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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン1 5話ネタバレ感想

Call the Midwife - Series 1 [Import anglais] 

第5話

あらすじ

突然かかってきた1本の電話。それは過去の恋人ジェラルドからだった。「彼は私の全てだった」...。封印していたジェニーの心はかき乱され、ピーターからの想いを拒絶してしまう。

ネタバレ感想

修道院に掃除婦として勤める〈ペギー〉には病院嫌いな兄の〈フランク〉がいるのですが、そのフランクに膵臓がんが見つかりました。

施設や病院を拒むフランクのために自宅療養がなされますが、たまたま覗いたベッドルームを見て、兄妹の二人が同じベッドで寝ている事を察してしまったジェニー。この時代かつ神に仕える修道女という視点から見れば近親愛だなんて御法度では…と思いましたがジェニーから報告を受けたシスター・ジュリエンヌは全てを知っていた様子。

そしてジュリエンヌだけでなく、シスター・エヴァンジェリーナも同じく彼らの生い立ちを知っており、経験者は『死より酷い魂を奪う場所』だと語る救貧院の話を聞かせます。

フランクとペギーの二人も幼い頃に両親を亡くし救貧院に入れられ、7歳のフランクは妹を守ると誓った矢先に救貧院で引き裂かれ、それでも諦めず妹を探し続け数年後に再会してから二人はずっと一緒なのだとか。

宣告を受けたペギーは「治ると信じているのに希望が無くなるから」とフランクには秘密にする事を決め、自身の最期を悟ったフランクもまた「まだ二人の時間を楽しみたいし彼女に二人だけの小さな幸せを長く感じさせたい」と言ってペギーに自分が近い将来死ぬであろう事を黙っていて欲しいと頼みます。

お互いがお互いの事を誰より考え支え合う、彼らのこれまでの人生が垣間見えてくるようでした。

生命の始まりもあれば終わりもある。当たり前のことなのでしょうが、やはり生死が関わると厳かな気持ちにさせられます。

自身は死の淵にありながらも最期まで妹を心配し、クロスワードにのせた「いつまでも見守っている」というメッセージのなんと粋なこと。

フランクが息を引き取り、葬儀は次の日にして欲しいというペギーの頼みで最後の二人きりの時間を持たせたジェニー。

しかし、翌日シスター・ジュリエンヌとジェニーが彼らの家を訪れると、亡き兄に寄り添うように同じベッドで横たわるペギーの姿が。

ペギーがモルヒネを使って彼の後を追った事で自責の念に駆られるジェニーでしたが、ここまでお互いが居なければ生きていけないという重く変わらぬ愛を知ってしまうと何が正しいかだなんて分からなくなります。

今回の件についても、悲劇には違いないものの、身寄りもなく愛し合う二人にとってはこれが最善の道でなるべくしてこうなったのかもな…という感情が生まれました。

大恋愛の末に失ったらしいかつての恋人〈ジェラルド〉から突然電話がかかってきた上に、生も死も共にしてしまう程の愛情の深さを垣間見た事で、進みつつあったジミーとの関係の更なる進展を拒んでしまうジェニー。

ジミーが良い奴そうなだけにこれは何となく後味の悪い終わり方でした。

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