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海外ドラマ≫≫THIS IS US THIS IS US 36歳、これから シーズン2 14話ネタバレ感想

This Is Us - Season 2

エピソード14『スーパーボウルの日』”Super Bowl Sunday”

あらすじ

父の命日を思い思いに過ごす子供たち。ケイトは例年のように父と自分が写ったビデオを見る。ランダルは娘たちの友達を呼んでスーパーボウルの観戦パーティを催すが、テスだけはなぜか暗い様子。一方、ジャックが目覚めると家が炎に包まれていた。家族を無事に避難させようと必死になるジャックだが…。

ネタバレ感想

ここに来て初めてジャックの死の真相が明かされる事になり、ひっそりと亡くなったかと思われたジャックでしたが、実は火事にいち早く気付き家で寝ている家族を集めて脱出させ、ケイトの愛犬まで助け出し奇跡の生還を遂げるというまさかの焼死すら大掛かりなミスリードとなっていて驚きを禁じ得ません。

ケイトが自分のせいで父親が亡くなったと話していた事からも、炎を怖がり部屋から出られなくなるシーンや、無事脱出してからもルイの鳴き声に必死に呼びかけるシーンがそれらしく映りジャックは絶対にここで亡くなってしまうのだと思ったところにまさかの犬と大切な思い出の品まで抱えて出てくる超人ぶり。

これがジャックの急死が前提に描かれていないドラマや映画なら納得なのですが、どのみちジャックの死という一大イベントが待ち受けているかと思うとここでの生還を素直に喜べず、じょあ一体この後どんな最期を迎えたのか…と気が重い事には変わりありません。

救急病院に行き火傷の治療を一通り済ませると、意識はあるし軽口まで叩く元気のあったジャックですが、レベッカが子供を預けているミゲルの家に電話し自販機でチョコバーを買っているほんの少しの間目を離した隙に煙の吸引による合併症で心臓発作を起こしそのまま帰らぬ人となったのです。

分かっていたとはいえ辛過ぎる死です。上げて落とされる落胆もさる事ながら、やはりジャックという一人の素晴らしい人間の死は惜し過ぎる。

完璧超人のような夫であり父親を失うという遺された家族の気持ちは本当に計り知れません。

 

なんやかんやとお祭り好きでイベント時には自分で手の込んだ料理をノリノリで楽しんでいる姿が好印象なランダル。ある意味ジャックの血を感じさせます。

父の命日となってしまったスーパーボウルの日への姿勢も「姉は浸り兄は避けるが、父さんが好きだった日だ、俺はお祝いするよ」という向き合い方で素晴らしい。

それでも悲しみは抱え切れないほど大きいものがそれぞれにあるんですよね。

今年はどん底のケヴィンもようやく避けてきた父と向き合い、ケイトもトビーとの出会いで大きく救われこれまでとは多少違った『父の命日』を過ごしたビッグ・スリー

 

このドラマの脚本の巧さには本当に騙されっぱなしです。

ランダルは男の子を欲しがっていましたし、チョコチョコと出てきていた里親を探していた少年が家に来るのかと思わされていましたが、なんとこの子に寄り添い話を聞いていた里親捜しの担当者こそが、親の背中を見て育ったランダルの愛娘テスだったのです。

そしてランダルの家には何らかの事情で戻ってきたデジャの姿が。何か辛い事があっての出戻りだとは思うのですが、ほんのり嬉しいサプライズでした。

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▼次回、エピソード15

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