何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン2 8話ネタバレ感想

Call the Midwife - Series 2 DVD

第8話

あらすじ

待望のX線検診車がポプラーにやってきた。行き掛かり上、検査を受けたベルナダッドだったが胸に心配な影が見つかってしまう。精密検査に向かう彼女にターナー医師は静かに付き添う。

ネタバレ感想

ポプラーで血の混じった咳が出る病が立て続けにおこり、結核の疑いがあるとしてターナー医師は緊急にX線検診車を要請します。

当時の最先端なのでしょうが、こんな時代からX線搭載の検診車があったなんて歴史の古さと基本的構造の変わらなさに驚きです。学生時代には健康診断でお世話になりました。

貧民街へ数少ないX線検診車を派遣する事を渋られるも、伝染病の拡大を何としても防ごうとするターナー医師とシスター・ベルナデッドによる熱い説得で何とか要請が通ったみたいです。この二人、前話からなんだか良い雰囲気で…ベルナデッドの片想いかと思いきやむしろターナー医師の方がその気があるのにベルナデッドは神に仕える尼僧として気持ちを抑え込もうとしております。

ナース達の手で盛大に告知がなされた甲斐あり、X線車が来る当日には大勢の人が詰めかけて検査にやって来ました。

列の中で自分の番が来ても「入りたくない」とゴネる子供を見かねて、シスター・ベルナデッドが自分も入るからと納得させ、先にレントゲン写真を撮ってみせます。

が、この時撮影された写真でシスター・ベルナデッドの肺に9〜10個の小さな腫瘍が見つかる事に…。

ターナー医師はベルナデッドに状況を知らせ、精密検査が必要になるから取り急ぎ自分に検査させてくれ、と伝えます。

重大な病に侵されているかもという緊張感と、密かに想っている相手から診察という形で肌に触れられる緊張感の重ね技でこちらまで息が苦しくなりそうです。

診察の結果「異音あり」との事で、翌日の精密検査へはターナー医師自らが送って行くと申し出ました。

 

タイプの仕事をする〈ジュリア〉は、『マスターズパブ』を営む父〈マスターソン〉が病に倒れたとの報せを受けて父の元に帰りますが、どうやらこの父娘には確執があるらしく、実家に帰ったのも6年ぶりだそう。

妻と5人の息子、そして末っ子のエリザベスを次々と亡くしたマスターソンさんは唯一生き残った娘ジュリアと二人暮らしだったものの、ある日突然ジュリアが家を出たという過去があるらしく…。

ジュリアは父親の居ない子を妊娠中なのですが、解雇を恐れてその事実をひた隠しにし、8ヶ月のお腹をバレないように締め付け、押さえ付けているのを、マスターソンさんの世話をしにきていたジェニーが目敏く見抜きます。

親子の中はかなり悪い上にどちらも頑固で、ジェニーが叱り飛ばすほど。

それでも娘の妊娠が分かっていた父親は、帰って来いと彼女を受け入れ、マタニティーワンピースを着て颯爽と辞表を提出したジュリアはいつになく生き生きと輝いておりました。

父娘の蟠りが解けた矢先に父親は危険な状態に陥り、同時にジュリアには陣痛が始まります。

シスター・ジュリエンヌを応援に呼んだジェニーが難なく赤ん坊を取り上げ、かなりの安産をサラッと済ませたジュリアはまだ息のある父親に孫を抱かせる事が出来ました。

すれ違いではあるとのの、最後に最愛の娘と再会し、孫を抱く事も叶ったのは大きな救いだったように思います。最後の力を振り絞り孫に声をかけたマスターソンさんがそのままジュリアを見て目を見開きながらこの世を去って行ったのはかなり印象的でした。

この世に産まれてくる者もいれば、この世を去る者もいる、という自然の摂理が共存する瞬間がなんだかんだと一番響くものがあるのです。

Call the Midwife [ Jennifer Worth ]

来て!助産婦さん

来て!助産婦さん

Call the Midwife Series 1-5 Complete [Import anglais]

Call the Midwife Series 1-5 Complete [Import anglais]

  • 発売日: 2016/03/14
  • メディア: DVD

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード9

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー