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海外ドラマ≫≫ウォーキング・デッドシーズン10 15話ネタバレ感想

復讐の足音

第15話 復讐の足音(The Tower

あらすじ

ステファニーとの会合に向かったユージーンたちは一風変わった女性と遭遇する。彼女は自分をプリンセスと呼んでくれと言い、移動手段になる大量の車両があると誘導する。

ネタバレ感想

いかにもアメコミに登場しそうな風貌の、ウォーカーデコレーションを施した張本人〈ジュアニータ〉こと“プリンセス”がウォーカー相手に腕前を見せようとマシンガンをぶっ放したおかげで連れて来たが怯えて逃げ出してしまいました。

一年以上一人ぼっちだったらしく、生身の人間とのコミュニケーションに飢えているプリンセスは協力を申し出ますがユミコは得体の知れない彼女に否定的

今回の遠征では一貫して和平的なエゼキエルをユージーンも支持した事で、彼女が「山ほどある」と言う馬に代わる移動手段を求めて車庫へと案内してもらう事になりました。

 

いくらアルファ殺しの功績の下にダリルが連れ帰ったとは言え、ニーガンが普通に生活していて、確実に住人達からあったであろう反発や押し問答シーンはすっ飛ばすんかーーいと驚愕しております。

その代わり?にやたらとリディアやジュディスの様子をチラチラと伺い気にしているニーガンの姿は画面の端に。

さすがに「母親の死を悼み別れを告げないと心が蝕まれる」というのはどの口が言うとんねん、と思いましたが。自分で彼女の母親を殺しておいて母親を殺された娘を誰より気にかけるとはこれ以上ないダブスタです。

ジュディスはダリルに着いて森の中で追跡の仕方を学びますが、アルファが殺された事で気が触れたベータにはついて行けず脱退したと話すウィスパラーズの女性に躊躇無くボウガンを放ち殺して放置するダリルに対し、後ろ髪を引かれるかのように振り返るジュディス。

こんな世界で幼いながらも培ってきた倫理観の琴線に触れたのかと思いましたが、父を失い母まで帰ってくる保証のない旅に送り出した自分と重ね合わせていたようです。

ダリルにはミショーンの旅の目的を濁すジュディス。涙を流すシーンはなかなかに堂の入った子役でした。

 

これまで以上の群れを引き連れアレクサンドリアに進撃してきたベータ。ウォーカーで町中が溢れ返っている状況ですが、住人は皆避難した後のようで空振りに終わっています。

アルデンとアーロンはまさかこの悲惨な場所に取り残されたのかとギョッとしましたが、どうやら敵を罠に掛けるための策が講じられているようで、作戦を円滑に遂行するために派遣された偵察兼伝達部隊だったようです。

せっかく群れが計画通り海へと向かったのを確認したのだからそこで撤退しておけばいいものを、見つかってしまえば確実に勝ち目のない二人きりでどうして森の中まであんな至近距離で追跡するのか。

案の定ウィスパラーズに囲まれてしまいましたが、これはさすがに無鉄砲過ぎるし、町の未来を担っているのであれば計画がどうあれ臨機応変にしっかり立ち回って欲しいものです。

 

はしゃぐプリンセスに連れられて気付けば地雷原を彷徨いながらも、彼女の孤独を目の当たりにし、しっかりと目的の『車庫』には辿り着いて話が嘘ではなかった事を確認した事でユミコはプリンセスを許して付いてくるかと誘います。一緒に来てもいいと言われプリンセスはもちろん大はしゃぎ。

車庫と言っても車があるわけでもなく、自転車が山積みになった倉庫だった訳ですが、徒歩よりは遥かにマシだし車両に変わりはありません。

さぁ、次回でシーズンラスト。ウォーカー云々ならまだウィルス変異とか科学的根拠を見出せそうなSFですが、死んだアルファの声に導かれるという突然のパラノーマル展開を経て対ベータ線もここらが正念場のようです。

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▼次回、エピソード16

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