仕掛けた事に関して責められ、「ローマ行きは無しよ」と本物のスパイとしてのとどめを刺されているチャックを庇い「彼は仲間を助けようとしただけの本物のスパイです、このチームは続行を」と准将に申し出た恋敵には叶いそうもありません。

妻に直接手を下した自分にさえ「リングを倒すという同じ目標を持ったチームだ」なんて男らしく言われてしまえばサラも同意するしかなく、これで本格的にチャックとの駆け落ちも無くなってしまいました。

酒を煽り落ち込むチャックはモーガンの制止も聞かずにやさぐれ続けていますが、そこに訪ねて来たサラに「一度しか聞かない、僕を愛してる？」と問い掛けます。

答えに詰まったサラを見て何とか誤魔化そうとするチャックでしたが、サラの答えはイエス。ずっと愛していたこと、ケイシーに真相を聞いたことを伝え「あなたは変わっていなかった、わたしのチャックよ」と笑顔を見せました。

二人はキスを交わし、ようやくお互いの気持ちを素直に認め合う事ができ万々歳な訳ですが、それはそれこれはこれ、で早々に仕事モードに切り替わります。

リングの施設に乗り込みサイファ奪取に成功しますが、どうやらショウはリングの幹部と繋がっており、寝返ったのかはたまたそれが嘘なのか。一体何重スパイなんだ？という感じです。

ショウを仲間として信じ込んでいたチャックですが、ショウの華麗な格闘術を見せようとコッソリ監視カメラ映像を持って帰って来ており、それを見たモーガンはすぐに蹴りやパンチが入っていない事を見抜きます。さすが香港映画を全て見ている男(笑)

これを准将に伝えようとするも、もはやサラに対して過保護なあまり狼少年のように見られているチャックが無断で民間人のモーガンをキャッスルに入れた事に憤慨され、話も聞いてもらえないまま拒否されます。

しかしサラの身が危険であればこんな事で諦めないのがチャックなのです。「CIAの手は借りれずとも二人でなんとかサラを助けたい」とモーガンに協力を頼めば、モーガンは「いや、二人じゃないぞ」とうってつけの人材が居ることを思い出し、今度はケイシーの説得に。

「俺は民間人だ」と頑ななケイシーですが、ケイシーの扱いは意外と反発し合う存在のモーガンの方が得意なようで、挑発的な煽りでイチコロです。

大好きな銃柄のマグカップを愛用しているあたりも人間味と可愛げがありますしね(笑)

10年前のショウのデータを見たところで「サラ救出には何の役にも立たないよ！」と弱気に取り乱すチャックでしたが、そういえば元々はインターセクト云々の前に頭脳明晰なのを忘れかけていました。発破をかけるケイシーにやはり本物のチームを感じます。

その頃サラは、イブリンを殺害したレッド・テストの現場に連れて来られており、薬を盛られて危険な状態に。

あのレッド・テストの真相は、イブリンがリングに寝返ったと思い込んだ長官グラハムの命令で、その実行役がサラに任されたのだとか。

「自分と同じ苦しみを連中に味合わせたい、それが君を殺す理由だ」と話すショウ。

薬で身動きを取ることすらかなわないサラとショウの背後には、資料から居場所を読み解き駆け付けて来たチャックの姿が。

近くでは銃声が鳴り響き、リング幹部拘束を担当するケイシーが大暴れしているようですが、チャックにはやはり引き金を引くことが出来ません。

格闘戦になりカンフーをフラッシュしてもショウに敵わずサラを連れて行かれてしまいます。

橋の上に居る二人に追い付いたチャックはショウを説得しようと試みますが、今にもサラが川に突き落とされようとした時、ついにその引き金を引きます。ショウは橋から転落し、サラを道連れにしようと腕を掴むもすんでのところでチャックが駆け寄りサラの身体を支え助けました。

ケイシーは捕らえたリングの長官と引き換えに以前と同じ階級での復職、さらにはモーガンをバトウスキー計画の一員としてスパイに引き入れる事を条件に出します(笑)モーガンをスパイにするだなんて一番嫌がりそうに見えて、なんだかんだで義理堅いというか話が通じる男なのがケイシーの良さです。

まさかのモーガンが正式なスパイとして大抜擢。お騒がせは続きそうですが、オタクならではの着眼点で良い動きを見せてくれそうで楽しみです。

サラを守るためとはいえ、結局人を殺してしまったチャック。しかしこればかりはサラも分かってくれたようで、自分の救出に来てくれたこと、自分のために手を汚したことを知れば感情が昂り、また心が離れるなんて展開がなくてホッとしました。

余韻もそこそこに新たな任務があると呼び戻される二人ですが、准将の連絡も無視して二人だけの時間を過ごせたようです。

ようやく二人が正式にくっつき、ケイシーは戻ってくる上にモーガンも参入で明るいムードが帰ってくるかと思うと楽しみで仕方ありません。

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▼次回、エピソード14

何かとサバイバル。